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仕事とキャリア

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現在、株式会社5(5co.ltd)では積極的に未経験からの採用活動を行っています。 面接やWebサイトだけではなかなかお伝えできない5co.ltdの考え方、デジタルマーケティング…
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#コンサルタント

面接での逆質問例-3:「1日はどんな流れですか?」

「1日の流れを教えてください」という質問は、面接をしているとよく聞かれる質問の一つではあります。 きちんと答えたいと常に思っているのですが、実はコンサルタントの仕事なので毎日同じ流れで仕事をすることは無く、どうやってお答えすれば良いのかに困るというのが本音です。 例えば、BPO(Business Process Outsourcing)を受託しているケースや店舗、工場だとほぼ一日の流れや手順はある程度決まっているかと思います。 もちろんイレギュラーなことは多々発生するでし

できない理由をならべるのではなく、「なんとかして”やる”方法」を考える。

「出来ないって一度でも言っちゃダメなんだよ。やる方法を考えるのがおまえの仕事なんだよ」 実は私が社会人になったばかりのころに当時の先輩方に言われたことなのですが、40年近く経った今でも全くその通りだなと思っています。 顧客からのリクエストや立てた目標の中にはかなり達成困難なものもあります。そんなときに、出来ない理由をいろいろと出していく人がいるんですが、それは広告会社の人間としても、コンサルタントとしてもNGです。 どんなに達成困難なことであっても「なんとかしてやる方法

仕事の進め方について〜一夜漬け体質はNG

Q:ある新しい依頼がきて期日までに仕上げなければいけなくなりました。さて、あなたのその依頼に対しての時間配分はどのタイプですか? A:期日の直前になって短時間で一気に仕上げる。 B:毎日少しずつ取り組んで計画的に仕上げていく。 C:なるべく早い段階である程度のクオリティーまで仕上げて、あとは軽微な修正をする程度にする。 実際の調査結果がないのでなんとも言えないのですが、世の中一般の夏休みの宿題の傾向から推測するに、〆切の直前で一気に仕上げようとするAの人が結構多いんじゃな

「顧客ニーズに寄り添う」とはどう言うことなのか。〜「顧客ニーズ」は最初聞かなくて良い。

面接でいろんな方と話をしていると「顧客からのヒアリングをしながら顧客ニーズに応え、顧客に寄り添う仕事がしたいです」と話してくれる方はとても多いです。コンサルタントや広告エージェンシーの仕事は「顧客に寄り添い顧客のニーズに応える仕事」です、ってどこかで読んだのかもしれません。 でも、実は「顧客のニーズに応える」と言う視点に固執をしてしまうと、それは言われたことだけをやる作業ばかりになってしまうんですね。それは、コンサルタントの仕事ではありません。 これ、どういうことかという