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ドイツ連邦議会、長距離ミサイル「タウルス」のウクライナ供与案否決。

ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年03月18日に、ドイツ連邦議会(下院)は、最大野党のCDU(Christlich Demokratische Union/キリスト教民主同盟)が提出したドイツ製長距離ミサイル「タウルス」のウクライナ供与案を否決したとドイツの英字新聞「DW(Deutsche Welle/ドイチェ・ヴェレ)」が伝えたと報告した。

こうした案が退けられたのは、今年に入って3度目。出席した議員690人のうち495人が反対、190人が賛成し、5人が棄権した。ショルツ首相のSPD(Sozialdemokratische Partei Deutschlands/社会民主党)が引き続き難色を示したのに対し、連立相手のDie Grünen(Bündnis 90/Die Grünen/環境政党・緑の党)とFDP(Freie Demokratische Partei/自由民主党)は支持を表明。右派政党AfD(Alternative für Deutschland/ドイツのための選択肢/右派政党)と左派党は反対票を投じた。

CDU(Christlich Demokratische Union/キリスト教民主同盟)は、ロシア軍が前線で徐々に前進していることを踏まえ、長射程の兵器を直ちにウクライナに送るべきだと主張。これに対しショルツ首相は、ドイツがロシアとの戦争に巻き込まれかねないとして、消極的な姿勢を崩していない。

ロシアが直接攻めてきたら、ドイツが今度は武器がないことになる。

タウルス(Taurus)の射程は500km。戦闘機から発射され、わずか35kmの高度を音速並みのスピードで飛行する。レーダーシステムによる捕捉はほぼ不可能だ。

日本はジャイロが得意だから、作れば簡単であるが、殺人兵器の開発はやめよう!

2024年03月15日---ドイツ軍、戦力不足が顕著。
2024年03月02日---ウクライナ戦争に関する軍の機密会談の録音が、ロシアのソーシャルメディア上で拡散。
2024年02月12日---ドイツとフランス、ポーランドは、防衛協力の強化で合意。

https://europe.nna.jp/news/show/2636764

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