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ファミコンがすごく怖いという話(4)

どうもこんにちわ。
ヲナカヘルコです。

さて、今回は私のトラウマファミコンホラーゲーム第三位について書きます。

しかし困った事に私の中でほぼ同率のものが2つありまして。長くなるとは思うんですが書かせてもらいます。

困ってても書いちゃうんですけども。

読んでて困っちゃったらすいません。
ではいきましょう。


第三位①…マニアックマンション(ジャレコ)

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https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%8B%E3%82%A2%E3%83%83%E3%82%AF%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3


元々はアメリカで開発され、1988年に日本でファミコンに移植されたちょっと異色なゲーム。
なんと製作はルーカスフィルム。スターウォーズを作った会社。
だからか表現で色々?な部分はあるけど面白いから良し。

さて、このゲームの怖い部分は前回のポートピア連続殺人事件とは打って変わって、 登場人物のほぼ全員が

笑顔

を浮かべているところである。


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無表情ではなく、ただ同じような笑顔を浮かべているというのはなかなか奇妙なものだ。カルトな雰囲気になる。
ストーリーが微笑ましいものなら気にならないだろうが、なかなか気持ちが悪いあらすじから始まり、気持ち悪い展開をし、まぁ何とか納得出来なくもない終わり方をする。


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恋人が変なやつにさらわれて...っていうのはよくある話だが、何か唐突に宇宙規模の話になるので「これがホラー?」と思う人もいるだろうし、実際ネットではバカゲーとして紹介されていたりもする。
しかし、正直あらすじはこのゲームでは重要ではない。

やれる事が多すぎる。だからアホな選択肢から生理的に気分が悪くなることまで出来てしまうし、そうすることが先に進むために必要だったりする。

そしてやたら死ぬ。理不尽な死に方がめちゃくちゃ多い。
攻略を見ない限り、連れていく仲間はだいたい死ぬ。
それなのにみんな笑っているのだ。
誰かが死んだり、キッツい目にあっても「DA☆YO☆NE」みたいに笑っている。
墓がポツンと立つだけ。
なので最初から怖いわけではなく、このゲームの中での「存在の軽さ」を感じてからが本番なのだ。

当時珍しいくらい選択肢が多く、しかも基本がトライ&エラーなのでだんだんだんだん誰かが死ぬしかない展開にもなる。
プレイ後の爽快感はほぼ無いと言っていいだろう。


そしてもう1つの第三位です。

第三位②…さんまの名探偵

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https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%95%E3%82%93%E3%81%BE%E3%81%AE%E5%90%8D%E6%8E%A2%E5%81%B5


こちらもバカゲーとしてたまに紹介される。
実在する(した)吉本芸人達が登場し、明石家さんま氏が探偵となってプレイヤーと共に殺人事件を解決していく。

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あらすじを読んでも、このプレイ画像を見ても「怖い?」と思う人が圧倒的に多いだろう。

このゲームの一番恐ろしい部分は、実はゲームを始める前なのだ。


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ソフトを起動し、コントローラーに触らずに放置しているとさんま氏が呼び掛けてきたりするのだが…


さらに放置すると、事件の前日譚のようなものが流れる。



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このムービーが本当によく出来ており、笑いの要素が一切ない。

パッケージや明石家さんま氏、吉本の「お笑い」のイメージで購入したユーザーはさぞ困惑するだろう。

そして事件や進展があった時のSEとBGMがやたら怖い仕上がりになっている。

筆者はいまだに聞くと不安になる。

そしてグラフィックやキャラが可愛いことが、幸か不幸かより一層不気味さを際立てているのだ。


あとはミニゲームが豊富なのだが、こちらもコミカルな作りなのに何故か妙に焦りを感じることになるので、変に息苦しさを感じることが多い。

特に話が進んでいくにつれ全く笑えない要素となる。



今回は2本紹介したが、この二つもいまだに実況動画に手が伸ばしにくいことを追記しておく。

次回最終回。




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