見出し画像

営業とエンジニアに聞く、ユーザビリティ向上のための新機能リリースの裏側

今回は、DIGITALIOの自社サービスである「PeX」に新機能が追加されたため、そのリリースに携わった営業プロデューサーとエンジニアのお2人にお話を伺ってきました!

大石さん(左)と岡野さん(右)

プロフィール
大石さん
DIGITALIOメディア事業本部 営業
新卒入社で現在18年目(当時ECナビ株式会社)
ポイントサイト「ECナビ」営業チームリーダー、ポイント交換サービス「PeX」の営業兼プロデューサー

岡野さん
DIGITALIOメディア事業本部 エンジニア
新卒入社で、現在2年目。
「PeX」サービス内の問題の発見と改修や、新規提携先の繋ぎ込み作業などを担当。

「PeX」とは?

1.お小遣いサイト・アンケートサイトのポイントをPeXにまとめる
色んなサイトで貯めたポイントを「PeXポイント」として集約できるサービス。各サイトで貯めたポイントをまとめられるので、より早くポイントが貯められて交換することができます。

2.ポイントを貯める
PeX内でも無料ゲームや、ポイント投資、ポイント定期預金など色々な方法でポイントを貯めることができます。

3.PeXポイントを交換する
貯まったPeXポイントは、10ポイント=1円で交換でき、Tポイント、楽天Edy、航空マイルなど大手サービスへのポイント交換と全銀行振込などに対応しています。PeXで貯めたポイントをまとめて一度に交換することで、手数料が節約できます。

ーPeXはどのようなユーザーが使っているのですか?

大石:いわゆる「ポイ活」ユーザーが利用しています。同じく弊社が運用している「ECナビ」というポイントサイトがあるのですが、ECナビ単体ではポイント交換できる機能がないので、ECナビで貯めたポイントを交換するハブとしてPeXを利用している方が多いです。その他にも、PeXと連携している交換元のサービスのポイントをまとめてお得に利用したい方が使っています。

PeX新機能リリースについて

ー 今回新たにリリースされたPeXの新機能について教えてください。

今回PeXは新たにPayPayと提携し、PeXポイントを「PayPayマネーライト」へ交換可能にしました。ユーザーからのニーズが高い交換先を追加することで、PeXの利便性が向上して利用者満足度がさらに上がることを期待し連携することになったのです。

ー PayPayと連携することになった経緯について教えてください。

ECナビの新規会員獲得を行う中で「貯めたポイントをPayPayに交換したい」というユーザーの声を非常に多くいただき、PeXでのポイント交換先に「PayPayマネーライト」が追加されればより多くのユーザーに利用してもらえるのではないかという所がきっかけになりました。

ー お二人は今回のリリースにどのように関わりましたか?

大石:私はフロント業務を担当しました。PeXとPayPayが提携することが決定してから、PayPay社との契約周りやスケジュール管理など諸々の調整を先方担当者とやり取りしました。
そしてスケジュール管理については、社内のエンジニアと見積りや工数を確認して、どのような対応が必要かを綿密に話し合いながら進めていきました。

岡野:私はエンジニアを担当したのですが、PayPay側のシステムとPeXのシステムを繋ぎ込む作業をメインに行いました。初めに先方のシステムの仕様書を読み込んで、PeXでそのシステムを取り込むにはどのようにしたら良いかを考え、仕組化してコードに落としていきました。また、それらのやり取りの確認をしながら、動作の確認と本番リリースまでを実行しました。

ー 新規提携を進める上で大変だったことは?

大石:新規提携を行うために必要な手続きが会社によって異なるので、書類手続きや管理が大変でした。
また、ユーザービリティを損なわないよう、リリース時のキャンペーンの有無や手数料をどうするのかなどの試算や調整していく作業にも苦戦しました。

岡野:ポイントサイトでのポイントはほぼイコールでお金なので、不都合なくやり取りが成立するような状態を作ることにとても気を遣いました。
ポイントサイトごとにシステムの仕様があるので、詳細な所を見ていくと仕様書でカバーされていないところが多くあります。開発を進めていく中で、実際にシステムを動かしてみて気づくことや、仕様書にないシステムを見つけて詰めていく作業が大変でした。

ー プロジェクトを進める上で、チーム内ではどのように連携していますか?

大石:以前はメールでやり取りしていたのですが、最近はSlackでやり取りが出来ているので、プロジェクトに関わっている人が一つのグループに入って各々が自由にやり取り出来るようになっています。なので、誰かが舵取りをして動かすというよりも、お互いに聞きたいことを聞いて進めていき、それを全体で共有しているという形です。

岡野:このやり方が精神衛生上とても良いんですよね。プロジェクトを進行する中で発生した問題に対して、Slackのグループ内で共有すればその分野に詳しい当人同士が直接話し合ってスムーズに解決でき、同時にグループ全体に共有することもできるという環境はとてもストレスがなく良いなと感じます。

ー PeXは今後どのようなサービスを目指していますか?

大石:理想論ですが、世の中の主要なポイントを全てPeXに集約できるようにし、まとまったポイントを効率的に現金に変えたり、好きなポイントサービスに交換できることが当たり前になるくらい知名度や利便性が上がってより多くの人に使ってもらいたいなと思います。

最後に一言

岡野:DIGITALIOはいくつものサービスに触れる機会があったり技術力が高く尊敬できる人が多かったりと、エンジニアとして成長しやすく働きやすい環境だなと思います。もしこの記事を見てDIGITALIOでのエンジニアがどんなふうに働いているかが伝わっていたら嬉しいです。

大石:一般的な他のポイントサービスでは貯めたポイントは多くの場合、半年や一年のように有効期限が設定されていると思うのですが、PeXにポイント交換をすると、1年に1回のログインのみで有効期限がずっと延長されていく仕組みでとてもお得に利用できるので、ぜひ皆さんに浸透していけば良いなと思います!


みんなにも読んでほしいですか?

オススメした記事はフォロワーのタイムラインに表示されます!