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【社員インタビュー】タイムマネジメントが上手なフロントエンドエンジニアの皿海さん

どうも、デジタルキューブグループ 広報のタカバシです。

今回は2021年に入社したフロントエンドエンジニア・皿海(さらかい)さんへのインタビュー、のダイジェスト版をお届けします。

先日の WordCamp Kansai 2024 には広報チームとして参加した皿海さん、デジタルキューブのメンバーの中では、パン好き、お酒(主にワイン)好きとしても知られています。

皿海 佳子 (プロダクトデザイン部 フロントエンドエンジニア)

基本的にソースコードを書く開発作業は1日6時間

━━ 現在(2023年当時)のお仕事について教えてください。

現在は、フロントエンドエンジニアとして、自社プロダクトである Shifter や Amimoto のダッシュボード開発を担当しています。

具体的には、お客様やサポートチームから挙がってくる要望をもとに機能を追加したり、さらに使いやすくなるようデザインや操作のフローを更新したり、またダッシュボードの定期的なメンテナンスを行ったりしています。

━━ 皿海さんはデジタルキューブグループの中でもタイムマネジメントがうまい人、という印象です。

私は計画的に物事を進めるのが好きなので、タスクの期日から作業を逆算して、あらかじめ今日のゴールと今週のゴールを決めて1日のスケジュールを立てています。

基本的にソースコードを書く開発作業は多くとも1日6時間。残りの2時間は、作業のバッファとメールチェックやコミュニケーションの時間として確保しています。突発的なことがない限り残業はしません。

開発はおよそ2時間で区切れるように作業予定を組みます。ストイックな感じに見えますが、作業を時間単位で分けることで 「予定通りに進んでいないな」 とか 「誰かにヘルプを出した方がいいな」 といった判断がすぐにできるんですよね。

━━ これまでのキャリアについて教えてください。

高校卒業後は銀行に10年、その次に長いのは PC 講師業が5年です。

他には在宅データ入力作業、営業事務や不動産事務など、いろんなことをやってきましたね。その後、派遣社員として大手企業の Web 制作に関わることになり、制作会社を経て今に至ります。今では自分のキャリアの中で一番長いのが Web 業界となりました。

━━ デジタルキューブに入ってみて、いかがでしたか?

入社後に感じたのは、想像以上に人が個性的で社内の雰囲気が“濃い”ということでした。フルリモートワークで仕事をする会社と聞いていたので、会社の雰囲気が淡白というか薄いと思っていたんですが、全然そんなことはなくて。仲が良いというか、仕事以外での関係性ができあがっているというか。

WordPress や AWS といったコミュニティ活動を通じて入社した方が多いので、興味軸や関心軸が似ていたり「異国の地で皆で大変な思いをして何かやりきった」といった共通の体験があったりすることが、その雰囲気を醸し出しているのかもしれません。

なので、初めは「えー…」ってなりました。でも 「仲良くなることが目的じゃない。無理して輪に入らなくてもいい。仕事をしよう」 と切り替えて入っていきました。

最近は、リモートワークだからこそ強くて濃いくらいのチームワークが必要なんだなと思います。くだらないチャットの会話を見てニヤニヤしています。

がっかりされるのは怖かった、でも…

━━ 入社後に担当した業務やプロジェクトで印象に残っているものを教えてください。

Shifter に SAML 認証 を実装したことですね。当時は Shifter ダッシュボードの開発担当に着任したての頃で、Shifter のサービス自体よくわかっていない。もちろん SAML が何かもわからない。AWS もわからない。

AWS のサービスを利用して SAML 認証を実装するという方針は決まっていたものの、私は AWS のアカウントだけ持っていて、最後のログインは数年前という状態でした。

オンラインミーティングに呼ばれ 「私が呼ばれても良いの?」 という不安を胸に参加しました。プロダクトマネージャーからひと通り説明を受けてから、チームのエンジニア2人と3人で残って会話したんですが、まず聞かれたのは 「AWS ってどこまで使ったことある?」 でした。

私の前任者が AWS に詳しい人だったので、がっかりされるのは怖かった。でもここで嘘をついたらダメだなと腹を括り 「数年前にログインしたっきり…」 と正直に伝えました。

「じゃあ、今ログインしてみる?」 と言われ、案の定パスワードが間違っていてはねられ、2段階認証のメールもどこかに飛んでいって…。

「皿海さん、焦らないで良いから。数年前にやったこと、そんな急にできないんだから大丈夫。初めからやろう」 と。この反応にむちゃくちゃ救われました。

その後は 「このドキュメントから読もう」 「このチュートリアルをやろう」 というガイドをもらいながら、ほぼゼロから AWS と SAML について学びながら実装を進めていったという感じでしたね。


インタビュー全編はデジタルキューブの公式サイトでご覧いただけます。

個人的にも意外だったんですが、デジタルキューブグループで働くメンバーは「業界未経験」で入った人が少なくありません。前回登場の大矢さんは異業種からのキャリアチェンジ&未経験で入社し、自社プロダクトのダッシュボード開発にも携わっています。

我々はこれまでの経験よりもチャレンジすること、動くことを大事にしています。そんなデジタルキューブでのお仕事にご興味のある方は、ぜひ求人情報もご覧ください!

それでは、また。