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仕事とキャリア

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現在、株式会社5(5co.ltd)では積極的に未経験からの採用活動を行っています。 面接やWebサイトだけではなかなかお伝えできない5co.ltdの考え方、デジタルマーケティング…
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#広告

広告が「情報を欲している人に、欲している情報を的確に伝える」「情報を提供することで消費者の選択肢を増やす」という勘違い。

あくまで、広告会社、マーケティング会社のリアルな役割としての勘違いという話です。 特に就活中の大学生の方にどうして広告会社やマーケティング会社を志望したのですか?と聞くと、 といった話をしていただくことがあります。 一見、広告を、世の中の情報を整理し消費者のより良い消費生活のためになる事業として捉えて、そのような社会的な意義を持った仕事をしていきたいと考えているようです。 ところが、これらはビジネスとしての広告の役割としてはちょっとずれているんですね。 まず「情報を

広告はラブレターでもポエムでもない。

時々「広告はラブレターのように」というふうなアドバイスが出回ります。 ある意味ではとても大切なことなのですが、その一方で「好きな対象が明確で、自分の気持ちも明確で、とにかく好きだと言うことを伝えて、もしダメで玉砕した時はそれはそれで仕方がない」というラブレターと、経営活動の一環として営業利益の中から販促予算を捻出し、さらに人的リソースや経営リソースをかけた施策で玉砕なんて許されない広告は一緒にしたらいかんだろ、ってよく思っています。 広告の取扱はビジネスですからねぇ。

「教えてもらわないとできません」

「そうですよねぇ」って、もしどこかで思っているのなら、そんな学生みたいな考え方は社会人であるなら早く捨てさってください。 会社は何かを教えてもらってから仕事をする場所ではなく、いままで学んできたことを発揮する場所であり、活躍するために必要なコトは自分で見つけて自分で学ぶ場所なんですよね。 これ、「入社してから学びます」っていう人と似ていると思っているのですが、「教えてもらわないとできません」っていう人は、結局一人では何も出来ない状態がずっと続いてしまう、中途半端な仕事しか

「デジタルマーケティング」=「SNSを使って集客すること」じゃないよ。

わかっている人だと「そりゃそうだよ」って思ってくれるのですが、20代前半の人たちと面接をしていると「デジタルマーケティングはSNSを使ってインフルエンサーから情報を広げる仕事」って考えちゃう人たちに割と多く出会います。 今時の20代前半の方だとインターネット広告やプロモーション活動に最初に触れるのがインスタグラムやラインなどのSNS上なんですね。だから「SNSで行われていること」=「マーケティング施策、デジタルマーケティング施策」のように見えてしまうのかなぁ、と思います。

広告の「効率」と「効果」と本来の役割

今朝、会社での会議の議論を通じて思ったこと。 インターネット広告が出始めた頃、「インターネット広告はその効果を数値化してみることが出来ます」なんてセールスをしていた時期があった。 要は、広告の出た回数(imp)とか、広告がクリックされた回数とか、一人の人が見た回数とか、何人がみたとか、広告経由でどれだけの売上があったのかとか。。。 そんな指標をさして「広告の効果」っていっていた。 いわれてみると「ああそうか」っていう気になるんだけど、じつはそれらの数値を出稿金額で割り算

入社する前に読んで欲しい本〜入社後は必読図書

面接の時に「入社までに読んでおいた方が良い本はありますか?」という質問も聞かれることが多いです。 多くの場合は「マーケティングの本を一冊。それもSNSのノウハウやTipsがたくさん載っているキラキラしているものではなくて、大学の講義で使うような本がいいですね」という風に答えることが多いです。 なんせ、デジタルマーケティングのことをSNSを使った集客のことだと思っている人が結構多いんですが、違いますって!! で、もし手に取る機会があれば、こんな本をおすすめします。 ■「

「御社ではどんな人が活躍していますか?」

と言う質問も、よく面接(中途採用・新卒採用を問わず)で聞かれる質問です。 そりゃ、知らない業界の採用面接を受けようとする際に、自分に向くのだろうか?自分に出来るんだろうか?資質や性格的にどうなんだろう?って思うことはあると思います。 ただ、実際は広告会社やマーケティング会社であろうが、全然違う業界でも活躍する人って結局同じなんだと思うんですよね。ただ、私が面接中に「広告会社ではどんな人が活躍していますか?」と聞かれると多くの場合は以下のような内容で答えています(実際はその