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撮れなくなった時期
京都芸術大学に在学中、写真を撮れなくなった時期が1ヶ月くらいありました。
なぜ撮れなくなったのか
一年次の基礎の課題が終わり、二年次の課題としてテーマ作品を作る際に、テーマとはなんだ
何を撮ればいいのだ?
何を制作すればいいのだ?
と、ぐるぐる考えてしまったのでした。
脱却のきっかけ
スクーリングのスナップの授業、これが脱却のきっかけになりました。
ざっくりと説明すると、街のスナップ写真を半日で100枚以上ひたすら撮り、大量に撮った写真をセレクトし、10枚のまとまった物を提出するという授業でした。
自分の中で、一定のルールを決め(空は入れないとか)、住んでいる街をぐるぐる歩いて、ひたすら撮りました。
撮った写真を、ん?と思った気づきに基づいてセレクト。
この時は、歪んでいる道で、それが坂道だと更に強調される事に気がつき、それをセレクトして課題を提出しました。
つまり、大量に撮りセレクトするという事が、脱却のきっかけとなりました。
悟ったこと
撮ったものの中から作品ができる。
とにかく撮る、撮り溜めたものから、簡単にルールを決めたり、撮った写真からの気づきをもとにセレクトしてみる。
そうすると自分が撮りたかったものの、大まかな輪郭が観えてくる。
輪郭がみえてきたら掘り下げていく。
そうして作って行けばいいんだ。と
そうして一歩進みました。
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