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同居のギャップ~嫁か妻か~(2)

こんにちわ。
さて、前回は筆者である私の環境よりも問題が多く、読んでても共感出来ないor正直ムカつく人もいると思いますよ~というところで終わりました。

では、それについて続きを書いていきます。


よく聞くアドバイスとして「自分が変わっちゃったほうがいい」というのがあります。


いやいやなんで私がそんな面倒なことしないといけないんだよ。


そう思うのは全くおかしくないです。

「相手に原因があるのに、何で私が手間取らされるんだよ!」ってなるのは当然です。

しかし考え方を変えた経験者として言わせていただきますと

たぶん問題解決に関しては一番の近道です。

想像していたより面倒ではなかったし、ストレスも劇的に減ったので今日はそれらの方法とかについて書かせてください。



まず「何に一番納得できずにいるのか」を分別するのをオススメします。

おそらく「自分の中の普通」と照らし合わせると許せなかったり理解出来ない事があるのではないでしょうか。
まず相手に譲る必要は全く無いんですが、それに関しては

「お互い様」

です。

ここはお互い譲れないよなぁ、と開き直ってしまうのが1番楽です。

しかしムカつきますよね。
でもスルー出来てる時も多少あると思うんです。
目につく時と目につかない時があるというか。

じゃあ、苛立ったりムカついてしまうのは何故か?
で、ここで全てを相手の責任にしてしまうと問題は片付かないし長引く事が確定してしまうんですよ。
なのでここもガンガン切り分けてみましょう。

私が姑の事で特にイライラする時は「睡眠不足」だったり「精神的に余裕がない時」です。あとお腹すいてる時。


総じて「余裕が持てない時」です。


余裕っていうのは精神的にも物理的にもバランスが難しいですが、ある程度自分の気持ちに客観的になると把握出来るようになればそんなに難しくないはずです。
例えば私の場合ですが、お腹がいっぱいで、家事とかもたまってなくて気分がいい時は「とりあえず今日はいいや」と流せる確率が大幅アップするんですよね。

あとは

相手にどうしても情が持てない。


優しくなれない。
これはもう「仕方がない」んですよ。
あ、でも「仕方ないから我慢する」じゃないです。

逆です。

「この人は○○だから」と決めてかかってOKです。

ただし、感情論は完全に封殺して「事実だけで捉える事」が大前提です。

例を出すとしたら

A「この人いつも食べたもの片付けしないし出来ないんだな」
B「この人いつも片付けすらしない!普通やるだろ!」

これだとBがめちゃくちゃ感情的なんですが、相手が「やらない事」や「こちらが嫌だと思うことをしてくる」という『事実』を認めるだけでいいんですよね。

相手の名誉は相手が挽回すべきなので。いい大人なんですから。

ただそこまで考えて気遣い出来る事は、本当に素晴らしい事だと覚えておいてくださいね。

だって事実ですから、相手も否定出来ないんですよ。
だから言いふらそうが指摘しようが全く問題ないんです。
言われたくなければ、改善すればいいんですから。

ここまでの文章で混乱してる方いるかもしれないんですが

例えば

嫁「うちの姑、何回言ってもゴミ分別してくれなくて困ってるんです」
他人「あら、それぐらいやってあげれば?」


みたいに「お前(自分)がやれば?」って結末を流れを想像してる方だったりしますかね。
自分でも結論出すのも含めて。

そうじゃなくてね。


嫁「え、それって姑が分別出来ない人として扱えってことですか?」


って返していいんですよ。

でも他人や外野に言われる事でイライラするぐらいなら、このイライラに責任もってくれるの?と確認しちゃった方がいいです。
基本、他人って無責任な「普通」しか言ってきませんから。

だいたい相手は「いやそうじゃないけど」と慌てますし、何より「この人の家の話には関わらないようにしよう」といい感じ~に避けてくれるようになります。


別パターンとして「あらそれは困ったわねぇ~」となる人は、「あそこのお嫁さん、姑のゴミ捨てについて悩んでるみたいよ」とこちらもい~い感じにまわりに漏らしてくれます。
それが姑の耳に入っても、事実だし言われたくなければやればいいだけなんですよ。
ついでに「姑が悪く言われないように悩んでた」というのも結果的に事実になります。


これらは別にそのままウザイ連中のあしらい方として使っていただいても構わないんですが、こうすることで嫁(私)は

「この家を害する存在ではない」

という「自己主張」が出来るんですよね。

なので自分を守ることになるんですよ。




私の根本的な考え方としては

「自分を大切に出来ない事は万人にとって損」

なんですが、巡りめぐって自分が幸せで余裕ができれば周りに向けられるようになるってのは意外にも真実なんですよね。
だからまず自分のアイデンティティを持つ。守る。
ここから始めるのがオススメです。

長くなってしまったので続きます。

次で終わる予定です。


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