極端な人口密度を示すガザ地区の地図と、予測不可能なネズミ花火ミサイル。

米国のCNNは2023年10月11日に、ガザ(Gaza)での空爆により、数十万人が自宅からの避難を余儀なくされ、病院を含む地域が占拠されているため、避難する余地はほとんどない。

ガザは中東の中でも最も小さく、最も人口密度が高い都市の一つである。

年次デモグラフィア報告書(annual Demographia report)のデータによると、ガザ市周辺の都市部には88平方マイルの広さの中に200万人近くが住んでおり、これは1平方マイルあたり約2万1,000人に相当する。
デモグラフィアは、正式な行政境界とは対照的に、都市の都市面積を調べて密度を計算する。

EC(European Commission/欧州委員会)のデータによると、ガザ市内の人口密度は多くの地区で100平方m当たり500人を超えている。
データによると、カーン・ユニス(Khan Yunis)やヌセイラット難民キャンプ(Nuseirat refugee camp)など、ガザ地区の他の地域も密集しており、多くの場所では100平方m当たり250人以上、難民キャンプでは100平方m当たり400人以上が住んでいる。

デモグラフィアの報告書によると、ガザ市は、1平方マイルあたり8万人を超えるバングラデシュのダッカなど、世界で最も人口密度の高い都市ほど混雑していないが、ロンドンなどの世界都市よりも混雑しており、人口密集度はロンドンの3倍である。
報告書によると、ロサンゼルスは米国で最も人口密度の高い地域だという。

市街地の人口密度

土曜早朝のイスラエルに対するハマス(Hamas)の致命的かつ前例のない攻撃に対抗し、水曜日の時点でイスラエルはガザ地区の数百の標的を攻撃した。

双方の当局によると、ガザでは1,000人以上が死亡し、イスラエルでは少なくとも1,200人が死亡した。

テルアビブ(Tel Aviv)とエルサレムは(Jerusalem)どちらも混雑した都市であり、エルサレムの人口はこの地域で最も密集しています。 テルアビブの人口密度はガザ市ほどではないが、エルサレム地域の人口は 1 平方マイルあたり21,988 人と推定され、ガザ市の21,034 人よりわずかに多くなっている。

つまり、イスラエルは、攻撃されることを考え、あらかじめガザに住民を集めていた。

一方、ハマスのロケットは、北朝鮮のネズミ花火ミサイルと同様。どこに飛んでくるか分からないので、予測して迎撃することがほぼ不可能である。

2023年10月08日---イランは数週間にわたるイスラエルへの攻撃計画を支援。
2023年10月08日---イスラエルの国境地帯のコミュニティ
2023年10月08日---イスラエル、2日目に南の大規模侵攻後もハマスと戦闘、北のレバノンのヒズボラとも銃撃戦。
2023年10月07日---ネタニヤフ首相、パレスチナ武装勢力がガザから空と地上の奇襲攻撃を開始し、イスラエルは「戦争状態」
2023年10月05日---イスラエル警察、エルサレムのキリスト教巡礼者や教会の近くで唾を吐いた容疑者を逮捕。

https://edition.cnn.com/2023/10/11/middleeast/maps-population-density-gaza-israel-dg/index.html
http://www.demographia.com/db-worldua.pdf