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中国EV、ドイツで苦戦。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年07月24日に、ドイツの消費者は、自国ブランドのEV(Electric Vehicle/電気自動車)が中国メーカーのものより魅力的だと考えている。

コンサルティング企業ベリングポイント(BearingPoint)はは2024年07月23日に、ドイツの経済新聞「ハンデルスブラット(Handelsblatt)」研究所との合同調査結果を公表した。メーカー別の魅力度指数は、上位3社をドイツ企業が占めた。

調査はは2024年05月15~17日にオンラインで実施し、2,042人から回答を得た。うち約75%はEVを所有しておらず、購入する予定もないと答えている。EVを購入する場合に、回答者が最も重要視するのは価格で、航続距離、充電コスト、品質への信頼などが続いた。これを基礎として、魅力度をランク付けした。

首位に立ったのはフォルクスワーゲンVW(VolksWagen)で、各要素でバランスよく評価された。これにVWの高級車部門アウディ(Audi)、メルセデス・ベンツ・グループ(Merzedes Benz Group/旧ダイムラー)が続いた。

4位の米テスラ(Tesla)、6位の韓国・現代自動車(Hyundai)を除くと、上位9位までを欧州勢が占めた。中国系は上海汽車(SAIC)傘下の英MGモーターが10位、BYD(比亜迪)が11位、長城汽車が12位だった。長城汽車の車両価格は上位12メーカーの中で比較的安く、充電コストは最も低かったが、品質への信頼が足を引っ張った。

調査担当者は、すでにEVを所有している人は、中国メーカーに「比較的オープン」だと指摘した。一方で、初めてEVを購入する人は、ドイツ車を選択する傾向があると分析している。中国メーカーが技術の向上や、サービス網の拡大などを続けていけば、消費者からの信頼やブランドの認知度が向上し、魅力度が上昇する可能性はあるとの見方を示した。

これは、自動車の輸出に挑戦した日本車の歴史にも匹敵する。

初期はボロボロであった。

そのうち自動車新聞や雑誌が日本の車を分析し、ホンダがトップになり、中古車屋を運営していた友人が、自分で乗ってみて高い評価をし始めた。

中国は、売ることだけを考えているが、自動車レースなどを支援し、実際に走らせて評価を受けるべきである。
中国は安かろう。悪かろうと言う評価を自覚すべきである。
ビジネスは、這い上がりである。匍匐前進しかない。

金を稼ぐ前に、金を使え!
共産主義の考え方では、売れない。

中国のおもちゃの売り方では、欧米では通じない。

https://europe.nna.jp/news/show/2685116
https://www.handelsblatt.com/dpa/studie-kunden-finden-deutsche-e-autos-attraktiver/29909052.html
https://www.stern.de/wirtschaft/news/automarkt--studie--kunden-finden-deutsche-e-autos-attraktiver-34905078.html
https://www.t-online.de/finanzen/aktuelles/id_100454110/studie-kunden-finden-deutsche-e-autos-attraktiver.html

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