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EUとイギリス、若者交流拡大で関係改善目指し、自由往来で協定の締結を目指すと発表。


ヨーロッパ経済ニュースEUROPE NNAは2024年04月22日に、EC(European Commission/欧州委員会)は2024年04月18日に、18~30歳の若者がEU(European Union/欧州連合)とイギリスを自由に往来できるよう新たな協定の締結を目指すと発表した。

就労や留学など、最長4年間の滞在を認める方針。 EU離脱(ブレグジット/Brexit)以降で冷え込んだ関係を、若者の交流を増やすことで改善することが狙いである。

政治的な形式ではない実質的自由は、歓迎すべきである。

協定案では、イギリスの若者の滞在はEU域内の特定の1カ国に限定する。また、イギリスとEU加盟国ともに、受け入れ人数の上限を設けない方針だ。

EU離脱以降、就労や就学を目的にEU加盟国からイギリスに渡る人が減っており、農業や飲食業などで深刻な人材不足に直面している。

それみろ!移民反対というと人材不足になるに決まっている。

イギリス政府は、スペインやドイツ、ポーランドなどと2国間で協定を結ぶことを提案してきたが、欧州委は「全加盟国が平等に扱われる」よう、EU全体で交渉するべきだと主張している。

EC(European Commission/欧州委員会)のウルスラ・フォン・デア・ライエン(Ursula von der Leyen)委員長!それこそがあなたの仕事だ!

「(英仏)海峡の両岸にいる若い世代が増えるほど、次の世代がお互いをよく知ることとなり、良好な関係を築ける可能性が高まる」と述べ、協定締結の重要性を強調している。

やっと気がついたようだ!〜」

ウクライナはNATOに任せておけばいい。

一方で、次回総選挙での政権交代を目指すイギリス最大野党・労働党は、「単一市場への回帰はない。」として、この協定案を推進しない方針を示している。同党は世論調査で与党・保守党を大きくリードしている。

イギリスの最大野党・労働党(Labour)の党首サー・キア・スターマー(Sir Keir Rodney Starmer)
イギリスのリシ・スナク首相(Rishi Sunak British Prime Minister)

https://www.thetimes.co.uk/article/eu-wants-to-relax-visa-rules-for-young-britons-69mnb8sr6
https://ec.europa.eu/commission/presscorner/detail/en/ip_24_2105
https://erasmus-plus.ec.europa.eu/sites/default/files/2023-11/2024-Erasmus%2BProgramme-Guide_EN.pdf
https://assets.publishing.service.gov.uk/media/620a791d8fa8f54915f4369e/benefits-of-brexit.pdf
https://www.euronews.com/my-europe/2022/12/29/brexit-draft-deal-first-of-many-hurdles-to-a-smooth-exit
https://www.thederrick.com/ap/world/eu-proposes-youth-mobility-agreement-with-uk-to-help-youngsters-travel-work-and-live-in/article_acb94656-06f8-55dc-87e9-6fb61c8d6d47.html

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