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ニュースサイト、要らないんじゃないか問題を一人で議論

ニュースメディアは不要?

ABC、CNN、BBC、ANN、WION、インターネット上にはありとあらゆる情報メディア、ニュースメディアがありますが、これらのメディアを見ていると自分のやりたかったことが見えなくなってしまうときがあります。

時たま思うこととして、こういったニュースメディアはいらないんじゃないか?人生にどのくらい必要なのかわかるバロメーターがあったら、それは想像以上に低い位置にあるのではないか?というものがあります。

朝起きて当たり前のようにテレビやスマホ、Twitter(エックス)などで飛んでくるニュース、確かにそれを知らなければ智慧の一つがない状態だとも言えますが、同時に何かを失っているとも言えます。

情弱という言葉がありますが、ブラックホールにでも落ちていない限り膨大な情報にさらされているのは地球上どこでも同じなわけで、地球人である以上情弱と情強の差は大差ないものだと感じます。

ニュースサイトを見ないという過激な思想は、一見ヴィーガンなどのイデオロギーに当てはまりそう(アンチ・ニュースビュワー的な?)ですが、メディアがスマートフォンの中に入り込んでいる現代だからこそ、すでに情報を取りに行くためのメディアはいらないというわけです。

確かに、今日の米国国債の利回りやビッグモーター問題、はたまたオックスフォード大学の最新の研究論文を見たければ、偶然入ってきたニュースが興味のアンテナに引っかかって利得を生む可能性は否定できませんが、同時に要らない動機や1秒前に思い立った行動指針をへし折るような情報も入ってきがちになります。

知らぬが仏は本当ですが、無知のダメージを考えると、ニュースサイトに手が伸びてしまうのはいつまでたっても治らないかもしれません。しかし、ニュースサイトを忘れたとき、もしくはインターネットメディアを忘れたときに何が見えてくるのかというのは、そこで得られる情報に比肩して価値あるものだというのも忘れていないのも事実です。

反論

しかし、そうはいってもインターネットを利用する価値は依然ある、といっていいどころか「利用価値しかない」とまで断言することもできます。

インターネットやニュースメディアで得られた情報は別に活かさなくても一つの知見として蓄積されるわけで、まったくの無駄になるとは考えるべきではないでしょう。上記で述べたニュースサイトへの批判も「そこから何も得ることがないと断定している」と見れば、まったく荒唐無稽な態度だということがうかがえます。

情報弱者とかは抜きにしても、ニュースメディアがもたらす恩恵は絶大だというのは事実です。

総括

ここでは、ニュースメディアの意義について、それがあるべきか否かについて一人で考えてみました。しかし、それは確かに無い方が、考えていることを増大させる、想像力の促進に寄与するとも思えるし、かといってニュース三昧で毎日最新情報を取り込み続けたほうが、ひとつ知恵やノウハウが増えてプラスに働くとも考えられます。

ニュースが良いか悪いかは、それがどのようなニュースなのかが重要ですが、すべてのニュースが1個人に参考になるかも微妙なところです。

情報を取捨選択することが自由化された時代において、インターネット、ニュースメディアとつきあっていくには、すでに火傷しないような立ち回りが求められているのかもしれません。

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