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反抗的なプーチンは、ウクライナの抵抗の象徴である占領下の激戦地マリウポルを訪問。

ウラジーミル・プーチン(Vladimir Putin)がロシア占領下のマリウポル(Mariupol)を訪問したと報告した。

ICC(International Criminal Court国際刑事裁判所)がプーチンに対する逮捕状を発行した数日後に、クレムリン(Kremlin)から明らかに反抗的な動きが報告された。

日曜日に発表されたクレムリンの声明によると、プーチンはヘリコプターでマリウポリに入り、車でマリウポリ周辺の地区を回ったという。

クレムリンの声明によると、ロシアの指導者は同市のネフスキー地区で住民と話すために停車し、住民の家に招かれたと主張した。この訪問がいつ行われたかは明らかにされていない。

今回の訪問は、ウクライナの子どもたちをロシアに強制送還した疑いで、ICCが金曜日にプーチン大統領とロシア政府高官マリア・ルボヴァ=ベロヴァ(Maria Lvova-Belova)に逮捕状を発行したことを受けて行われた。

マリウポルは、ロシアが昨年侵攻して以来、最も激しい戦闘を目撃してきた抵抗の象徴であるため、今回の訪問は、ウクライナ人にとって特に挑発的なものと見なされる可能性が高い。

クレムリンによると、プーチンはマリウポルの海岸線も視察し、ヨットクラブや劇場の建物を訪れたという。

工場長が妻と別れ工場に向かう時、妻に国を出るように言い、これが最後かもしれないと言ったことを思い出す。

確か陥落した後も工場長は生きていて、捕虜になったと聞いた。

ロシアのマラット・クスヌリン副首相(Russian Deputy Prime Minister Marat Khusnullin)は、プーチンに同市で進行中の「建設・復旧作業」について詳しく話した。

クレムリンは、プーチンがロストフ・オン・ドン(Rostov-on-Don)の特別軍事作戦の司令部で会議を開いたと付け加えた。

プーチンは、参謀総長ヴァレリー・ゲラシモフ国防第一副大臣(Chief of the General Staff – First Deputy Minister of Defense Valery Gerasimov)や多くの軍幹部から報告を受けた、と声明は続けた。

アゾフ海(Sea of Azov)に面した港湾都市マリウポルは、ウクライナのドネツク州に位置し、2022年05月からロシアの直接支配下に置かれている。

ちょうど同じ時期、笹塚の中村屋が壊され、マリウポルの工場を思い出した。

今ではウクライナより先に平である。

2022年03月の産科病棟への攻撃や、数百人の市民が避難を余儀なくされた劇場への爆撃など、ロシア軍が最も悪名高い攻撃を実施したのはマリウポリでった。

マリウポルは、2022年、数週間にわたるロシアの執拗な攻撃で、ウクライナの抵抗の象徴となった。有名なのは、街の大半が陥落したときでも、防衛隊がアゾフスタル製鉄所(Azovstal steel plant)で数週間持ちこたえ、最終的に要塞が陥落したことである。

国防アナリストが以前CNNに語ったところによると、ロシア軍はマリウポルを平らにして「支配しやすい街」にしようとしたのだという。

戦争前にこの街に住んでいた45万人のうち、3分の1以上がすでに去っている。

どこかの新聞で、専門家という馬鹿が、ICCとプーチンについて書いていたが、戦場を知らなさすぎる。


Azovstal/Mariupolの緯度、経度。
47°06'11.4"N 37°35'42.4"E
または、
47.103161, 37.595106

https://edition.cnn.com/2023/03/19/europe/putin-mariupol-visit-icc-intl-hnk/index.html


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