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【大公開】Twitter広告 推奨設計【勘違いしやすい】

突然ですが
Twitter広告・・・運用していますか?
なかなか独特でとっつきにくいイメージもあるかもしれません。

実際、Twitter広告の推奨設計は
GoogleやFacebookとは一線を画しております。

このあたりを簡単にまとめてみたので
参考になれば幸いです。

なお、全くの初心者向けではなく
ある程度触ったことがある方向けなので
基本的な部分は端折っています。

キャンペーン設計について

まずはキャンペーンの推奨について重要な点を箇条書きにします。

・デバイスごとにキャンペーンを分ける
 ※アプリ広告だけでなくWEB広告もです。

・1つのキャンペーンあたりの広告グループ数は1つにする
 ※ならば、なぜ複数作れるのか?という疑問があるかもしれませんが、これが推奨です
 ※補足しておくと、例えば「性別」や「年齢」で広告を別にしたく、どうしても分けたい場合などに広告グループを分けたりすることはります。
 ※但し、性別や年齢で分けることはそもそも非推奨です。(後述)

・基本的にはクリエイティブフォーマット『テキスト』『画像』『動画』でもキャンペーンを分けた方がよい

・稼働しているキャンペーン数は、最大10個が推奨

「デバイスで分けて、クリエイティブフォーマットでも分けていたら、キャンペーン10個だと足りなくないですか?」

と思った方。鋭いです。そのとおりです(笑)

ただ、もう1つ大切なことは、ターゲティングロジックで細かくキャンペーンを分ける必要はありません

例えば、「キーワードターゲティングキャンペーン」「ハンドルターゲティングキャンペーン」「興味関心キャンペーン」「類似キャンペーン」「リターゲティングキャンペーン」などと、全部を細かく分けてキャンペーンを作るのは推奨ではないです。

考えた方としては、Facebook広告の広告セットのように
『想定されるCPA』で分けると思うといいです。

一例としては「キーワード&ハンドル&興味関心キャンペーン」「CV類似キャンペーン」「リターゲティングキャンペーン」という感じです。

とは言っても、1つの「キーワード&ハンドル&興味関心」キャンペーンに全ターゲットを打ち込むのはなく、ジャンルごとには分けた方がいい。

何を言っているかというと、例えばターゲティングとして「スポーツ好き」「音楽好き」「ゲーム好き」が考えられるなら、キャンペーン構成としては下記のような形が考えられる。

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「なるほど・・・!あれ、でもクリエイティブフォーマットでも分けるなら、もっとキャンペーン必要になるじゃん・・・」

確かにそうですね。

このあたりをもう少し詳しくお話します。

Twitter広告の回し方

Twitterは基本的には2-3週間で効果が出るキャンペーン出ないキャンペーンが明確になってきます。(また、クリエイティブの良し悪しは早ければ2-4日で分かる。7日やれば十分に分かる

つまり、最初に実施するときはマークが溜まってないしCVもないので、
おそらく「キーワード&ハンドル&興味関心」からスタートすると思います。

4日-7日くらいでクリエイティブの効果は見えてくるので
悪いならクリエイティブ入替えや追加をしていく。
(画像や動画の場合はテキストだけでも変えるor追加してみたりする)

クリエイティブ調整(もちろん入札調整なども)したのにも関わらず
2-3週間経って効果の微妙なキャンペーンは停止
しちゃいましょう。

その頃にはリターゲティングやCV類似も出来るようになってきます。

そしてもまたクリエイティブ検証や入札調整
⇒上記をやっても効果が得られないならキャンペーンごと停止

などを繰り返すとことでキャンペーン10個以内に収めつつ配信は出来ると思います。

※但し、予算が潤沢にあるのなら、そこまでキャンペーン10個にこだわることはありません。要するに予算が分散すると十分な学習が出来ないためTwitter社としては10個までと言っています。
ただし10個以上作成する場合はターゲティングの重複には注意しましょう。キャンペーン数が多すぎると、Twitterはターゲットの重複が起こりやすいです。

しばらく配信すると、『効果が良好なオーディエンス』が特定出来てくるので、そのオーディエンスを切り出して新しくキャンペーン作ったり、他の広告フォーマットを実施することでよりパフォーマンス向上を目指します。

つまり、『最適なオーディエンスx新しいクリエイティブフォーマット』のキャンペーンを試してみる。

以上を実行することで
Twitter広告を推奨設計を保ちながら、効率的な運用ができると思います!

他媒体とは異なる雰囲気のTwitterですが
うまく付き合って最大限効果を出していきたいですね!

おまけ

Twitter社からはオーディエンスサイズについて下記言及がされております。

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最初の方で「年齢性別を分けるのは非推奨」と記載したのはこちらが理由になります。

それでは本当にこれで以上です。
別の機会にTwitterのオークションの仕組みについても
言及できればと思っていますのでお楽しみに!

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