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2021年を振り返って思う事

こんにちは。デジタルフォルンで事業部門を管掌しております木村と申します。早いもので間もなく1年が終わろうとしていますので、2021年を振り返ってみようと思います。

2021年の年初は急激にコロナ感染者数が増え、いつコロナ禍が収束するのかが見通しにくい状況だったと記憶しています。年初の挨拶でも、京都の下鴨神社にあった「日々是好日」という言葉をご紹介していました。

note振り返り①

「日々是好日」の意味は、“来る日も来る日も、楽しく平和なよい日が続く”。コロナに対する不安がぬぐえない中、皆さまに少しでも縁起の良さそうなものをとの思いから紹介していました。
さらに、もう少し調べると、次のような解釈がなされている言葉でもあるようです。

“禅では、過ぎてしまったことにいつまでもこだわったり、まだ来ぬ明日に期待したりしません。目前の現実が喜びであろうと、悲しみであろうと、
ただ今、この一瞬を精一杯に生きる。その一瞬一瞬の積み重ねが一日となれば、それは今までにない、素晴らしい一日となるはずです。“

『不景気になる可能性がある時期こそ、ふるいにかけられる時だ』という事をよく先輩からも聞いていましたし、出来る事を愚直にやっていこうと思っていました。

◆事業状況の振り返り

会社全体で見ると、しっかり伸びた事業領域もありますし、少し傾いた事業領域もあります。私たちの事業は、お客様の状況とある程度連動する形態です。年初から、少し傾く事業領域が出る可能性は想定できていましたので、より伸ばしていける可能性がある事業領域では、今まで以上にアクセルを踏んでいきました。

例えば、デジタルソリューション関連の部門では、前年同期と比較すると約140%の売上の伸びとなりました。製薬会社様向けのデータ分析も堅調に伸びましたし、Anaplanビジネス、Salesforceビジネス、RPAを含めた自動化関連ビジネス、クラウドビジネスなどで既存のお客様はもちろんの事、新規のお客様を支援させて頂くご縁に恵まれました。
これも、顧客企業の方々と弊社メンバーの尽力のおかげと本当にありがたく感じております。

◆ミッション・スローガン

また、こういった時期だからこそ、しっかりした軸を再構築しようということで、会社の羅針盤と土台である『ミッション、行動指針、スローガンの再構築』を行いました。
こういったものの策定はプロセスが大事だと思っています。はじめは社外のプロの方々から提案をしていただきましたが、その後は参画したいと手を挙げた社員有志30名が中心となり積極的にいろいろな討議をし検討を重ね、案を最終化していってくれました。

そうしてできたミッションは私たちの進んでいく方向を示し、そしてスローガンは、「前に、前へ進む」という意味をもつ弊社社名の一部VORN(フォルン)を由来としていますが、先行きが不透明な時代に我々のスタンスを端的に表現した言葉になっていると思います。

・ミッション
私たちデジタルフォルンは、革新的なテクノロジーとデジタルデータを生かし、発想力と行動力と情熱をもってお客様を成功に導き、共により輝く未来を創造していきます。

・スローガン
共に前へ、時代を前へ。

企業様向けのプレゼンテーションでも活用していますが、すこぶる評判が良いです。策定に関わってくれた方々に感謝申し上げます。

そして私たちが重要視している行動指針は、最近リニューアル公開しましたリクルートサイトに掲載されていますので、是非ご覧ください。 http://www.vorn.co.jp/recruitingsite/index.html

◆リアルで会う機会を補う取り組み

デジタルフォルンでは、コロナ禍により直接顔を合わせたコミュニケーションの機会が激減したことを受けて、以下のような取り組みを推進しています。
・新しい働き方の模索(オンラインを上手く活用した働き方、オンラインキックオフ・懇親会の開催など)
・研修動画の充実化
・社内報の配信頻度向上
・新卒の方々向けのフォロワー設定

「新しい働き方の模索」では、従来は全員で集まっていた半期毎のキックオフをオンラインに変更、さらに懇親会もオンラインで行い、クイズ大会やビンゴ等を行っています。オンラインでもできるだけ双方向でコミュニケーションをとり、会社の経営層との関わりを感じてもらうために、懇親会の景品は経営層が企画し準備しています。

さらには、IOCオリンピック選手委員でもある太田雄貴様が当社のブランドアンバサダーであることから東京オリンピックのフェンシング競技で金メダルを獲得された選手の方々のサイン入りTシャツも目玉景品として登場しました。

また、2021年はオフィスの改装を行いました。コロナ対策としての自動ドア設置による感染症対策もしましたし、今後のオンラインの流れをしっかり取り入れるべく、以前noteでもご紹介したウェビナールームを設置しました。

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「社内報の配信頻度向上」では、デジタルフォルンだけでなくグループ会社のニュースやマーケティングイベント/セミナーのレポートを配信したり、キックオフ/四半期ごとの事業報告などをオンラインで動画配信、同じく四半期ごとに行われる社内表彰「VORN AWARD」での評価理由や受賞者の声・写真を掲載したりする事で、社内の状況を少しでも社員の方々に対して、把握できる仕組みを導入してきました。
他にも、以下のような記事が社員の方々に好評だったそうです。

・新スローガン、ミッション、バリュー
・Tech Blog 「IT現場で使える改善」※エンジニアメンバーによるIT・技術に関する情報共有ブログ
・BUKATSU活動報告
・顧客表彰の共有
・部署紹介 など

◆スポンサーを務めるラジオ番組が開始

最後に、デジタルフォルンのスローガンである「共に前へ、時代を前へ。」を反映した新たな取り組みをいくつかご紹介します。

1つ目は、2021年4月から開始されたラジオ番組「DIGITAL VORN Future Pix」(TOKYO FM 毎週土曜日20時)です。

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デジタル社会に関わる著名な方をゲストに迎え、ゲスト様の取り組みや仕事の流儀、この先の展望などをお伺いしつつ、デジタル・テクノロジーがもたらす未来の情景をリスナーと共有する番組です。Podcastで聞き逃し配信も行っています。

例えば、直近3か月のゲストの皆様をご紹介します。11月アメリカ西海岸で起業し活躍されている4名の方々にシリコンバレー月間としご登場いただきました。

<ラジオにご登場いただいたゲストの皆様>
10月 POTETO Media代表取締役社長 古井康介 氏
   ドローングラファー・DRONE FUND共同代表 氏
   Twitter Japan(株)執行役員 松山歩 氏
   カラダノート代表取締役 佐藤竜也 氏

11月 Cosme HuntCEO 高橋クロエ 氏
   Anyplace創業者 内藤聡 氏
   Junify創業者 Co-Founder & CSO 安武弘晃 氏
   Zypsy共同創業者・CEO 玉井 和佐 氏

12月 トヨタ自動車(株)ZEVファクトリー ZEV B&D Rab グループ長
   谷中 壮弘 氏
   (株)メルカリ 取締役President 小泉 文明 氏
   アドビ(株) DXマーケティング担当執行役員 祖谷 考克 氏

◆コンサルタントとテクノロジストの融合・活性化

2つ目は、コンサルタントとエンジニアの融合・活性化です。
最新のテクノロジーであるクラウドやSaaS、ローコードツールなどを活用すると、よりクイックにデジタル改革・自動化が可能になります。これにより、これまでのコンサルティング業界、SIer業界での常識が変わると私は認識しています。
具体的には、従来型では下記の図のように、現状調査、要件定義、設計、開発・テストという流れの中で、コンサルタント、システムエンジニア、プログラマーが分業型で進む事が多かったのですが、我々が着目している推進方法は、この分業制をやめ、一気通貫型で短期間にデジタル改革、自動化を実現するという手法です。

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納品して終わりではなく、継続的にクライアントでのビジネスメリットをご提供していきたいという想いからこのスタイルをとっております。
これができるメンバーは顧客からの評価も非常に高くなり、かつ、やりがいも感じやすくなります。
一方で、これまでのスタイルに慣れているシステムエンジニア、プログラマーの方の中には、いきなり上記のスタイルに変化していく事に始めは躊躇する方もいるのは事実ですが、新しいテクノロジー領域での勉強会を企画したりしながら、職種の垣根を超えるチャレンジを推進中です。

◆最後に

改めて、クライアント企業様の方々と弊社メンバーの尽力に恵まれていると思うとともに、僕もまだまだ精進しなくてはいけません。これまで以上に、楽しみながら頑張ります!
2022年もビジネスを通じて、たくさんの良いご縁がありますように。

皆さま、よいお年をお迎えください。

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弊社のコンサルティングやテクノロジー部門では、新しい仲間を積極的に採用しております。

デジタルフォルンに少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度会社説明会にご参加ください。
ご参加・ご応募を心よりお待ちしております。

<募集要項等の詳細はこちら>
https://hrmos.co/pages/vorn/jobs

<中途採用/業務委託向け 説明会>https://www.vorn.co.jp/recruitingsite/recruitment/midcareer.html

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