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「ディグディガ」元ネタ紹介:第23話
これは、漫画「ディグインザディガー」第23話公開に際して、原作の栄免建設と漫画の駒澤零(と、たまにゲスト)が淡々と元ネタ紹介をしていくコーナーです。
原作担当:栄免建設
◆LiE RECORDS
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![](https://assets.st-note.com/img/1676992608164-ta5QJVk1yQ.jpg?width=1200)
愛知県豊橋市のレコード店。
以前漫画の舞台にしてほしいお店をTwitterで募集した際、最初に連絡をいただいたレコ屋であり、さらに読者からも紹介してほしいショップとしてメールをいただいたこともある。そのため、ぜひ取材に行きたいと思っていた。
ディグディガは「レコードを触れたことない人にもレコードに興味を持ってほしい」というのを一つの目標に掲げており、初めてレコードを触れる人のための試みをおこなっているLiE RECORDSには共鳴する部分がある。
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今回作中で取り上げたのは、取り組みの一つ「レコードプレイヤーを買った方に1000円以下のレコードを3枚プレゼントする」というキャンペーンだ。
#レコードプレーヤー 入荷しました✨
— LiE RECORDS (@records_lie) February 17, 2023
購入者全員に1000円以下のレコードを3枚プレゼントいたします🎁 pic.twitter.com/yj9n24lyqX
元々は2020年に愛知県豊川市にオープンしていたが2023年1月に現在の店舗に移転。取材時はまだ移転作業中だったのだが、店長の平松章也さん自らで改装作業を行っている、まさにDIYな店舗だった。
曽我部さんデザインのシルクスクリーンが到着しました。制作は三重Mole Factory @mole_factory 。嬉しい! pic.twitter.com/vjmZJej798
— LiE RECORDS (@records_lie) January 21, 2023
新店舗になってからは、レコードプレイヤー購入者にサニーデイ・サービスの曽我部恵一氏(ディグディガ11話に登場していただいた)デザインの持ち帰り袋をプレゼントしているとのこと。
ちなみに平松さんはサニーデイ・サービス 『FUCK YOU音頭』MVにゾンビ役で出演している。
なおレコードプレイヤーを既に持っている方でも、オススメのレコードを紹介してくれる。最近レコードを買い始めた方なども是非足を運んでみては。
ライレコ、漫画になっちゃいます!
— LiE RECORDS (@records_lie) February 12, 2023
明日2/13(月) 21時〜公開。
見覚えのある絵柄。わくわくわくわく。 pic.twitter.com/nVI9DpwxKk
ちなみに店名の「LiE RECORDS」というのはGEZANの元Bass、カルロス・尾崎・サンタナ氏が名付け親。平松さんが今回の表紙に元ネタであるGEZAN - 狂(KLUE) のリリースの頃よく遊んでいたらしい。
◆GEZAN - 狂(KLUE)
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◆あつまれ どうぶつの森 とたけけミュージック Instrumental Selection
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任天堂の人気ゲームシリーズ「どうぶつの森」の最新作から、ゲーム内に登場するミュージシャンのキャラクター・とたけけのインスト楽曲を収録。
どうぶつの森は2001年、NINTENDO64のソフトとして発売。どうぶつが暮らす村に引っ越し家具や服を収集するなど生活を楽しむゲームだ。
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僕自身発売直後から購入しかなり遊んだゲームで、個人的には収集アイテムのハニワ集めに躍起になっていたのだが、収集アイテムの中に前述したミュージシャン "とたけけ" の楽曲がある。音楽プレイヤーさえあればゲーム内の部屋で流すことができ、全55曲となかなかにボリュームのあるアイテムだ。
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とたけけの要素はその後のゲームシリーズに引き継がれ、最新作である「あつまれ どうぶつの森」では全95曲が収録となっている。
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レコードではその中からインスト曲、18曲+ボーナストラックが収録。A面にはアッパー、B面にはチルな楽曲が収録されている。
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収録楽曲のタイトルを見ていただければわかると思うが、それぞれ音楽ジャンルが元となっている。とたけけが作った曲という統一性がありながら、ジャンルへの要素もうまく引き出されており、様々な音楽ジャンルを知る上でもいい教材だと思っている。
またこれは僕の予想なのだが、エレクトロニカを元にした「けけトロニカ」はおそらくSKETCH SHOWの楽曲を参考に作ったんじゃないかと思う。
作中でも言及したが、ここ最近のリリースを見るとゲーム音楽のアナログ盤がかなり多い気がする。遊んだ世代が大人になり、子供の頃に慣れ親しんだ音楽をアナログで聴く…という流れができているのかもしれない。
本人が意図していなくてもゲームのプレイ中に流れる続けている音楽は無意識に刷り込まれていくもので、今のミュージシャンでも大きな影響を公言する人も多い。調べてみるのも面白いのではないだろうか。
個人的に楽しみすぎて作中で取り上げてしまったが、音楽が好きだったゲームであるボンバーマンヒーローのレコードが今年発売されるらしい。
サントラCDはAmazonで八万円もする(ゲームのサントラCDは数が少ないのかプレミアが付きやすい)もあり、今まで入手できなかったので嬉しい。
当時はそういう意識をしていなかったが、自分の音楽スタイルにも近いJungleの影響を受けた楽曲が多く、これらゲーム音楽でのジャングルが一部話題にもなっているので併せてチェックしてもらいたい。
漫画担当:駒澤零
◆稲垣次郎とソウル・メディア - Funky Stuff
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実は2回目の登場。何を隠そう…そう、6話です。
6話で書いた時点ではわたしはレコードの現物を見たことがなく、単純に好きな作品の紹介として元ネタに選んだのですが、なんとLiE Records 取材時超目立つところに置いてあったのです。本作が。
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ということで栄免さんと相談の末、オチに再掲することになりました。
◆フラワー・トラベリン・バンド - SATORI
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これも店内にあった超名盤シリーズ。
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以上、ディグディガ23話の元ネタ紹介でした。ありがとうございました!
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