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まだスマホ対応してないの?B to B企業のレスポンシブ化が遅れている理由

昨日、まだ企業サイトがスマホ対応していない会社から問合せをいただきまして、そろそろレスポンシブ対応したいとのこと。

「まだ、そういう企業あるのね」と妙な感心をしてしまうくらい、結構大手グループの会社です。

でもこちらの企業B to B(法人向け商売の会社)なんですよね。

個人相手のB to C企業ではないわけです。

そうしましたら、さもありなん。

「どうせ顧客は会社で見るからPCでしか見ないでしょ」といって、スマホ対応を先延ばしにしがちな様子が思い浮かびました。

そして、そういう企業に限って、(今回の問い合わせでもそうだったんですが)「PCの見た目(デザイン)は変えなくて良いので、そのままレスポンシブ化によってスマホ対応て欲しい」とおっしゃることを思い起こした次第です。

この手のオーダーの真意はおそらく、「お金がないので最小予算で」か、「今のデザインが気に入っている(あるいはデザイン変えだすと、社内のいろいろな人が意見を出してまとまらなくなるから、あえて変えない方が社内調整が楽)」のどちらかと推測しております。

ただ、どう見ても、そんな付け焼き刃はスマホ対応におけるベスト回答ではないし、本質からは外れております。

そもそも、今あるデザインを生かすとしても、HTML構造(コーディングの組み方)次第では、レスポンシブ化するなら一から組み直すのと変わらない可能性があります(それはそれなりにお金がかかるということです)。

また、スマホ対応を考えていない時のデザインということは、どう見ても今のデザイントレンドからは外れていて、世間的には古めかしい印象なはずなのです(気に入っているというのはただの自己満足の可能性)。

そこで改めて考えてみたいんですが、なぜスマホ対応するかです。

① B to B クライアントでも、最近は移動中などにスマホで情報収集している場合が増えている
② スマホ対応していないことで、デジタルに弱い企業と見られてしまっている
③ スマホ対応していないのでGoogle検索エンジンなどからの評価が下がってしまっている

おおむね、こんな理由ではないかと思います。

そのデメリットと予算や面倒くささが天秤にかけられて、デメリットのが大きいよねってなった時にやるのでしょうね。

でもね、だとしたら理想は今のUI/UXの考え方で、いちからレスポンシブ設計することだと思いますよ。

その方が、デジタルに強い先進感を打ち出せますし、Google評価もより高くなりますから。

重い腰を上げたなら、とことんやっていただきたいなと思う次第です。

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