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NHKの防災アプリを使ってみた。

デジテック for YAMAGUCHI運営事務局のハラマルです。先週から、山口県内でも「デルタ株感染拡大防止集中対策」が始まったり、大雨による被害が発生したりしていますので、そんな中、お気楽な記事を掲載することに躊躇してしまいます。ただ、こんな機会だからこそ、ということもありますので、今回はNHKの防災アプリを使ってみたことを記事にしてみます。私の丸いお腹には、「これ以上大雨による被害が発生しませんように!と、新型コロナの発生が落ち着きますように!」という祈りだけが詰まっていますが、もちろん、それだけでは何の効果もないので、少しでも役に立てる行動(コロナの場合は行動しないこと)を実践したいと思います。

さて、小さいお子さんがいる家庭での「今年の夏あるある」は、コロナと大雨で外出ができず、家の中ではしゃいだりけんかしたりして怒られがち、だと思います。我が家もそうです。小学校低学年でも、コロナの状況は理解できているようで、旅行や外出に連れていけと駄々をこねることはあまりないのですが、せっかくの夏休みにかわいそうだなぁと思います。そして、これだけは言いたいのですが、そんなコロナに耐えている小学校低学年に対して、例年通りの、日記を書く夏休みの宿題を出すのはやめてあげてほしかったなぁ!ということです。毎日の出来事を1行ずつ書く(書かされる)「1行日記」なんて、毎日家に閉じこもっているのに書くことないよ~。こんな悲惨な日記を書かすなんて、児童に、「楽しくない夏休みだった」という記録を残させて、印象を強くさせたいのか!?と、疑ってしまいます。先生方、こんな日記になることぐらい想像つくでしょ~?と。

話は思いっきり逸れてしまいましたが、そんな状況もあり、家庭で決めたルールの時間内でテレビやDVDを子供たちが見ている間に、「大雨の情報見たいからチャンネル変えて!」と言うのは忍びなく、かといって大雨情報はすぐに確認したいし、ということで、災害時等にNHKの画面の左端に出てくるQRコードを読み込んで、防災アプリを入れてみることにしました。普段だったら、(子供に一時的にチャンネルを譲ってもらって)TVで確認しているでしょうね。おかげで新しい体験ができました。

QRコードを読み込むと「NHKニュース・防災」アプリのインストール画面まで案内されます。評価(☆)は3.8もありました。「3.8も」なのか、「3.8しか」は個人によって見解が分かれると思いますが、私の場合は「子供のTVの邪魔にならないようアプリで見てみるか」という、不純な動機というか期待値が低い状況からの利用でしたので「3.8も」と表現しました。機能を見てみると、ニュースの他、天気予報や天気図も見ることができるということと、何といっても、無料でかつ広告がない!というのが、個人的には素晴らしいなと思いました。

アプリをインストールすると、ニュースと天気・災害に関する地域の設定をします。天気・災害に関する地域は3つまで設定でき、「天気予報」と「災害情報」の画面でフリックすることで、表示する地域を簡単に変えられました。自宅だけでなく、勤務地や実家の市町村を登録しておくと便利ですね。

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また、「マップ」では、6時間後までの雨雲マップが無料で!見ることができましたし、「ライブ」では各地のカメラのライブ映像を見ることができました。

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私は普段、天気が気になるときは、気象庁のHPや某天気予報アプリで確認しています。ですが、災害が起こるかもしれないという大雨のときは、どれくらいの降雨量なのかなど実感が湧かないので、映像で確認したくなります。このアプリなら、そうした情報がまとめてあるので、あちこち探しに行く必要がなく、非常に便利です。また、天気予報データを取得するために、位置情報を提供することに抵抗がある方もいらっしゃると思いますが、このアプリでは、データを取得するための1回限りだけ位置情報を提供することができる選択肢も設けられていました。

まだ使い始めて日が浅いのと、天気・防災でしか使っていないため、安易な評価はできないと思いますが、これまでの使用感は非常に良いと思います。デジテック for YAMAGUCHIに関わるまでは、どちらかというとスマホアプリは使いこなしておらず、また、無料アプリって、重要な機能が有料か、広告がうざいか、個人情報を取られるかのどれかだろうという偏見を持っていました。必要な情報がシンプルに手に入るということと、無料で広告にも悩まされないということは、私のように、その点に評価ポイントを置く人にとっては、合っているのではないかと思います。

特にNHKだけの宣伝をするつもりも全くありませんので、皆さん御存知だと思いますが一応お伝えしておくと、天気予報やニュースが確認できるアプリは、当然、他にもたくさんあります。有料のサービスや、もっと高機能なアプリ、他の機能があるもの、評価(☆)が高いものもありますので、皆さんの利用形態とニーズにあったアプリを探してみてください。

年々、異常化していっているといっても過言でない気象状況に対し、国も様々な工夫をして「警戒レベル5」だとか「緊急安全確保」、「命の危険 直ちに安全確保!」という表現などが取り入れられています。が、情報の受け手である我々の意識が変わらないと、なかなか行動変容にまでつながらないのかもしれません。私も、市町村の防災メールを受け取っていますが、それが行動につながっているかというと、恥ずかしながら、情報を受け取るだけになってしまっています。私の場合、防災アプリを入れることをきっかけに、自分から情報を収集して備えるという、マインドの変化がありましたので、少しでも参考になればと。まだ降雨に注意しなければならない期間が続くようですし、台風シーズンも終わっていません。いつものようにしょーもない記事ですが、少しでも皆さんの防災意識が高まると幸いです。