見出し画像

【北マケドニア】スコピエで山遊び

2024年5月に1か月ほど過ごした北マケドニア。
海外お試し生活in北マケドニアで印象に残ったのはなんと言ってもVodno山。

今回は山のはなしです。

ー お知らせ ー
今回は山の草花やいきものが出てきます。
ちょっと苦手だなーって方は今回はスルーしてくださいね。
また別の話でお会いしましょう。


「Vodno山(別名:ミレニアムクロス)」は北マケドニアの首都スコピエにあります。

52番のバスで山の中腹まで楽に行けちゃいます。

↓このリンク先は山頂のミレニアムクロス

何が楽しかったかというと…

山に登るとたくさんの出会いがあったんです

以前に書いたこのNoteにも、後半部分に少しだけトレッキングの様子を紹介しました。

前回は…
朝の時間帯に山に行ったら、亀に遭遇したりお金を拾ったりしたという話。
今回はその山の話のつづき。


動物編

トップバッターは亀
亀はかわいい。毎回、亀に会えた道を通るようにしたら、半分の確率で亀に遭遇するようになった。
ある時は坂を転げ落ちそうになりながら歩き、また別の日は日光浴、競歩でお急ぎの時も…。
完全に亀ストーカーだった私。いつも時間をかけて覗いていた。

今はもう別の国に行ったので亀にも平穏が訪れているはずです。


次は鳥

鳥のさえずりも個性豊か。どの鳥も基本は美声ですが、中にはコブシを効かせた歌い方をする鳥もいました。たまにリズムが崩れ気味の鳥がいたりして聞いていて面白かったなぁ…。


続いてはヘビ


また、別の日には、小さなヘビが歩いていた。
にょろにょろと動く姿を見た時にはひえー!って驚いたけど、
ヘビの方が慌てて逃げて行った感じ。
脅かせてごめんなさい。

牛が放牧されていたり…

山道は牛さんのお散歩コース。鈴の音がかわいいなぁと思っていたら近くに行くとかなり大きくて怖かったです。


リスもみたよ〜

カメラに収めることができなかったのが悔しい。リスにも会えた。1回だけ、最後の日に会えてラッキーだった。木の幹を上下に行ったり来たりしていてかわいかったなぁ…。山頂手前の林にいました。



植物編


きのこの山

かわいいきのこたちが目を楽しませてくました。
数日間続いた雨が上がって、山に登った時にはきのこ天国になっていた。

みてみて、かわいいきのこ♪

 でっかいのもありました。

ぽっちゃりさんから


すらっとさんも


ほわっほわの巨大な種もありました。

花もたくさん咲いていましたが別の機会に。


おまけ

岩も個性的!
777メートル地点ではビックフットを発見しました。

掘り起こしたら巨人の靴が出てきそう



人との出会いもまた楽しい!

「ズッラーボ(こんにちは〜)」
「チャオ(さようなら)」

短い言葉を交わす。

登山口から中間地点までは、地元の人のお散歩コースで大賑わい。
犬と一緒に散歩する人、赤ちゃんを担ぐお父さんとそのファミリー、お婆さんと孫のペア、学生はデートや仲間でワイワイ、小学生はキックボードを手に持って登ってた。

しかし、中間地点を過ぎると
人の遭遇はいっきにに少なくなる。

時々、いかにもトレーニングしていますという感じのファッションもスタイリッシュな若者とすれ違う。みなさんガンガン攻めていくので声が掛けづらい。

そんなときに、トレッキングポールを突きながら歩く常連のおじいさんに会うとほっこりする。
「あんたたちは昨日もいたね!私も毎日来るんだよ、ここは楽しいよね!とセルビアの方。私たちが日本人と知ると「私の息子はオンラインで日本語を勉強しているんだよ。」と嬉しそうに話してくれた。

山道で人がいると安心する。ひとけのない場所は遭難でもしたかと不安になりがち。そんな時に、人に出会えると、とてつもなく安心する。


よかったなぁと思った点

山の景色


もちろん山頂の景色は美しかったですよ。

☆山頂の景色は… ↓
遠くには雪景色の山、裾野に広がるに連れて人々の生活が広がっていく。正面の線の先からは次々とケーブルカーが近づいてきたと思えば、踵を返してまた遠ざかる。いつまでもぼーっと眺めていたくなる景色です。


自転車乗りの遊び場

自転車で山に行くと、絶対に楽しめると思う。
ロードもマウンテンも、クロスもミニヴェロでも、何ならママチャリでも!

自転車の種類問わず、楽しめるのがVodno山だと思う。


ケーブルカーは、自転車を積むことが出来るので、ケーブルカーで上までガーって行って、自転車でシューって楽しむ方法もアリ。

もちろん上りから下りまでフルで登る人もいる。
オフロードでもロードでも、コースがたっぷりあるので何度でもアタックです。いいなぁって眺めてた。


この道が気になる!自転車だと楽しいんじゃないかなぁ…

トレッキングルートも充実

自転車だけでなく、もちろん歩きも楽しめる。
山の道はいくつもの分岐と合流があってワクワク。
毎回、違うルートを選んでは迷子になり、はらはらしながら突き進むと
見た事のあるいつもの道に出てきて安心♪という事を毎回繰り返していた。


下山時の感覚の変化



1ヶ月も山遊びをしていると、だんだんと体力がついてきた様子。
初めての時は、ただただ笑いが止まらずに全身ガクガクになりながら下山していたのに、何度も行っているうちに山のおり方が変化していった。
身体の使い方が「ガクガク」から「ポーンポーン」に変化。まるで自分自身がボールになったような感覚…。
バランスが取れるようになってきたみたい。

大切にしていたのは怪我なく家まで帰る事。降りることだけに集中すること。
集中し続けることや普段はないような身体の動きも面白かった…。


ぐっすり眠れた、ご飯が美味しい。


家についたらぐったりと疲れるから、
ビールは美味いわ、ごはんはおいしいわで幸せ。
夜は爆睡でイイコト尽くし。


歩いていけるところに、こんな素敵な山があって良かった。沢山楽しませて頂きました。手軽に楽しめる山でした。

おしまい

この記事が参加している募集

#一度は行きたいあの場所

54,797件

#わたしの旅行記

2,554件

#創作大賞2024

書いてみる

締切:

スキを押すと、旅先の写真がランダムで表示されます。