甲子園の土の件

新型コロナウイルスの感染拡大、防止を含め春、夏と甲子園での大会が中止になり、本来の春の甲子園出場校が交流試合を行った…。
高校球児が目標としていた甲子園での試合の夢は絶たれたものの夏の大会は代替試合として設けられました。

時間は戻って夏の高校野球が中止と発表されたとき、阪神タイガースは全高野連加盟校の部員に甲子園の土の入ったキーホルダーを配布すると発表し、阪神の選手、スタッフが土を集めている様子が写真、または動画が公開されました…。

そして、加盟校の野球部員に配布された土が入ったキーホルダー。喜びの声があるのと同時に、予想通りといえば予想通りのことが横行しているようです。

メルカリで、「甲子園 土」と検索すると出てくる土、土、土。
加盟校の部員数からするとごくごく一部の人間なのかもしれませんが、このようなことが行われています。
2000円から5000円、中には一万円を超えるものも…。

「夢にときめけ、明日にきらめけ、目指せ甲子園!」とは漫画、ドラマルーキーズの川藤幸一監督の言葉。

どの生徒も甲子園を目標に二年半練習を頑張った…しかし今年は中止になった。
甲子園に出場した先輩が、試合ができない後輩を思い甲子園の土を贈ったという話もありました。そのような思いをした先輩の土を売るかどうかというと、売らないでしょう。

小遣い欲しさなのか、口先だけは甲子園と言っていたのかは知りませんが、この行為は残念。
自身が貰ったサインボールを売る人間もいるくらいだしおそらく、売る人間も出るだろうなとおもっていました。

たしかに、加盟校の野球部員にプレゼントされたものなのかもしれません。
野球部員がよく言うのは、一人ではここまでできなかったとか、感謝の気持ちです。支えてくれた方にプレゼントをするのが良いのではないでしょうか。

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