見出し画像

アンミカさんの名言で白って200色あんねんで

というのがある。

他の色についても聞いたことがある様で、黒は300色あるらしい


黒って黒じゃない!?

美容室に行っても、白髪が増えるとカラーリングの前に白髪染の話をすることになる。

私は白髪染で染めた黒が嫌いなので、複数色をまぜて白髪を染めてもらう。

白髪染は白をしっかり染めるのに、赤い色素を混ぜている。

だから、時間がたって白髪染が落ちて来た時に、紙の色が赤茶色くなってしまう。

以下にも白髪染しましたっていう風になる。

これがいやで白髪染めで黒くするのを避けている。


白髪を染めたいのではなくて、目立たなくしたい

じゃあどうするか。

長年美容室に通って美容師さんと話をしていると、変に詳しくなる。

お店にもよるが、白髪染以外の染料で黒くできる事を知っている。

実際は真っ黒でなく、青、紫、グレーに近い感じだ。

カラスを見ると分かるが、カラスは黒いと言われるが、近くで見ると紫や青が混ざっており、漆黒ではない。

これが白髪染めと何が違うかというと、上手く行くとカラーが落ちて来た時に赤くならず、ダークグレーの様になってくれる。

白髪と黒髪がなじんで、白髪が目立ちにくくなってくれるのだ。


心を豊かにするサービス

白髪染を使わずに黒く染めて下さい。と頼んでも、
美容師さんによっては、「そんな事できません」と言う方もいる。

ただ、実際できる事を知っているし、黒と言っても真っ黒という訳でもなかったりする。

色落ちした後のあのなんとも言えない赤茶けた状態が気分が良くないので、
何とか避けたいのだ。

その辺を理解してくれる美容師さんは、何度もチャレンジして、
「今回の色落ちどうですか?」
と色が落ちた後のことも聞いてくれる。

染まった時は同じ様に黒なのだが、その後までイメージを膨らませられるか、依頼者の気持ちを汲んでもらえるかの差は大きい。

高がカラーだが、白髪が目立つのは朝起きた時の鏡でみる印象の違いが大きく気持ちの影響も大きい。

「黒く染まればいいんでしょ」ではなく、
カラーを通じて心をちょっとだけ豊かにし、心に色(カラー)を差し込んでくれる

そんなサービスが本当の「カラー」なんじゃないか

ふと、髪を染めた日にそんな事を思った

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?