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「ダムカレーは不謹慎」記事から始まる美味しいダムカレー&不謹慎メニュー宣伝祭りに

 2019年2月21日、建設メディア『施工の神様』が「ダムカレーやビルカレーといった名前のカレーを崩して食べるのは被災地に対して不謹慎だ。不愉快である」との内容の記事をアップした。

 お気持ち記事のあまりの内容に、ダムがある場所や被災地などで提供されている不謹慎なメニューの宣伝大会がTwitterで始まった。

いろんなダムカレー

不謹慎メニュー

どうぶつ図鑑でも紹介されたダムケーキ。これもダムを「決壊」させないと食することはできないからダムカレー同様に不謹慎なわけだが、これを販売したのは宮ヶ瀬ダムの売店なんだよな。 pic.twitter.com/fipj4Dno2m — 68式バス帽子隊長 (@64cd932a07f2465) February 21, 2019

https://twitter.com/64cd932a07f2465/status/1098500674118021120

ダムカレーには2種類ある

 『施工の神様』の記事では「ライスを崩す行為はダムを崩している」という説明だったが、調べていくとダムカレーには2種類あることがわかった。

 ルウを貯水池とみなすものと、放流後の水とみなすものだ。後者は「ダムを崩す」という行為を否定したかったのかもしれない。

 けれども、当事者ではないため本当のところはわからない。

ダムカレーを販売しているのはダムがある地元

 さきほど当事者、と書いたが大事なところはそこだろう。

 ダムカレーを販売しているのは、基本的にそのダムがある地域だ。

 地元の人間が販売しているメニューに対して、外野が「不謹慎だ」と騒ぐのは余計なお気持ち案件と言える。

カレーを放流!ダムカレー皿。 pic.twitter.com/llnIDFTvXr — おもしろ雑貨紹介 (@zakka_dawasshoi) February 19, 2019

https://twitter.com/zakka_dawasshoi/status/1097977707147743234

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