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企画者目線で考えるオンラインイベントの企画過程!#地域おこしごと

企画側からみるオンラインイベント

2月に予定している、町のグルメを紹介するイベントが、コロナウイルスの影響で完全オンラインで開催することになりました。

オン+オフハイブリッドで企画していましたが、改めて企画を考え直しているところです。

ぼくの周りでもオンラインイベントは度々行われていますが、なんか物足りなさを感じることってありませんか!?
通信環境などのインフラ、機材等の技術面はまた別で取り上げるとして…
(技術面を詳しく知りたい方はこちら→パンダスタジオ動画の学校

今回はぼくが磐梯町の仕事で考えているオンラインイベントを企画者目線でみていきたいと思います!

企画者としてのお悩みごと

さて、これで参加者に楽しんでもらえるのだろうか!?と自問自答している企画者もいるのではないでしょうか!?自分は日々そうです笑

ん〜、なんとかおもしろい時間にしたい!
今現在企画進行中のイベントについて自分なりに考えていることをまとめていきたいと思います!

企画を生み出す考え方

参加者に楽しんでもらうために、企画という言葉を三要素に分解して考えていきたいと思います。

1.目的と手段を分けて考える
グルメイベントやオンラインイベントをやること自体が目的ではなく、それによって伝えたいメッセージがあるはず!

企画者側に立ったときには「コロナ禍を逆手に取って魅力を発信し続けたい」という思いがあり、
参加者側に立ったときに「コロナが怖いので移動しずらい、おうち時間を楽しく過ごしたい」という思いがあるだろうな〜、と考えました。

これらの課題を解決して、企画者も参加者もポジティブな価値を得ることが目的、グルメやオンラインはあくまで手段であると分けることにしました。

2.価値の最大化
どうしたら企画側と参加者側の価値を最大化できるか??
やってしまいがちなのが、企画者の思いが溢れ過ぎていて、一方通行になってしまうこと!(ある意味ブラック企業状態。笑)

そんなときには価値の三角形で考えるようにしています。
企画者と参加者のちょうどいいバランスで最大値をとる!

価値の三角形

これを意識すると第三者目線で俯瞰してみることができるので、落ち着いて判断することができます。言い換えるならプロデューサー目線と言えるかと思います。

3.かけ算で考える
企画とはA×B=Cであること。
「実際、全く新しい発明がゼロから生まれるなんてほっっっとんどない。新しい企画はかけ算によって生まれる。」と、有名なテレビ番組を手がけてきたバラエティプロデューサーの講義で教わったことがあります。

例えば、PC×携帯可能=iPhone、アイドル×会いに行けちゃう=AKB48、議会×オンライン=磐梯町が日本初となったオンライン議会、のように、
Aは既存であるものやありふれたもの、Bは時代性や社会性あるもの、そうすると新しいCになります。

ABCの円

磐梯町は夏に、日本酒を飲みながら帰省気分を楽しむというオンラインイベントを開催しているのでこれも活用してシリーズ化し、今回を第2弾として「家族」という要素を入れてみることにしました!

今回の場合のかけ算は、
オンライン帰省イベント(A)×家族で楽しめちゃう(B)=家族でグルメを楽しみながらオンライン帰省(C)

磐梯町はワーケーション、リモートワーク、子育てしやすくパパママにもやさしい町を推進しているので、それらのメッセージを届けたいという企画側の想いもあり「家族」というワードも入れたいなと思いました。

この記事すらも企画の一部

と、いうことで、途中経過の種明かしをしている訳ですが、参加者が企画段階から関わるという余白や余地をつくることでいつの間にか参加者が共同企画者になっている、つまり共創していこう!という意図があります。笑

・参加者も企画や運営をよろこんで手伝ってくれる
・イベントの参加募集を開始した時点ですでに席が埋まっている
・イベント後も何かしらで関わりが続けられる
ことが達成できたら理想だなと思います。

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磐梯町は人口約3,300人、いわゆる少子高齢化が進み自治体の存続のピンチがきています!笑
町外の方々とも手を取り合って、みんながハッピーになっていける町づくりを目指していますので、今回のイベントもきっかけに関わっていけたら幸いです!

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