マーケターに職種転換して気付いた、成長に必要な考え方
こんにちは、デジタルプロダクト開発本部 プロモーション部の福吉です。
私は2012年に新卒で入社し、7年間「エン転職」の営業と原稿取材に従事。その後、社内公募で現在のプロモーション部に異動し、Webマーケターに職種転換しました。現在は、「エン派遣」のB2Cマーケティングに加えて、「エンゲージ」のB2Bマーケティングにも挑戦中です。
営業職の同期から「1年マーケターになってどうだった?」と聞かれて自分の経験を振り返ったところ、マーケターを目指す方の参考になるかもしれないと思い、noteを書きました。今回は『営業からマーケターに職種転換して気づいた、成長に必要な考え方』を共有します。
シンプルに言えば『チャレンジングな目標設定』『視座を上げるための行動量と質の担保』『要望度の高い上司からフィードバックをもらう』の3点です。
①チャレンジングな目標設定
私は、マーケターの仕事は全くの未経験でした。しかし、異動後すぐに『1年以内に、1つのサービスの集客全体を管理・担当するポジション(以後、プロモーション責任者)になる』という目標を設定しました。
この目標を選んだ理由は、ある上司の言葉です。自分のキャリアに悩んでいた時に「自分にとって、困難な道を選びなさい。一方の道に行けば、今までの力を活かして、ある程度までは形にできてしまう。けれど、もう一方の道はどうだろう。想像もつかないし、出来るイメージもないと思う。でも、キャリアを築いて成長していくなら、あえて困難な道を選択しなさい」とアドバイスをもらいました。
このアドバイスをきっかけに、1年以内にプロモーション責任者になろうと決めました。
②視座を上げるための行動量と質の担保
プロモーション責任者になると決めたものの、広告テクノロジーやクリエイティブの知識がなく、プロモーション案の判断軸も持っていませんでした。そこで、下記を徹底して行いました。
・上司の考えを自分に憑依させる
・自分なりの仮説や考えを持つ
・NOと言わない
<上司の考えを憑依させる>
異動後すぐは、毎日のように「上司ならどう考えるか」「あの人は、どういう判断をするか」を意識していました。上司の考え方を自分に憑依させることで、視座を高めていきました。
サイト全体の状況・各メニューの優先度・施策の優先度を自分なりにたて、毎週の定例ミーティングで上司に見解を聞いてギャップを埋めていく。予算策定の際には、上司案と自分案のズレを見つけ、なぜズレが起きるのかを考えて質問する。不明点が完全に解消されるまでしつこく質問をする。…など、あげるときりがないですが、身につくまで繰り返して行いました。
<自分の仮説や考えを持つ>
広告の運用をする中で、自分だけで知見を増やすには限界がありました。各媒体の方やパートナー、プロモーション部のメンバーに、わからないことを質問をして解消していきました。その際に気を付けていたのが『自分なりの仮説や考えを持つ』ことです。自分の見解を持つことで、何が間違っていたのかズレがわかり、学びに繋がりました。その積み重ねによって予測の精度も徐々にあがっていき、広告運用のノウハウを身につけることができました。
<NOと言わない>
自分にきたチャンスを逃さないために、基本的に断らないというスタンスでいました。自分の出来ることを増やし、早期にプロモーション責任者になるために、
・運用できる広告メニューを増やす
・役員やマネージャーへの定例報告
・別部署との効果アッププロジェクト
など、多種多様な業務に自ら手を挙げてチャレンジしました。
また、上司に「他にどんなスキル・経験を積むと良いですか?」と質問し、プロモーション責任者に必要なスキルを取りこぼしなく身に着けるようにしました。
③要望度の高い上司からフィードバックをもらう
自分の努力だけではなく、周囲の環境も大きいと感じています。
弊社には、「CareerSelectAbility®」という共通言語があります。『スキルや経験を身に着け、どこでも活躍できるような人になる』『自分だけでなく、一緒に働く仲間の成長も支援する』という考え方です。
この考え方が前提であるため、目標に対して妥協せずに取り組むことができる環境です。
上司や先輩は、要望度の高いフィードバックをくれます。また、外部講師の方との勉強会も開催しているので、異なる視点からの意見ももらえます。このような環境に身を置くことで、自分の視野を広げ成長することができました。
時には、高い目標に対して「これは出来ないだろう・・」と怖気づいてしまうこともありました。そんな時、「あなたなら出来る。大変かもしれないけど、出来ると思ってるから任せようとしてる。」と言ってもらえたことも心強かったです。
さいごに
『チャレンジングな目標設定』『視座を上げるための行動量と質の担保』『要望度の高い上司からフィードバックをもらう』。未経験からWebマーケターになった私には、この3つがとても重要でした。
弊社には、目標達成に取り組む仲間を全力でサポートする風土があります。興味がありましたら、ぜひ下記からエントリーしてみてください!