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パレスチナ自治政府、改革の要求に直面し、新内閣を発表。

AP通信は2024年03月29日にウエストバンクのラマラ(RAMALLAH, West Bank)からとして、パレスチナ自治政府(Palestinian Authority)は、改革を求める国際的な圧力に直面しているため、新内閣の発足を発表したと報告した。

約20年にわたってパレスチナを率い、引き続き全体の主導権を握っているマフムード・アッバス大統領(President Mahmoud Abbas)は、2024年03月28日木曜日の大統領令で新政権の樹立を発表した。

次期閣僚には著名な人物はいない。

アッバス首相は今月初め、長年顧問を務め、政治的に独立した米国で教育を受けた経済学者モハマド・ムスタファ(Mohammad Mustafa)を首相に指名した。

ムスタファは外相も兼任し、テクノクラート政府を樹立し、ガザ再建を支援する独立した信託基金を設立すると誓っていた。

内務大臣はアッバス大統領の世俗的ファタハ運動のメンバーであり、前政権でも同じ経歴を持っていたジアド・ハブ・アル=リフ(Ziad Hab al-Rih)が就任し、内務省は治安部隊を監督する。 無期限延期された2021年の選挙にファタハ候補者として立候補登録したアシュラフ・アル・アワル(Ashraf al-Awar)は、次期エルサレム問題大臣に就任した。

次期23人の閣僚のうち少なくとも5人はガザ出身だが、彼らが現在もガザ地区に滞在しているかどうかはすぐには明らかになっていない。

パレスチナはイスラエル占領下のヨルダン川西岸の一部を管理している。 2007年にハマスが政権を掌握した際、ガザ軍はガザから追い出されており、ガザでは何の権力も持たない。

18年間選挙を行っていないこともあり、パレスチナ人の間では国民の支持や正当性がほとんどない。 安全保障問題でイスラエルと協力するという同国の政策は極めて不評であり、多くのパレスチナ人がイスラエルを占領の下請けとみなされている。

近年の世論調査では、パレスチナ人の大多数が88歳のアッバス首相の辞任を望んでいることが一貫して判明している。

米国は、最終的な国家樹立に先立ち、戦後のガザを管理するためにPAの活性化を求めている。

イスラエルはこの考えを拒否し、ガザに対する無制限の治安管理を維持し、PAやハマスに所属していないパレスチナ人と提携すると述べた。 ガザの誰がそのような役割を引き受けるつもりかは不明だ。

ホワイトハウスのジョン・カービー国家安全保障報道官(White House national security spokesman John Kirby)は、新内閣について広範な評価を下すのは時期尚早で、バイデン政権が求めた「信頼できる広範な改革」を実現するかどうかについても述べた。

ハマスは新政府樹立を不当なものとして拒否し、代わりにファタハを含むパレスチナ全勢力に対し、国政選挙に先立って権力分担政府を樹立するよう求めている。

同政府はガザ地区のパレスチナ人に対し、イスラエルと協力して領土を管理しないよう警告し、協力する者は殺害の脅迫とみなされる協力者として扱われると述べた。

しかし、まだ何もできていない。

アメリカは、イスラエルと共に、こんなに多くのパレスチナ人を殺した。

その責任も明らかにしていないで、何をしようとしているのだろう。

パレスチナの若者は、絶対忘れないことだろう。
アメリカは、イスラエルをパレスチナの土地から追い出すべきである。

それもできないで、何を言っているのだろう。

改革が必要なのは、アメリカとイスラエルである。
アメリカにいるイスラエル人も、イスラエルにいるイスラエル人の改革を訴えている。

すでにもう、イスラエル人、アメリカ人は自由に世界を旅できなくなっている。

https://apnews.com/article/palestinians-politics-cabinet-israel-hamas-gaza-97415b76e8339a34111e85ae32dcc5f2

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