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はじめてスゴいと思った年下―山岸竜之介

山岸竜之介というギタリストを知っているだろうか。

こちらのサイトより

これが現在の姿だが、恐らく多くの人の記憶に残っているのは彼の少年時代の姿だと思う。彼は、わずか5歳のころに、『さんまのからくりテレビ』に天才ギター少年として出演した。自分もその時の映像をうっすらと覚えている。

ネットに当時の画像が残ってた。マジで幼い

なんとなく彼の印象が残っているのは、当時ギターを趣味にしていた兄が興奮していたのと、それと同時にはじめて認識した「年下のすごいやつ」だったからかもしれない。

当時でTVに出ている人なんて、自分より年上の大人ばかり。当然だ。自分は小学生なのだから。子役なんかも、もちろん登場していたけど、子役の演技をするのは当然子どもの役なわけで。同じ子どもの自分には、なにがすごいのか、イマイチピンと来なかった。

しかし、彼は違った。ギターという、大人がやっていることを平然とプレイしていた。明確に「大人レベルのすごいことをやっている子ども」だったのだ。だから記憶に残っているのだと思う。


そして彼はしっかりと現在でも活躍している。当時は憧れと言っていたcharとも普通にセッションして、度肝を抜くような音を出している。

少年心にはじめて敗北感を感じた少年は、しっかりとすごい青年に成長していた。これは嫉妬なしに、シンプルに嬉しかった。これで落ちぶれていたりしたら、逆に悲しくなっていただろう。

プレイフィールドはすごく広くて、どんなジャンルでもすごくいい音を出している。もう売れっ子ミュージシャンなのは確定だろう。でも、彼は少年のころと変わらずに、楽しそうにギターをプレイしている。音も曲も好きだけど、彼のミュージシャンとして一番好きなところは、そこかもしれない。

ちなみに、一番好きな彼の動画は、この試奏動画かもしれない。アコギもこんなカッコよく弾けるんかい!と衝撃だった。


以上、自分が始めてすごいと思った年下、山岸竜之介というギタリストの紹介でした。もう活躍している人は年下のほうが多くなっちゃったなー。気づいたらカカシ先生と同い年という衝撃。

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