まずは、定義づけから
今日はビジネスや人生の様々な問題における
「定義づけ」の重要性についてお話しします。
ヴィレッジの皆さんにも利用いただいている壁打ちには、
実に様々なご相談が寄せられます。
ビジネスの課題やキャリアの選択、
家庭の問題から、お子さんの進路、
そして親御さん介護まで。
私自身、経験や知見がある分野もあれば、
正直、深い知識がない領域も少なくありません。
それでも壁打ちに付き合っている中で、
ある共通点やパターンが見えてきました。
方向性が決まっているのに踏み出せない
選択肢が多すぎて決められない
前途は明るいのに自信や勢いが不足している
悩みの種類は様々ですが、
大まかに分類できるようになってきました。
その「分類」を可能にしたのは、
定義づけというプロセスです。
壁打ちに来られる方は
頭の中でモヤモヤしているものを整理できずにいます。
話をしているうちに次第に整理されていきますが、
そこで私がやるのは「つまりそれって、こういうことですよね?」
という定義づけです。
BBTな皆さんにはおなじみの「ようは」ですね。
要点をまとめ、相手にわかりやすく伝える。
この定義づけを行うことで、
漠然とした悩みや不安が、明確なものに変わります。
定義できれば自分の中にある価値をしっかりと整理でき、
相手にその価値を正確に伝えることができる。
逆に、定義できていないと、
自分の価値や主張がぼやけてしまい、その価値が伝わりません。
悩みを抱えている人は、
自分の考えを「定義づけ」できていないということ。
定義づけできれば、何をすべきかがクリアになり、
一歩を踏み出しやすくなります。
そして、その結果、悩みは自然と消えていくのです。
定義づけは価値を明確にし、伝えるための手段です。
曖昧なままだと周囲はついてこない。
だからこそ、何をどう定義するかが、
ビジネスでも成功のカギを握っています。
まずは、今日の仕事の価値を定義づけしてみてください。
これだけで、結果が変わるはずです。
デジタルな振る舞いなら、余裕ですよね。
私たちのパーパス
人生100年時代を生き抜くデジタルマスターを育てる
カチカチ