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20年後に残ってる歌

最近オカン(73)とよくカラオケに行く僕(40)。

船村徹先生の曲は「クセがすごいな」と感心します。
人柄は存じておりませんが、かなり困った……もとい、厄介でヤバい……もとい、気骨のある面白い人だったんだろうなと感じます。
彼の作った歌はおそらくずっと残っていく。そういう良さがあります。

それはそうなんですけど……

よく「最近流行ってる歌なんて、20年後には何にも残ってないよ」なんて言いますけど、

別に良くね?それで。
何がダメなん?

そう強く思うんです。

「20後に残ってる歌はすごい」
ということと、
「別に20年後に残ってなくてもいい」
全然矛盾しない。

マイケル・ジャクソンの『スリラー』は確かにすごい。
でも別に「いま聞いても新しいからすごい」ってだけではないですよね。

100年後の世代が『スリラー』を否定しても、僕がいま好きなこととは何ら矛盾しない。
でも僕が「100年後にも残ってると思うから良い歌」って言っちゃうと誤りになる。

人によってはどうでもいいことでしょうけど、僕にとってはとても気になるポイントです。

綿矢りささんが小説タイトルに『インストール』と付けた時、「とてもいいタイトルだな!」と感心した。

今ではありふれた言葉だけど、あのときにあのタイトルを付けたことの価値は、今も僕の心に残っています☺️

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