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年越しはおりコウ

今更ながら自分の年越しが終わった。もう1月11日。年末から1週間以上経過して、ようやく、である。
何を言っているのかというと、自分の中の年越し恒例行事が終わった、という意味。

自分の中の年末年始の恒例行事。それは紅白歌合戦を見ることでも初詣に行くことでもない。
「おりコウ」の「最後の大恋愛シリーズ」を見ることだ。


おりコウとは

にじさんじ所属のVtuberの「魔界ノりりむ」と「卯月コウ」のコンビ名。この2人の詳しいことはにじさんじwikiでも読めばよいので省略。

この2人の会話が自分は非常に好きなのだ。おりコウの雑談は永遠に聞きたい。そこからしか得られない栄養素がある。

どちらのソロの配信も、もちろん好きだが、この2人の相乗効果は段違いなのだ。色々と魅力はある。なんとも言えない友達同士の距離感だったりとか、お互いのキモさがぶつかり合う場面とか。


色々と魅力は語れるが、この2人の会話の魅力を一言で表すなら、「真面目」なことだと思う。

もちろん、2人とも配信者なので、ふざけることはある。でも、本当に大事なところでは、相手に対してすごく真面目に答える。決して、「適当なコミュニケーション」はしない。どんな下らない質問や話題でも、2人なりの考えを出す。個性をだす。

この「真面目さ」がすごく好きなのだ。そしてそれがこの2人の面白さにつながっていると思う。「キモさ」につながってしまう場面もあるのだが…それも味だ。


ギャルゲの良さを引き立てる

そして、その2人が毎年、年末もしく正月にギャルゲ(たまに乙女ゲー)を実況するのが大恋愛シリーズなのである。

この2人のギャルゲ実況はしっかりとゲームの魅力を上がる実況をするから好きだ。それぞれのヒロインたち、各シーンを、2人なりの考えで語り合う。全然検討違いな考察になったりもする時もあるが、それで新たなヒロインの魅力を知れたりする。

丁寧にゲームを解釈していくのだ。それ故に、ゲームの進行はすごく遅いのだが。


さらに、マイナスをプラスにしてくれる場面も多い。どんなゲームでも盛り下がる場面、いまいちなシーンというのはある。でもそんなシーンでも2人が下らないツッコミを入れたり、派生して全く関係ない雑談(これがまた面白い)が始まったりで、飽きが来ないのだ。

というか、何ならヒロインをほっぽりだして、もはや自分語りになったりする時もある。この脱線雑談も、友達とゲームをまったりしている感じもあって、癒やされる。


そう、友達と「好きなこと」をダラダラと話しているのに近い感覚がある。趣味があうオタ友と喋ってて楽しい時というのは、自分の好きな作品の新しい「良いところ」を見つけられた時だと思う。

自分が見つけられなかった魅力を友だちが教えてくれたときの嬉しさ。そんな嬉しさがおりコウの大恋愛シリーズには詰まっているのだ。


さすがにリアルタイムで全部は追えないので、アーカイブでお正月にダラダラと2人の実況を見るのが、自分の1月の恒例行事なのだ。
そんな今年の恒例行事がようやく完了したというお話でした。

ちなみに、一番好きな大恋愛シリーズは、『To Heart2』。愛佳ルートのシナリオのレベルの高さもあるが、2人の実況がよりそれを引き立てたと思う。やってもないのに大好きなゲームになってしまった。


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