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IB生の日常 ~テスト編~

時は2023年5月末。我々に決戦の時が来た!

テスト内容

ということで最初の内容は第一回IB生の中間テストなるものです。
科目はそれぞれ選択科目によって変わりますが、大体5-6教科です。
- 数学 (AA/AI)
- 物理 / 生物 (ESS選択の人は無し)
- 化学 (美術と音楽選択の人はテスト無し)
- 国語
- 英語 
- 地理 / 歴史 / ESS
というような雰囲気です。
科目内容としては普通の高校だったりと変わりませんね。唯一ESSという科目は普通と違います。またテストなのでIBでも普通に机の前に座って1教科平均2時間ほどのテストを受けます。

ESS

ESSという科目は環境学に近い科目です。地理や経済、政治的な観点から生態系や資源、汚染問題などの社会問題などを学ぶ科目です。

数学AAと数学AI

また数学にAIとAAという2種類あるのも少し違いますね。すごく雰囲気だけ伝えるとAAは理系の人が主に取るやつ。AIは文系の人が主に取るやつみたいな感じです。
*AAはAnalysis & approaches、AIはApplications and Interpretation
→直訳:AAは分析とアプローチ、AIは応用と解釈

少し分かりやすくなるかもなので以下に科目選択の表を入れました。

科目選択表

それぞれのBandから1教科づつ選ぶ必要があります。その選択によってテストの科目数が多少変動したりします。

テストの形式

IBのテストでは自分たちの代(2025年卒業)では Paper 1、paper2、そして Paper 3という種類のテストがあります。次の代からはPaper 3はなくなります。*今回の中間ではPaper1とPaper2のテストしか出ませんでした。

Paper 1 

- 問題数は20問程
国語などの教科の場合は見たことのないテキストに対しての分析をします。
数学などの教科の場合は計算機を使えない問題です。(理科系は選択肢)

Paper2

国語などの教科の場合は比較分析のエッセイの記述問題です。
数学や理科は計算機を使う問題です。
Paper 1 よりも文章問題っぽいイメージです。

Paper3

化学では実験などに関する問題が出されます。

感想・思った事

今回テストを受けて思ったこと・感想

回答つくる難しさ

IBのテストはマークシート、グラフの問題以外すべて黒か青のボールペンで回答しなければなりません。そのため英語や国語のエッセイ、文章を書く問題などでは構成をしっかり練ってから書かないと解答用紙が汚くなってしまったり、場合によっては数文を書き直すこともありました。導出や文章を書く時はよく考えてから、構成をよく立てて全体の文章の流れを掴んでから書く、というのに今回は慣れてなかったなと感じました。

テスト制限時間

Chemistry(化学)のPaper 1では四択問題一問につき約1分30秒の時間が割り振られていて20問の合計30分が解答時間として設けられていましたが…

これがきつい!

四択問題と言えど初見の問題を1分30秒といった短い時間で解くのは厳しいところがありました。更にGDC(関数電卓)の使用は今回認められておらず、細かい数字の計算が出てきた時には軽い絶望感に襲われました。

暗記だけで乗り越えられるテストじゃない!

理系科目はただの計算ではなく全体的に応用する、文章問題でただ計算するだけではありませんでした。一つ例を挙げるなら、数学の指数関数の問題で複利、インフレーションなど現実世界に絡めた問題があり、そこが面白さでもあり難しさでもあると感じた!

以上はじめてのIBの中間試験レビューでした!
ためになったら嬉しいです。



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