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【事業の創り方#10】売る前に集めましょう。資金もファンも。

前回はエレベータピッチについてお話ししました。

30秒250文字にまとめて
相手に行動を促しましょうという内容でした。

今回はクラウドファンディング。
略してクラファンについてです。

D1C修了生で起業副業に関心を持つ方が増えていて、
最近ご相談が多いのです。

クラファンのメリットは二つあります。
気軽に資金調達できる(金額によっては)のと、
テストマーケティングができることです。

個人事業者にとって悩みのタネは資金です。
作ったのはいいけれど、売れなければ資金を回収できません。
そんな資金をどうやって用意するかは大きな問題ですよね。

いや、自己資金を投下し続ける!という方は例外ですが
そんなことはサステナブルではありません。

ところがクラファンは、売れる前に資金を回収できます。
自分がプロジェクト実行者としてサポーターから資金を募り、
必要金額を得られればプロジェクトを始められます。

つまり、資金が集まったらやるか、というスタンスで臨める。
ようは、資金回収のリスクはゼロなのです。

さて、とはいえクラファンで支援を得るためには
認知向上に努めなければならないわけですが、
これがテストマーケティングです。

本当にニーズはあるのか
あるとして売れるのか
いくらであれば売れるのか

ヒアリングやインタビューを経て出した仮説を
リアルに検証するのです。

かくいう私も経験があります。
弊社グループでのプロジェクトだったのですが、
『中国語でベジタリアンガイドブックを発刊したい』というものでした。


-台湾で訪日ベジタリアンガイドブックを制作する25歳の挑戦


幸い目標金額は達成し、
事前に決まっていた台湾での商業出版も実現しました。

しかし主たる目的はテストマーケティングでした。
自分たちの想定以上に注目されるかどうかを測っていたのです。

弊社はファンコミュニティをいくつか運営しているため
ある程度支援は集まると想定していましたが、
コミュニティ以外の広がりを確認したかったのです。

結果的に台湾のみならず、香港、マレーシアなど
アジア5地域で出版することができ、
事業の方向性を定めることができました。

クラファンは資金集め以外にも使いようはあると理解し、
あなたなりの使い方を考えてみては。

どのプラットフォームがよいのか
目標金額はどう設定するのか
どうやって返礼品を考えるのか

12/2(土)開催の夜明け前フォーラムでは
今年クラファンに挑戦したこがけーさん(コミュニティマネジャー)と
たむたくさん(3期生)が登壇されていました。

クラファンについてはぜひ御二方に質問して交流・実践してみて下さい。

今日はここまで。
素敵な一週間をお過ごし下さい。

私たちのパーパス
人生100年時代を生き抜くデジタルマスターを育てる

カチカチ



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