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事業部を支えるグロースハッカー「データアナリストチーム」

プロフィール
川崎 隆史さん
新卒8年目。データアナリスト ポイントメディア事業の利益最大化を目的に、データを強みに粗利をあげる施策を行う。エンジニア職的なものから総合職的な業務まで幅広く担当

浜川 瞬さん
中途2年目。現在、データ関連業務の対応やコンテンツ調査をメインで担当。前職では3年半ほどソーシャルゲームのデータアナリストとして、分析やコンサルティングを担当

富元 智子さん
2011年、CCIに入社、DIGITALIOは中途1年目。データアナリストとしての業務は今が1年目。CCIでは社内業務のDX推進など、業務効率化を担当

ー皆さんは、現在DIGITALIOで「データアナリスト」として活躍されているそうですが、どのようなことをしているのですか?

川崎:データや数字をベースに事業部が施策でもなんでもやれるように我々がサポートして、数値に根拠を持ち事業部の利益が最大化されるように行動することを目的としています。
肩書きとしては「データアナリスト」となっていますが、実際の役割としては「グロースハッカー」と言うとより近しい表現かと思います。

基本的にはデータを使ったマーケティングを行うのですが、いわゆるマーケターとの違いはマーケティングから先の施策策定や効果検証、実装を含め全てを自分たちで担うことです。
最初はデータを探してマーケティングから入るのですが、それをサービスとして実装したり効果を検証し改善していくところまでを我々が担当しています。

具体的な業務の割合としては以下のようなイメージです。

プロジェクトの調査・計画・立案・実行がグロースハック的な業務で、マーケティングをして施策を考えて実装をする作業になります。
エンジニア的業務では、リダッシュというBIツールの中でSQLという言語でプログラムを書いてデータを可視化し、色んな事がどんなふうになっているのかを調べていきます。様々なデータを保存しているので、分析がより効率的に行えるようデータの管理(flywayによるDB管理、分析用table・viewの作成、ETLなど)も行っています。

また、データや数値に関する相談を受けるSlackチャンネルがあるので、その相談に乗ることもあります。

ー具体的にどのような業務をされているか教えてください。

ECナビのポイント獲得ページ

こちらは少し前に実施していたECナビのコンテンツなのですが、ここに出ている6つのバナーはアフィリエイト案件なので、いかに実際にユーザーにクリックしてもらえるかが重要になります。
この6つはロジックに基づいて自動的に表示されています。ここに何をどう表示していったら最も利益が出るのかを考えながら最適化していきます。

実際のプログラミングの画面

案件を決定するためのプログラムを操作し、どのようなロジックを立てれば利益が最大化されるのか色々な条件のバランスも考えて組み立てていきます。

ーデータアナリストという仕事の魅力や大変なところがあれば教えてください。

川崎:基本的に数値やデータを元に行動するというところが良いところだと感じています。確固たる根拠を持って行動した方が結果も見えやすいので面白いです。プロジェクトを0から最後まで全部やるのは大変ですが、その分裁量も大きくやりがいを感じています。
一方で、データや数値には専門性があるので厳密さが必要になるので細かいところまで確かめたり、統計的に検証をするためには専門的な分野についてしっかりと理解しないといけないので大変だと感じます。

浜川:データアナリストの面白さは大きく分けて3つあります。2つ目は、分析としての面白さです。ユーザー行動やサイト分析をするときに、ユーザーが取る行動が見えるので、その効果も分かりやすいです。2つ目は、自分自身の成長につながる点です。川崎さんのようにビジネスサイド、分析サイド、エンジニアサイドがすべて出来る人は業界にあまりいないと感じているので、一緒に働くことで日々自分のレベルを上げることができていると実感しています。3つ目は、分析だけでなくビジネス領域まで業務範囲を広げていけることです。全部できる環境だからこそ面白さと大変さが表裏一体で体験できています。

富元:以前働いていたところでは数字への向き合い方が自分とは違っていたのですが、DIGITALIOで業務に携わってみるとまず数値から考えられる、数値を見て何かを実行出来る環境が整っていました。また川崎さんと浜川さんという専門的な人がいるのでそこも好きなポイントです。まだまだ勉強中なのでSQLの言語に躓くこともありますが、自分が見たいと思うデータを表示できるよう頑張っていきたいです!

ーどんな時にやりがいを感じますか?

川崎:色々な施策をやっていますが、自分が取り組んだことで利益や成果が分かりやすく数字に現れた時により達成感を感じます。

富元:川崎さんと同じでこのチームにいる限りはそういった成果が目に見えて実感できるのが最大の喜びだと思います。

浜川:そうですね。あとは依頼者の本当にやりたい部分を提案することができて、さらにデータを出すことができると嬉しく感じます。

ー余談ですが、データアナリストチームの皆さんは、リモートでの業務が多いようですね?

川崎:関東圏に住んでいますが、フルリモートです。

浜川:同じくフルリモートで石垣島の自宅から仕事をしています。社内でオフラインのイベントなどがあると年に2、3回皆さんに会うために会社に行きます。

富元:私のフルリモートで、同じく年に2、3回イベントごとの時などに顔を出しています。3人ともフルリモートでの業務ですが、滞りなくチームで仕事をすることができています。

ー今後の目標や意気込みなどがあればぜひ教えてください。

川崎:チームとしてデータや数値に強いメンバーをもっと増やしていきたいです。DIGITALIOの中での事業部や組織としてだけでなく、ゆくゆくはCARTA HOLDINGS全体にも貢献できたらいいなと考えています。そのためにも、今後もまずはDIGITALIO内でデータや数字に強い人を育てて増やしていきたいと考えています。