見出し画像

2023年の振り返り 書くことを始めた1年

2023年も終わろうとしている。
街を歩けば、ほとんどのお店は閉まっており、門松が出されている。本当の年末だ。

今年はすごく良い年末を過ごせた。忘年会がしっかりとあり、1年の振り返りを会社の人々と行うことができた。大規模な飲み会はそんなに好きではないが、まぁたまになら良いものだ。

私生活の年末も充実していたと思う。友達とラーメン食べてダベったり、コミケに行って楽しんだり。そして、昨日はよく行くバーの最終営業日ということで、朝まで常連の方々と飲み明かした。みんなで好きな音楽をひたすらリクエストしてかけまくったりと、賑やかで楽しい夜だった。

そして、今実家に帰ってこの記事を書いている。家族と楽しく平和に年越しできれば、自分の年末は完了だ。


思い返せば、昨年はどうしていただろうか。同じくバーで飲んでいたような記憶はあるが、色々とあやふやだ。何をしたのか、何を感じたのか。写真も全然撮らないので、本当にかすかに記憶にあるものしか22年の年末の記憶がない。

でも、今年は違う。今年はこうして年末の出来事、今年を振り返って感じたことを書いている。あとで見返すことができる。そこが大きく違うところだ。
そう、これが今年、2023年を振り返っての一番大きな出来事であり、印象だ。

2023年を振り返るなら、「書くこと」を始めることができた年、と言えるだろう。


書くことに自信をつけてくれたnote

noteを始めたのは、今年の1月だ。アカウントを作成し、自己紹介記事を書いたのは、去年(2022年)だが、本格的に記事を書き始めたのは今年の1月から。きっかけはあまり覚えていないが、とにかくやらねばと焦っていたと思う。

とにかく、走り始めた。完全に趣味、自分の頭の整理のために始めたのであるが、ありがたいことに、スキをいただいたり、フォローしてもらうことが想像以上に多かった。もちろん、人気ライターたちに比べれば微々たるものかもしれないが、とにかく自分にとっては想定外のことだったのである。

ありがたいことに、友人などのリアルの人たちからも、お褒めの言葉をいただいたり。noteを続ける大きなモチベーションになった。


そうした経験を経て、書くことの自信と楽しさを得ることができた。書くことの楽しさが分かってきて、箇条書きな簡単な日記もつけるようになった。後から読み返すと、これもこれで自分は面白い。これはnoteを書く趣味が続いていないと、やっていなかったことだろう。味気ない日常の楽しみが増えた。

そして、こうしたnoteへの記事の投稿も継続できている。何か感じることがあるたびに、「これはnoteに書こう」と思えるようになった。その場での楽しみや悲しみだけでなく、後日までその事象に対しての感動が継続していくのだ。そうなったのは、自分が書いてくれたことに誰かは共感してくれるということを知ったから。noteとその読者の皆様がその自信を与えてくれたから。

本当に、いつもスキをしてくたり、フォローして見続けてくれている人には感謝しています。あなたたちがいるおかげで、私の人生はかなり違ったものになりました。


書くことを始めた1年、そして帰省

たくさんの作品を楽しみ、色んな出来事を経験し、様々な人と出会った1年だった。でも、一番の出会いと経験は、noteと出会い、書くことを始めたことだろう。これは間違いない。


さて、自分の2023年は、後は実家に帰って平凡な年末年始を過ごすだけである。でも、この平凡さはすごく大事だと思う。自分が生まれ育った場所に戻り、両親に元気な姿を見せる。当たり前だけど、これを蔑ろにしたくはない。

何でこんなことを書いているかというと、昨日バーでこの曲を聞いたから。

優しい曲だし、なんだか凄く雰囲気も年末っぽい。何より、実家に帰り、両親と大晦日を過ごす自分にはすごく沁みるのだ。

この曲、ぱっと聞いただけだと、彼女に振られた男の曲として聞こえてしまう。でも、実は違う。モンキーズの原曲を翻訳する際に、清志郎さんは「She」の彼女を、母親として訳していたらしい。

しかも、彼の母は実の母ではなくかった。そのことをひた隠しにしながら、死ぬまで清志郎さんの母であり続けた。なんて深い愛だろう。その愛の感謝の曲として、聞いてほしい。

そう聞くと、ラスサビの歌詞がすごく沁みる。

ずっと夢見させてくれてありがとう
僕は Day Dream Believer
そんで 彼女が クイーン

デイ・ドリーム・ビリーバー 忌野清志郎 より

清志郎さんみたいな体それた夢は持つことはできていない。けども、自分が毎日明るい夢を持って生きていけるのは、母(や家族)のおかげであることは間違いない。そのことに感謝して、実家に帰り、家族に会おうと思った年末だった。

実家に帰る時期、年末の曲としては、すごく相応しいのではないだろうか。自分の中の年末ソングが1つ、誕生した。


きっと、来年の年末、この記事を見て懐かしむんだろうな。
これも「書くこと」を続けてきた、素晴らしいご褒美だ。自分の文章を読んでくれてきた皆さん、ありがとうございました。
以上!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?