マガジンのカバー画像

25歳・主婦(無職)←

5
25歳で仕事を辞めて専業主婦になり、現在は子供もいない状況で日本で暮らす一人の女として、考えていることを書きます。つまるところ、素人の愚痴です。考えが変わったら、書き直します。
運営しているクリエイター

記事一覧

おわりに

「経済活動の場」と「家庭」。全く別の二つの社会をきちんと切り分けて認識することができた今、改めて「主婦(無職)」について考えてみる(こちらを参照)。職業は、経済活動の場における立場を示す。経済活動の場に「主婦」という名目の立場はない。だから、「(専業)主婦」であるのならば「無職」であることは当然ではあるが、経済活動の場における立場をより明白にするように(無職)を付記しているのだ。

という、なんて

もっとみる

3.モラルハラスメント

「専業主婦って、昼間何するのー?」

仕事を辞めるとき、女友達に聞かれた。彼女にとっては恐らく純粋な疑問であり、他意は無かったと思う。けれど私は、蔑まれた気持ちになった。それは何より、その時の私が専業主婦の価値を見出すことに必死になっていたからであって、過剰反応、被害妄想と言われてしまえばそれまでだ。それまでだし、私自身、こんな風に言うのはカッコ悪いという気持ちがあるけれど、あえて言う。彼女の言葉

もっとみる

2.専業主婦の価値

大学生の頃から、専業主婦になりたいと思うようになった。私自身は自分がそう思うようになったことを、自然なこととして受け入れていた。しかし、人に説明できるような、合理的で立派な理由が見つからなかった。ましてや、世界は経済社会による支配が強まるばかり。自分で自分を責めながら、専業主婦の価値について考え続ける日々だった。

前回、専業主婦の価値は経済活動の場という「社会」では認められないことを述べた。では

もっとみる

1.女性にとっての「社会」

「女性の社会進出」という言葉をよく聞く。一般的にはイメージの良い言葉として使われているようだ。しかし私はそんな世界が息苦しい。「女性の社会進出」が促されること(のほう)が(より)良いこととされている世界。問題なのは、ここで言う「社会」だ。これはもっぱら経済活動の場だけを指しているように感じる。とすれば、専業主婦である私は「社会」進出していない女性ということになる。「女性の社会進出」を促す世界は、専

もっとみる

はじめに

結婚後にネットで証券口座を開設する機会があり、個人情報を入力した。年齢、25歳。職業は選択式。主婦、主婦…あった。

□ 主婦(無職)

…(無職)……。

いや無職だけど……無職……?

このマガジンを作ろうと思ったとき、この体験が真っ先に思い出された。

今思えば、結婚を機に仕事を辞めることを決めた時からずっと感じてきた違和感が、この表現に凝縮されていたのだ。

25歳・主婦(無職)。愚痴らせ

もっとみる