DIGIDAYリサーチ:動画パブリッシャー、収入源のプラットフォームは?
米DIGIDAYは5月、アリゾナ州スコッツデールでビデオサミット(Video Summit)を開催。51名のパブリッシャー幹部に、彼らの動画ビジネスの収益に貢献しているソーシャルプラットフォームについて取材した。オーバー・ザ・トップ(OTT)サービスのコンテンツのマネタイズについて、パブリッシャーの間でどのような懸念が広がっているのか、我々の調査結果を紹介しよう。なお、今後のイベントについては、こちらから確認できる。
ポイント:
・米DIGIDAYが調査したパブリッシャーの半数近くが、動画収益の75%以上を自社で所有するサイトから上げている。
・回答者の47%が、動画収益の一部をTwitterに頼っている。
多くのパブリッシャーにとって、動画への転向は失敗だったようだ。それでも、米DIGIDAYが3月に開催したパブリッシングサミット(Publishing Summit)では、調査したパブリッシャーの86%が、制作する動画の数を増やす計画だと回答。さらに、米DIGIDAYが行った別の調査では、75%の企業が収益の一部を動画広告から得ていると回答した。また、パブリッシャーの経営幹部クラスは、動画広告を2018年のもっも大きな収益機会のひとつと捉えている。
自社サイトが一番の収益源
そこで我々は、パブリッシャーが現時点でどのプラットフォームから動画収益を上げているのかを質問した。その結果、ビデオサミットに参加したパブリッシャー51社の大多数が、自社で所有および運営するサイトからほとんどの動画収益を上げていると回答した。また、およそ半数のパブリッシャーが、Twitterから収益を得ていると述べている。
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