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RICOH GRのコンセプトを改めて見つめてみた。というお話。

こんにちは。dimです。
突然ですがみなさんはGRを、ご自身のカメラをどこまでご存知ですか?

今回は機能面・スペックのお話ではなく、そのカメラの持つコンセプト・ストーリーのことについて。


スペックを追う事ももちろん正解だと思います。ですがカメラのコンセプトやストーリーを知る事で、より自分のカメラが愛おしくなるんじゃないかと思っています。

今回は私がGR3xを購入する一つのきっかけになった、GRのコンセプト・ストーリーについて、記録に残す意味も込めて書きました。
ぜひご覧ください!


GRのコンセプトとは

わたしは、GRのコンセプトが好きで堪りません。
GR3xが届くまでの4ヶ月間、あらゆる情報を調べていましたが、GRが掲げるコンセプト・ポリシーのページは何度も読んでいました。(こういうの、個人的にとても刺さるんです。)


↓こちらには、今回載せたGRコンセプト以外にも、写真やデザインなどについてのGRの熱い想いが書かれています。

↓GR コンセプトムービー(素敵です)


GRのこだわり・想い

コンセプト

GRが守り続けるコンセプトは大きく3つ。

1.変わらないコンセプト
最強のSnap Shooter

2.本質的な価値へのこだわり
高画質と携帯性の両立

3.優れた道具の追求
良いフィードバック
使い込むほどに手放せない

https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gr_special/story.html

"最強のSnap Shooterであること"をベースに、何ができるのか。
本質的な価値を追求し、優れた道具となるために絶えず研究され続けているカメラということが分かりました。

RICOHの方達がどれ程までに考え抜いてGRを形にされてきたのか、今までのGR史を調べてもその想いは充分に伝わってきます。


ポリシー

続いて、GRがGRであり続けるための、
RICOHが掲げる5つのポリシーがこちら。

1.カタログスペックだけの数字競争はしない

メーカーにとって「世界一」という言葉は甘い誘惑。しかし、それ自体に意味はないと私たちは考えます。
仕様に表せない細部を大切に考えます。


2.流行りの機能というだけで搭載しない

安易にトレンドを追いかけません。「GRらしいか?」。
それのみを基準に、いつも自問しながら、新しい価値を創り出していきたいからです。


3.目立たせるだけのデザインはしない

機能に裏づけられた形こそ、長く使える道具として残っていくもの。
デザインを感じない、まるでそれが前からそこにあったかのように感じられるものを目指して。


4.安易なモデルチェンジはしない

いかに長く使ってもらうかを第一に考えていきたい。
私たちは、すでに買っていただいたお客様ひとりひとりをいつまでも大切にします。


5.いつも挑戦し提案する姿勢を失わない

GRを打ち破るのはGR。常に新しい提案を試みていきたいと思っています。
ユーザーの期待を超えること。それもGRの役割であると考えています。

https://www.ricoh-imaging.co.jp/japan/products/gr_special/story.html

なんと真っすぐで正直な言葉でしょうか。
わたしはこのポリシーを読んだ時、いい意味で尖った、素晴らしいカメラメーカーが存在するんだ!と感動した事を覚えています。

もしかしたら、このようなWEBサイトはユーザーに対する言葉だけのアピールかもしれません。(ドラマの見過ぎ?)

ただことGRに関しては別。歴代カメラを見ると一目瞭然です。
そのポリシーがしっかりと守られているんだなあと感じることが出来ます。

昨今のカメラ業界は、スペック競争のモデルチェンジが頻繁に行われている印象がある中、GRは一つのカメラを愛し抜いてほしいという心遣いが見える気がします。

複数回のファームウェアアップデートも、RICOHのユーザーに対する恩返しなのかなと勝手に思っています。笑

GRだからこそ

ここまでGRのコンセプト・ポリシーを簡単にご紹介しました。

せっかくのブログです。ここでは、そんなGRだからこそ撮れたのではないか。そう思える写真を何枚か載せておこうと思います。

ふっと構えてサクッと撮る。
そのような事が叶うGRだからこその写真なのではと思っています。

バスやタクシーが通る瞬間をパシャリ。
今しか見られない新宿の景色をバスと共に。
路面電車のある街並み・空気感を
捉えたく咄嗟に撮影した1枚
金網と窓ガラス越しの東京タワー
エスカレーターで降りながら、
瞬時に撮影した夕陽のベンチ

特に最後の写真は、エスカレーターで降り始めてしまってから気づいた景色です。

そんな瞬間でも、咄嗟に撮影ができるGRは本当に私の理にかなっていました。

まさに、GR LIVE!でプレゼンした利便性を体感した瞬間です。
↓GR LIVE!の記事はこちら。


最後に

いかがでしたでしょうか。
GRシリーズを保有して長い方も、まだ日が浅い方も。
お持ちのカメラのコンセプトを見返してみると、改めて愛着が沸きませんか。

数多くの写真家・ユーザー達に愛されてきたGR。
わたしはGRに出会ってまだ半年程ですが、
私もその1ユーザーになれた事をとても誇りに思います。

昨今はカメラを買ってはすぐ売ってしまう方も多いですが、そのような使い方はとても勿体無いんじゃないかと個人的に思ってしまうんです。

ぜひコンセプトを見つめ直して、自身のカメラを更に好きになってみませんか?
(ps:偉そうに書きながら、eoskissx7の時はそこまで出来なかったなあと反省しています....)

今後も少しずつ、写真への想いと共に載せていく予定です。
少しでもご興味のある方はぜひフォロー・スキ登録をよろしくお願いします!

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