医療者(看護師,薬剤師,医師,PT, OT, STの方など普段接する機会の多い医療職の方)のためのパソコンの選び方のメモ.

もともとガジェットマニアの筆者ですが,この度パソコンを買って一時的にパソコンの知識が増えましたので,メモを残します.

医師,看護師,薬剤師,理学療法士,作業療法士,言語聴覚士など,普段関わることの多い医療者を対象として意識して書きました.

パソコンを選ぶために重要なのは
OS(オペレーションシステム)
CPU
メモリ
端子
グラフィックボードの有無
サイズ


OS(オペレーティングシステム)

基本的に
Mac OS
windows
の大きく二択


他にLinax、Chrinium OSなどありますが、それを選ぶべき人はこの記事を読もうと思わない詳しい人なので基本は2択
MacでもOfficeは使用可能だか、Macで作成したOfficeをWindowsで使用すると崩れることあり。
不安に思う人はWindowsがベター。


筆者は両方持っていますが、windowsであってもクラウドを使えばiPadとも連動は割とできる。


Macを選ぶメリットは
iPadやiPhoneでコピー→Macで貼り付け
(逆もできる)
ユニバーサルクリップボード機能が使えること。
M1モデル(新しいモデル)を買えば、iOSアプリが使えること。
iPadをコードで繋ぐだだけでサブモニターにできること。
今後のアップデートでMacのマウスでiPadも同時操作が可能になること


これ以外は現状windows優勢
あとはMacの方がモデルが少ないので、選ぶのが簡単。
中古販売価格が高い。(うまくやれば買値の50%程度で売却できることも)
Macが欲しいなら、昔ほど割高でもないのでチャレンジするのもいいと思います。

Macbook AIr M1搭載モデルはコスパの良さがwindowsを超えています.これを買って重いとかんじる人はなかなかいないはず.


以下はwindowsの選び方。
おそらくデスクトップよりはノートパソコンの方が需要が高いと思うので,ノートパソコンを中心に紹介します.

(デスクトップについては最後に記載.)


CPU

パソコンの頭脳となるパーツです.


よくある間違いはcore i7ならいいんでしょ?っていう買い方。
Apple風に書けば
core i7(2022年モデル)
みたいなのが実際にはあります.


core i5(2022年モデル)

core i7(2019年モデル)


では前者の方が性能高いなんてこともあるので,何年モデルかを確認しましょう.


2022年モデルの第12世代のcoreシリーズは高性能と評判です.
マニアじゃない限り,型番見ただけでどっちがいいかはわからないので型番で検索して性能を比較してみましょう


Ryzenというインテル製以外のCPUもあります.性能の割にコスパがよい印象ですが,しっかり型番で検索してどのくらいの性能か比較することが必須です.


また同じcore i5でもデスクトップ用のモデルの方が,性能が良かったりします.

とにかく検索して比較することが重要です.


メモリ

作業をする机の広さに相当するパーツ.大きければ効率的に同時並行の作業が可能.


最近は8GBが普通ですが,16GBあると安心です.

パソコンソフトが急に落ちたりする原因がメモリ不足です.
この記事を読んでいただいている方はきっとストレスフリーなパソコンを買いたいと考えているかたでしょうから余計に16GBをおすすめします.
ちなみに 4GB → 8GB → 16GB → 32GBと増えていきます.


20GBとかは基本的にありません.


実は同じメモリでもDDR4とか性能に違いがあります.


CPUの型番ほどは調べなくてもいい印象.


端子

スライド発表が多い医療者ならいつも気にしているパーツではないでしょうか.


なぜか病院ではVGA(ねじがついていてくるくる回して固定するやつ)など古い端子がいまだにまかり通っている状況です。


筆者の考えとしては,古い端子をフル装備したパソコンを買うよりは,いろいろ使える変換アダプターを買えばいいと思っています.


USB PD対応のUSB typeCコネクタがあると,ノートパソコン特有の巨大電源アダプタ以外からも充電可能になるので,おすすめです.


(重い作業をする時には、大きな電源アダプタにも意味はあります。)


また,typeCのみで充電&外部ディスプレイ出力もOKってことも可能なのでケーブル回りをスマートにしたい人はおすすめです.


グラフィックボードの有無


グラフィックボードは追加の計算器みたいなイメージ.


よく使われるのは画像編集やゲームにパソコンを使いたい場合です.
普通のパソコンではCPUにおまけでついているものを使っています.


それを追加で搭載しているノートパソコンもあるよってことを紹介しました.


多くの人は気にしなくてOK,

ゲーム好きなら,どうせなら搭載されているものを買うべき.世界が広がります.


サイズ


ここでいうサイズは薄型かどうかという問題です.


薄型のメリットは
軽いこと
見た目がよいこと


デメリットは
端子が少ないこと
発熱面で不利なこと


値段がある程度高いけど分厚いパソコンは性能が高い可能性が高いです.

性能が高いと使用する電力も大きくなって,発熱しがちになって,分厚く,強力なパソコンになりがち.


この辺は使い方によるでしょう
コストパフォーマンスに優れながら良い性能を求めるなら

現状で
core i5 or i7 第10世代
メモリ 16GB
SSD 500GB
USB-typeC(充電対応)
モデルをお勧めします.

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