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イギリス、小型原子炉コンペ開始。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2023年07月19日に、イギリス政府は2023年07月18日に、原子力発電のSMR(Small Module Reactor/小型モジュール炉)開発支援を巡る技術コンペの募集手続きを開始したと発表した。

エネルギー安全保障の強化に向けた原子力エネルギー拡大政策の一環として、今秋に基準を満たした技術を選出し、支援の協議を進める。

このコンペは、原子力発電の開発を監督し、円滑に進めるための新組織「GBN(Great British Nuclear/グレート・ブリティッシュ・ナックラー/Great British Newclear/グレート・ブリティッシュ・ニュークリア)」が進める。

関心を寄せる企業の募集をこの日から始め、技術基準を満たせば次の段階として技術開発・設計の支援に向けた交渉に招く。コストに見合えば建設段階まで支援するという。

イギリス政府は、今回のコンペがSMRプロジェクトへの£数十億の官民投資につながると予想。原子力産業がイギリス経済に£60億の恩恵をもたらすと見込んでいる。

政府は2050年までに発電容量24ギガワット分の原子力発電所を新設し、国内電力の25%を賄う目標を掲げる。今回はコンペ開始に併せ、原子力分野への計£1億5,700万の支援パッケージを公表。先進的な原子力事業の促進や、AMR(Advanced Modules Reactor/先進モジュール炉)と核燃料の開発などに資金を提供するとしている。

私は2013年から興味があった。どう安全を確保するかである。
現在の科学で、ペンシル型の小型原子炉は可能なはずである。

実は、作ろうかと思ったこともあった。
ちなみに私のドイツの教授ハンス・ヴィッドマン(Hans Widmann)は、アインシュタインやアポロ・ロケットを開発したフォン・ブラウン(Wernher von Braun/Wernher Magnus Maximilian Freiherr von Braun/1912 -1977)も卒業したチュービンゲン大学(University of Tübingen)の卒業生で、博士号を3つ持っている天才であった。

彼の大学時代の研究は、核融合であった。

ある人から、最初に原爆を作ったのは彼であったと聞いたこともあった。

教授の死因は、白血病で、マインツの大学の地下の核研究室もあった。

2023年03月31日---イギリス、排出ゼロに向け、グリーン投資促進。
2022年06月10日---直径1mで25年間燃料交換なし、三菱重工の超小型原子炉はどう動く
2022年04月00日---発電の設置容量を2030年までに現在の5倍に拡大する計画を打ち出している。
2021年11月08日---ロールス・ロイス、小型原発の開発に着手。
2021年10月18日---元スペースX社のエンジニアがポータブルエネルギー用の軽量原子炉を設計。
2020年11月18日---イギリス政府、気候中立で10項目に巨額投資を発表。
2019年08月28日---イギリスのロールスロイス、オーストラリアで原子炉建設を提案。
2019年08月09日---オーストラリアのエネ相、新型小型原子炉に関心!
2017年11月30日---オーストラリア初の小型原子炉、建設候補地探し本格化!
2015年06月20日---核の天才少年テーラー・ウィルソン。彼は14歳で原子を溶融させた。
2013年03月01日---米国の18歳少年テイラー・ウィルソン(Taylor Wilson)が小型原子炉を考案、発電量は「10万世帯分」
2013年02月28日---米国の18歳の少年が、古い核兵器からの廃棄物で小型原子炉を考案!

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