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デジレバ Data Hackathon を開催しました!

DX事業本部では、2020年からデータチームを発足。2021年12月にはデータチームとして、「コボット」から生まれた様々なデータを収集する仕組みづくりや、分析に特化した専門部門が立ち上がりました。部署の垣根を越えた、データ業務のサポートがミッションです。

今回は、データチームが、2021年11月~12月に開催した社内イベント「デジレバ Data Hackathon」の様子をご紹介したいと思います。

DataHakacthonをした企画したワケ

DX事業本部が手掛ける「コボット」はWebサービス・RPAなどを用いたサービスを通じて、中小企業のDX推進を支えています。

「コボット」の中でも一番歴史が深く、頻繁にアップデートされている
「面接コボット」は、累積利用社数が3万社近くに上ります。
面接コボットから得られる膨大なデータを元に、「どのようなユーザーがどんな機能を使っているか」、「サービスの品質は適切に保たれているか…」などなど、DX事業本部のほとんどの部門が業務の中で、データに基づいたモニタリングや分析を行っています。

そんな中、DX事業本部でのデータ活用をより"簡単"かつ"大規模"に促進するため、Amazon QuickSightを使ってデータを「触る」「理解する」「見せる」機会を提供。データに基づいた意思決定の全工程を自分たちで実践してもらうために企画しました。

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Data Hackathonの全日程

Data Hackathonは、コンセプトやツールを理解してもらうために「導入編」、「座学編」、「チーム発表会」の3回に分けて実施いたしました。

普段分析を行っていない参加者でも自走できるよう、3点の工夫をしました。

①データ活用の第一歩である「何が知りたいか、何を課題に感じるか」という仮説立てから実際にツールを通してデータを加工

②可視化するための道筋、得られたインサイト(示唆)をそれぞれワークシートに記入

③実際のハッカソンに取り組む形式にして、分析に必要な一連の工程をなぞってもらう

「導入編」デジレバをデータ駆動型の組織にしよう!
第1回目はDX事業本部内の全メンバーを対象に、前述のハッカソンのコンセプトや、事業部が保有しているデータや他部署に展開しているデータ分析事例などを紹介し、第2回目以降のData Hackathon参加者を募りました。

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当初想定 15名 5チーム編成で計画していた企画でしたが、想定以上の賛同者が集まり28名 7チーム編成での実施となりました。

「座学編」Amazon QuickSightを使いこなそう!
座学編はAWSのソリューションアーキテクチャの方をお招きして、Amazon QuickSightについて講演いただきました。
他社の利用事例とともに、BIツールならではの分析手法やツールの使い方をレクチャーいただきました。実際の環境に近いダミーデータを利用したBI画面作成の実演デモを交えていただいき、2時間程度で、未経験者でもすぐに使い始められる内容でした。


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「チーム発表会」ワークシート+分析ボード発表!
チーム発表は1チーム 10分 の持ち時間で7チーム、計90分で実施しました。
実際の面接コボットのデータを使っている各業務の観点を十分に活かして分析をしてもらうため、エンジニアチーム、経営管理チーム、CSチーム、営業チームと業務担当ごとにチームを編成しました。

2週間の制作期間の合間、利用サポートは分析チームで都度実施し、ワークシートの制作から分析画面の作成までを支援しました。「課題はあるんだけど、どうワークシートに書いたらいいの?」といった質問から、「そもそもデータソースが足りないんだけど…」「どうやってこのグラフ出すの?」「このグラフの予測値ってグラフでどう出せばいいの」といった少し踏み込んだ質問まで積極的に突っ込んでもらって、すべてのチームが、かなり前のめりに取り組んでいました。
その甲斐あってか、発表会当日には全チームで10分では収まらないほど多くの分析画面と、かなり奥深い分析結果の考察を各チームが発表していました。

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発表の成果とやってよかったこと

まずは、参加者に対して、部門内になんとなく存在している「データ分析やデータ抽出は依頼して出してもらうもの」という重苦しい雰囲気を払しょくして、「課題が生まれたとき、気軽にデータを触って分析できる」というイメージに置き換えられました。

分析の第一歩である「これがわかったらいいのに」という思いを一通り形にしてみることで、全く違った観点でデータに触れ、可視化できるという体験はこれまでと全く違った視点でデータに向き合える最良のきっかけだと実証できたと思いました。

今後やりたいこと

「コボット」のサービスはこれからもどんどん拡大し、お客様も増え続けていて、あらゆる業務でまだまだデータが足りておらず、活用方法も模索中です。
まずは、このData Hackathonを皮切りにBIツールの導入を目指していますが、デジレバをデータドリブンな組織にしていくことが大きなミッションです!

DX事業本部 データチームでは「コボット」にまつわる既存データの連携からデータインフラの設計、構築、得られたデータの抽出、分析レポートの作成など幅広く活動しています。データアナリティクスやデータエンジニアリングといった分野で少しでも興味がある、自分のスキルを活かしたいというメンバーを随時募集しています!
https://hrmos.co/pages/dip-net/jobs/0000205


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