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X-T5の登場時期を予想する

前回、Xシリーズの年表を作ってみたが、その中からX-T一桁シリーズとX-Hシリーズだけを抜き出してみた。

2014/02  X-T1
2016/09  X-T2
2018/03  X-H1
2018/09  X-T3
2020/04  X-T4
2022/07  X-H2S
するとこのようになる。

X-T一桁シリーズについて言えば、X-T1からX-T2までが2年7ヶ月、次のX-T3までが2年、最新のX-T4までが1年7ヶ月の間隔で出ている。

一方、X-H1とX-H2Sは、間が4年4ヶ月になっている。

これは、X-H1があまり売れなかったことと関連していると推測される。

X-H1は、手ぶれ補正機能内蔵や新しい(他メーカーに近い)操作系などを盛り込んだ意欲的な新製品だったが、6ヶ月後に新世代のイメージセンサーとAF機構を搭載したX-T3が登場したことで割を食った印象もある。

私は、それに加えて、フルサイズ機並のサイズと重さにしてしまったことが、「性能と画質のバランスが取れたちょうどいいカメラ」を求めていたXシリーズのユーザーから受け入れられなかったことも要因だと思っている。

正直言って、富士フイルムのユーザーに受け入れられなかったX-Hシリーズは、1機種で打ち止めだと思っていたが、富士フイルムは諦めていなかったらしい。それは、ユーザーの裾野を広げる目的もあるだろうが、動画主体のユーザーにはX-Hシリーズの方が向いているとの判断もあるのだろう。

いずれにしろ、X-T4の発売から2年2ヶ月が経過し、そろそろX-T5が出ても不思議ではない時期だが、前回のX-H1とX-T3の失敗を教訓にして、しばらくは動きがない気がする。

少なくとも、今年後半に次の次のX-H2が発売になるまでは、X-T5の発表はないと予測する。

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