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落書きは必ずしも役立つものではないし、その必要もないのだろう。

見出し画像そのまんまのセリフをつぶやいて、「シルバーウィークとは」でググってしまった浦島、ここに一名。

車窓から。画面右側の妙な布地は窓際のフックにかけた私の上着。

世界一働き者の住む国と噂されるニッポンがシルバーウィークをエンジョイしているまさに同じ週に、こちらでは新学期が始まった教育機関も多く、私の教育機関関係の仕事もバタバタと始まりました。

今学期は、プラハから電車で2時間40分くらいかかる街まで週二回通勤することになっています。
普段から早起きなんですけどね、でも自然に起きちゃう4時起きと、起きなきゃいけない4時起きって、やっぱりプレッシャーが違いませんか?

電車の中では眠りたくないのですが、こんなプレッシャーのもと4時起きをした後、電車に揺られながら本を読むとどうしてもウトウトしてしまいます。

で、眠気対策のため、落書きをすることにしました。以下、電車の中でした落書きです。これはさすがに帰ってからスキャンしないだろうなと思い、膝の上に乗せた鞄の上で撮影しました。

一枚目。

画材は携帯していたボールペン(PILOT)と、大好きなフランスの画材ブランドSennelierのクロッキー帳(から外した紙…)L'ebauche、16 cm x 16cm。
この紙は鉛筆で描くのが一番好きなのですが、あいにく鞄に入っていたのはPILOTの青二本、赤一本、黄緑一本。

せっかく描くのだから、単に手を好きなように動かすのではなくて、何かを練習したら?最近うまく描けないと思ったものは何?と思いめぐらせ閃いたのが先日のコーヒー豆氏。

そういえばこのコーヒー豆氏を描きながら、何だかウルトラマンみたいになっちゃうって悩んだよな~、と思い出し、次に落書きしたのがコーヒー豆氏。

え、待って待って、怖いから!なんか、ホラーになっちゃってるよ、コーヒー豆氏!

と自分の描いたコーヒー豆氏の謎のダンスに恐れをなし、「別に何かの練習なんて、落書きでしなくていいんじゃないの?楽しもうよ」と次に描いたのがこちら。

何も考えずに描き始めましたが、結果的にバレリーナのように見えますね、コーヒー豆氏のダンスの影響か。

そのあと未練がましく「いや、コーヒー豆氏、一枚であきらめちゃだめだよ」と再挑戦。

…は?
怖い通り越して、気持ち悪くない?コーヒー豆さんよ!
しかもシャッター押した瞬間に電車がガクンと動いてピントずれたし。

結局諦めて自由に手を動かしたのがこの一枚。


もし今回の一連の落書きで学んだことがあるとしたら…何でも何かに役立てようとしなくていい、意味のあることをしようとしなくていい、ってことでしょうか。
もしくは、コーヒー豆氏はボールペンで描かないほうがいいってことかな…?

まとまりのない記事になってしまいましたが、これも日記の一つと捉えていただければ。


ところでその仕事先の道路を挟んだ向かい側にこんなものが!
会いたい会いたいと思っていたら、思い人が本当に会いに来てくれたのかと思いましたよ。

このお二方のどちらの方のことを思っているのか、お分かりいただけますでしょうか?



豆氏のスイーツ探求の旅費に当てます。