84歳のペロシだけが知っている、バイデンが大統領選から脱落した理由。

米国の噂のチャンネル新聞「ニューヨークポスト(New York Post)」は2024年08月11日に、「初めて出馬したとき、私は自分を大統領の座に就く立場だと考えていました。年齢すら言えません。口から言葉が出てこないのです」と彼は続け、こうした要因と「この民主主義を維持する」という重要な優先事項が彼の決断の根底にあると付け加えた。

現職大統領のバイデンは、6月末のトランプとの討論会で衝撃的なパフォーマンスを見せた後、多くの民主党員から公然と反乱を受けた。

選挙戦から撤退した後、バイデンはすぐにカマラ・ハリス副大統領を支持した。ハリスはその後、世論調査でドナルド・トランプ前大統領に迫っている。

バイデンはインタビューでペロシとの確執の可能性について詳しくは語らなかったが、ペロシがバイデンを追い出す動きを画策したと広く報じられており、彼女はその主張を否定していない。

ペロシ(カリフォルニア州民主党)は、討論会後に民主党員の間で民主党の反乱が始まったと当初はバイデンを擁護した。しかし、舞台裏では冷酷な政治工作員として知られているこの名誉議長は、公の場では口調を変え始めた。

「大統領が立候補するかどうかは大統領次第だ」と、バイデンのお気に入りの政治番組の1つと噂されているMSNBCの「モーニング・ジョー」でペロシは語った。その2日後、ペロシは選挙戦に残ることを「固く決意している」とする書簡を書いた。

公の場ではペロシは、バイデンが大統領選に勝てないことを示す世論調査データについてバイデンに迫り、バイデンが反論すると、長年の顧問であるマイク・ドニロン(Mike Donilon)に電話を取らせたとCNNは報じている。

「ナンシは、楽な方法か、難しい方法か、どちらでもできると明言した」と、このプライベートな会話を知る民主党員の1人がポリティコ(Politico)に語った。「彼女は3週間、楽な方法を与えた。これから難しい方法になるところだった」。

ペロシは私的な会話の内容については口を閉ざしており、民主党が大統領選で勝利することを確実にしようとしただけだと公に主張している。

「私は誰とも電話をしませんでした。約束を守りました。どんな会話も彼とだけするつもりでした」と、ペロシは最近ニューヨーカー(New Yorker)誌に語った。

しかし、バイデンに対する反発が起こっている間に人々が自分に電話をかけてきたことは認めた。

「人々が私に電話をかけてきて、そこに課題があると言っている。だから選挙運動の指導者に変化がなければならない、さもなければ次に何が起こるかだ」と彼女は付け加えた。

今月初めの時点で、ペロシとバイデンはまだ互いに話をしていない。大統領が彼女に対して「激怒」しているという噂について尋ねられたとき、彼女は「CBSニュースサンデーモーニング(CBS News Sunday Morning)」で「彼は私が彼をとても愛していることを知っている」と語った。

この2人の民主党員は数十年来の知り合いだ。彼女の彼に対する生ぬるい公の発言や舞台裏での策略以外にも、多くの観察者は、アダム・シフ下院議員(Reps. Adam Schiff)民主党、カリフォルニア州(D-Calif.)やゾーイ・ロフグレン(Zoe Lofgren)下院議員民主党、カリフォルニア州(D-Calif.)などのペロシ氏の重要な同盟者が、バイデンに降参するよう圧力をかける民主党員の合唱に加わったと指摘した。

ペロシはバイデンが撤退して以来、バイデンを大いに称賛し、彼を「影響力のある」大統領と称賛し、ラシュモア山(Mount Rushmore)に座るに値すると示唆してきた。しかし、彼女は「彼の政治活動にそれほど感銘を受けたことはなかった」と認めた。

バイデンは依然として、選挙戦でトランプに大きく遅れをとっていたことを認めず、世論調査ではトランプとの一騎打ちは「接戦だっただろう」と述べている。

また、討論会の夜に体調が悪かったという言い訳を繰り返した。

「あの討論会では体調が悪かったので本当に最悪な日だった」と述べた。

バイデンは、大統領執務室でアメリカ国民に向けて選挙戦撤退の決断について発言した後、家族に囲まれていた。

「孫たちは私をポップと呼び、子どもたちはパパと呼んでいます。そして彼らは誇りに思うし、それが重要だと言ってくれました。」と述べた。

「本当に難しい決断をしなければならないときはいつも、ボーならどうするかと自分に問いかける」と、2015年に脳腫瘍で亡くなった息子について彼は付け加えた。「インタビューを受けるべきはボーであって、私ではない。彼は本当に立派な人だった。ボーは私が政治に関わり続けることを約束してくれた」

アメリカでは、なぜあんなに脳腫瘍で亡くなる人が多いのだろう。

大統領は、ボーが亡くなる前にボーと会話をし、その中で息子のバイデンは父に政治に関わり続けることを約束させたと明かした。

バイデンはまた、トランプが11月5日の選挙で負けた場合、平和的な政権移行が行われるかどうか「まったく自信がない」と懸念した。さらに、ハリスとともに選挙活動に参加する計画を明らかにし、ジョシュ・シャピロ知事(Gov. Josh Shapiro/民主党/D）とともにペンシルベニア州を回る計画をほのめかした。

「他の州でも選挙活動を行うつもりだ。カマラが私に最も役立つと思うことは何でもするつもりだ」と彼は付け加えた。

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https://nypost.com/2024/08/11/us-news/biden-specifically-names-nancy-pelosi-in-first-interview-about-why-he-dropped-out-of-presidential-race/
https://thehill.com/homenews/campaign/4748414-nancy-pelosi-support-joe-biden-debate/
https://www.cnn.com/2024/07/17/politics/nancy-pelosi-biden-conversation/index.html
https://www.politico.com/news/2024/07/21/why-biden-dropped-out-00170106
https://www.newyorker.com/news/daily-comment/nancy-pelosis-art-of-power
https://nypost.com/2024/08/08/us-news/nancy-pelosi-concedes-she-was-never-that-impressed-with-president-bidens-political-operation/