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【企画参加】アナタならどう詠む・季語「雪国」

ラベンダーさんとAlohaさんの企画「アナタならどう詠む」に参加します。

バトンを渡してくださったのは、他でもない主催者のお一人、Alohaさん。

しかも回ってきたのはその名も「バトン」。

Alohaさんの古代ロマンあふれる御句

天地の氷に眠るオーパーツ

を思いっきり「てんちのこ おり…」と読み始めてしまった恥さらしでございますが、いただいた季語、雪の子季語「雪国」に挑戦してみました。

しかしどうも「闇バトン」の「闇」に頭が乗っ取られてしまったようで。
こんなに楽しい企画だというのに、皆年末年始のイベントにウキウキが止まらない時期だというのに。

「俳句に夢を」には程遠い拙句、このようなものになりました。

雪国の帝王打たず暖を切る

(ゆきぐにのていおううたずだんをきる)

北海道よりも緯度の高いチェコ共和国に住んでいますが、ここでの「雪国」はチェコのことではありません。
雪国の帝王…言わずもがな、かのぷうちん(注1)のことであります。
いや、彼は皇帝じゃなくて大統領だから…役職の名前はそうかもしれませんが、今年彼が始めたことは過去の支配欲に魅せられた露西亜の暴君たちと何ら変わりません。
時代錯誤の信念で突っ走っているとしか思えない。

ぷうちん個人への恨みごとは置いておくとして、彼の始めた戦争による実生活への影響は大きく、高騰したガス・エネルギー費をかえりみず順調に寒くなったこの冬(今週火曜日のプラハの最低気温は-11℃でした)、チェコでは暖房の節約を余儀なくされています。
今回はそれを詠んだ句です。

動詞を「打てず」にするか「打たず」にするか迷ったのですが、どうも「打てない」というより「打たない」何か裏の理由があるのでは…という一般市民の勘繰りで「打たず」としました。

…おお、何だか本当に恨みがましくなってきましたな。
「闇バトン」は「闇俳句を詠め」という意味ではないはず。たいへん失礼しました。

ではでは、この私の勘違い闇バトンを「光バトン」に変身させるためバトンをお渡しするのはこの方、鮎太さん

まだ鮎太さんに直接お声をおかけしたことはないのですが、現在進行中の橘鶫さん、Alohaさんとの往復書簡「あすなろの手紙」をいつも楽しく拝読しております。

季語は「重ね着」でいかがでしょう?
暖房も切ってしまったことだし、あとは重ね着しかないかと。笑


らべあろ企画にはコーヒー豆氏もノリノリの様子。



注1)私の記事での「ぷうちん」「露西亜」表記に関してはこちらをどうぞ。


豆氏のスイーツ探求の旅費に当てます。