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デジタルバカ一代とはなにか

どうも、デジタルバカ一代こと佐々木信秋です。
岩手県のはじっこでまちづくりの仕事をしています。
この記事では「デジタルバカ一代となにか?」について書きます。

デジタルバカ一代の目的

デジタルバカ一代の目的は「デジタルなひとを増やす」です。
要はスマートフォンやタブレット、インターネットを暮らしや仕事に便利に使えるひとを増やしたい、という活動です。

デジタルバカ一代のやること

デジタルバカ一代の目的である「デジタルなひとを増やす」ために、

(1)講座や相談会をする
住民がデジタルに触れる、使えるようになるために、各種講座や相談会を開催、また、学校や事業者向けの講座も実施しています。

(2)個別支援をする
デジタルに関する個別の困りごとを支援しています。
事業、学校、行政、住民等のデジタル化を幅広く対応しています。

(3)人材育成をする
デジタルを「教わるひと」だけでなく「教えるひと」を増やしています
デジタル活用支援員、ICT支援員、デジタル系専門家(ライター、デザイナー、コーダー等)の育成を進めています。

上記3点を主にやっています。

デジタルバカ一代の経緯

なんでデジタルバカ一代をやろうと思ったか。

僕は2011年の東日本大震災がきっかけで、いわゆるまちづくりの仕事をするようになりました。
仕事のなかでずっと考えていたのは

「〇〇先生、地域のデジタル化がしたいです・・・」

でした。
地方や過疎地域は正直デジタルが使えないため、機会損失がはんぱないです(FAXが主力、メールはない、PDFはなにものだ、みたいな世界です)。

一方「なくても生活できるし」理論がずっと蔓延をしているので、一向にデジタル化が進んでいませんでした(そもそも関心が死ぬほど低いので、デジタル化以前の問題・・・)。
しかし、コロナ渦になって大きな変化が・・・。

「スマホおしえてけろ」

なんとあんなに毛嫌いしていたのに、最近はこんな相談をする人が増えているんです。(かなりの衝撃)

これはチャンス、いやいや、未曾有の大チャンス。
「地域のデジタル化」をめちゃくちゃ加速させるのは今しかない。
もう、こんな追い風二度とないんじゃねーか、と思ったわけです。

デジタルバカ一代の戦略

デジタルバカ一代は活動ではなく運動にしよう、と思っています。
理由は単純で、個の活動だと都市部企業やコンサルタントに勝てないからです。

約10年、まちづくりの仕事をしてわかったのは

地方や過疎地域は都市部企業とコンサルタントの喰い物になっている

という悲しい事実でした。

念のため全員がそうとは言いません。
が、体感値で80%以上は「立ち上げて終わり」「資料作って終わり」なんなら「付箋貼って終わり」でした。
決まり文句は「地域のみなさんが主役です(すっとぼけ)」です。




すいません、少し怒りと本音が出てしまいました(汗)
でも、

この人たちに払うお金の10分の1でもいいから地域で頑張っているひとに使えばいいのに・・・

と、何10回、何100回も思いました。
が、彼らもプロなので、地方や過疎地域に入り込むのがうまいんです。
そこに関しては本当プロだなぁ・・・と思っています。

「地域のデジタル化」ってはんぱなく難しいです。
そして都市部企業とコンサルタントに勝つこともはんぱなく難しいです。

そんなダブルで難しいことを覆すためには「バカになって、大きなうねりをつくっていくしかない」、そう思ったわけです。

まとめ

・「デジタルなひとを増やす」ことが目的
・「講座や相談会」「個別支援」「人材育成」を主にやっている
・活動ではなく運動


以上、現場からでした。

(画像クリックで「デジタルバカ一代」のサイトに移動します)

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