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山口県内の中小企業の皆さんへ。DXに活用できる補助金や制度を御紹介します!

デジテック for YAMAGUCHI 運営事務局 兼 Y-BASEスタッフのハラマルです。

レノファ山口が調子を上げてきていますね!4試合連続での無失点(Jリーグに参入してチーム最長だそうです)、しかも、昨日(7月5日)に行われた試合では、攻守に躍動していて、素晴らしい展開からの得点&勝利!と、興奮冷めやらぬ状態です。
たまたま、初めてサッカー観戦するという方をスタジアムに御案内したんですが、「こんなに楽しいものが山口県にあったんだ!」と超絶に喜んでいただきました。まだ観戦したことがないという方は、今が一番観戦しどき!ですよ。
また、維新みらいふスタジアムに観戦に行かれる際は、是非、こちらの、進化を続ける駐車場案内サイトを御利用ください!Twitterではお知らせしましたが、「運営からのお知らせ」を表示できるようになったんですよ!

(このサイトについてお知りになりたい方は、「レノファ駐車場プロジェクト」というマガジンにまとめていますので、そちらをご参照ください。https://note.com/digitech_ymg/m/m5b5b2a8c6852

さて、本題です。
今回は、既にいくつかはTwitterでもお知らせしているところですが、今年度に山口県内の中小企業様が活用できそうなDXの補助金や支援制度等の情報を、まとめて御紹介します。これをきっかけに、DXに取り組んでみようかな、と思っていただけると幸いです。

①全県で利用可能な補助金

まずは、山口県産業労働部経営金融課様/公益財団法人やまぐち産業振興財団様が提供されている補助金を御紹介します。
こちらは、「Y-BASEの利用」は必須条件となっていませんので、「こういうことをやりたい」と既に決められていらっしゃる方は、いきなり、やまぐち産業振興財団様の窓口に御相談・申込されてもいいかと思います。もちろん、一旦、Y-BASEに「こういうことをやりたいけれど、どう思う?」みたいな御相談をいただくのもOKです!

DXツールの導入経費補助

一つ目は、「DXツール導入型補助金」です。
こちらは、DXの取組の中で必要となるツールのソフトウェア購入費やクラウドサービスの利用料が補助対象となっています。

DXツール導入型補助金のリーフレット
(やまぐち産業振興財団様HPから)

こちらは、随時募集で、募集件数は50件程度ずつとなっています。
なので、まだ満枠になっていない?申請受け付けてもらえるの?ということが気になりますよね!
それが、こちらのHPから、現在の募集状況も分かるようになっています。とても親切ですね。是非、参考にされてください!

ビジネス変革等の情報処理システム構築/設備導入費の補助

二つ目は…、いや、メニューが2つあるので、正確には、二つ目と三つ目かな?「情報処理システム構築型補助金」「先駆型補助金」です。

こちらは、ビジネス変革等を目指した情報処理システムの構築費や設備導入経費が対象となっており、補助上限額も、先ほどのツール導入型よりも高くなっています!
例えば、既存システムを自社向けにカスタマイズしたい!24時間対応の受け渡しロボットを導入し、店舗の無人化を実現したい!など、DXの取組を考えていらっしゃる事業者様はぜひ本補助金の活用を検討されてみてはいかがでしょうか。

注意事項は、募集期間が定められていることです!
募集開始時には、Y-BASEのTwitterでもお知らせしたところですが、この記事を御覧になったタイミングでは、既に募集締め切りになっているかもしれません。その点、ご留意ください。

情報処理システム構築型と先駆型のリーフレット
(やまぐち産業振興財団様HPから)

お急ぎの方は、こちらから募集要項等を御確認ください。

また、こうした情報を見逃したくないよ、と言う方は、是非、Y-BASEのTwitter(@ybase_digitech)のフォローもお願いします m(__)m

サイバーセキュリティ対策の機器設備導入経費補助

四つ目は、「サイバーセキュリティ対策促進補助金」です。

サイバーセキュリティ対策促進補助金のリーフレット
(やまぐち産業振興財団様HPから)

「デジテック for YAMAGUCHI」では、会員の方の企画による勉強会「デジテック・ミートアップ」という制度を設けていますが、その中でも、セキュリティ対策は、様々な方が受講されていて、みなさん興味が高い分野だと思います。

こうしたセミナーで興味を持たれている方など、こちらの補助金を活用して、セキュリティ対策に取り組んでみてはいかがでしょうか?
補助金の詳細は、こちらのサイトでご確認ください。

②無料で受けられる経営課題診断

続いて御紹介するのが、山口県産業労働部経営金融課様/一般社団法人山口県中小企業診断協会様による「デジタル対応型経営課題診断」です。

こちらは、補助金ではないのですが、なんと、中小企業診断士の方が、企業様を訪問し、経営課題の診断を無料で実施してくれるというものです。今回、初めての取組となります!
まさに、本日(7月6日)、募集が開始されました!

デジタル対応型経営課題診断のリーフレット
(山口県中小企業診断協会様HPから)

もちろん、診断だけで終わったらもったいないです!
なんと、申請時に、Y-BASEへの情報提供に関する同意をいただくと、診断結果を基に、Y-BASEのDXコンサルがスムースに受けられるようになっています。

申請時の同意確認欄

どうやったらうまく連携できるか?を、中小企業診断協会の方と春先からミーティングを重ね、先日は、中小企業診断士の方に、Y-BASEにお越しいただき、施設見学をしてもらったり意見交換をさせていただきました。
たくさんの方に御利用いただきたいと思いますので、まずは、経営課題診断の申込をされてはどうでしょうか?

また、経営課題診断→Y-BASEのDXコンサルを無料で御利用いただき、先ほど御紹介した補助金を活用するという流れも想定していますので、一連で御利用されると非常にお得になっています!

③宇部ブランチ・防府サテライトでの支援

最後に御紹介するのは、Y-BASEの宇部ブランチ・防府サテライトを活用したDX補助金です。

こちらも、既に御案内しているところですが、改めて整理しますと、Y-BASEを活用いただき、その先の実装の部分での財政負担を軽減できるよう、宇部市・防府市において今年度新たに準備していただいた補助金になります。
なんと、補助率がどちらも2/3と、かなりお得になっています。

先日、宇部市・防府市でそれぞれ開催された説明会には、Y-BASEからも施設や事例の紹介をさせていただきました。
この説明会に参加されているかは条件ではありませんが、Y-BASEを御利用いただくというところが条件になっておりますので、興味がある方は、直接Y-BASEでも構いませんし、宇部市・防府市、又は、うべスタや防府市創業交流センターにご相談いただければと思います。

両市とも、この機会に市内の中小企業のDXが進むよう、かなり力を入れていらっしゃるので、積極的に御活用いただければと思います。

まとめ

やまぐちDX推進拠点「Y-BASE」では、山口県内の企業・自治体等の方に、無料でDXコンサルを実施しているところです。

ご相談いただく中で、やはり、実装(本格導入)しようという段階での財政負担について、企業内部での稟議が通らないという御意見をいただくこともあります。
そんな中、こうした補助金をうまく御活用いただければと思います。

また、デジタル化・DXは自社には関係ない、興味がない、興味があるけれどどこから手を付けたら良いか分からない、という御意見もいただきます。
そうした方は、経営課題診断をまず受けてみるというのも良いかと思います。経営のプロである中小企業診断士に、業務フローや課題を整理していただき、課題の大きさや優先順位なども判断いただけると、非常に役に立つのではないかと思います。

Y-BASEでは、こうした関係の皆様と連携しながら、山口県内のあらゆる分野でDXが進むよう、サポートしていきたいと思います!