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最近になって再び初代GRを使うようになった話

しばらくX-T4の交換レンズXF90mmF2の話が続いたが、今日はコンパクトデジカメの話。

普段のカメラ環境について

私は、普段はスマホ(Galaxy Note S10)のカメラで写真を撮り、休みの日に気合いを入れて撮るときはX-T4を使っている。それ以外には、コンパクト機のPowerShot G7X Mark IIとRICOH GRを持っている。

この辺のコンパクト機が、スマホのカメラの進歩によって出番が減っているのは、世間一般の方と同じ状況だと思う。ただ、そんな中でも最近になってGRをそこそこ使うようになった。

GRをはじめとするコンパクト機との関わり

さて、GRというと、デジタルカメラのGR初代の「GR DIGITAL」は2005年の発売からしばらく使っていた。って、もう15年も前なのか…

あの頃のGRは並のコンパクト機と同じイメージセンサーを搭載していて、「GR」というブランドイメージだけで特別視されてた気がする。確かにアレにはフィルムカメラの頃から根強いファンが居たのは承知しているが、個人的には撮れる写真もコンパクト機と同じようなものだったので、そのうち使わなくなっていた。

コンパクト機と言えば2012年に出たSONYのDSC-RX100は、イメージセンサーが大きくなったことで撮れる画もレベルがちがっていて、発売から数ヶ月後に買ってからよく使っていた。

そして2013年、遂にAPS-Cサイズのイメージセンサーを搭載したGR(ややこしいが、これがこのモデルの名前)が出たときに、「手ぶれ補正機能がないのが欠点だが、欲しい!」と思い発売日に手に入れた。

以来、DSC-RX100は手放したものの、GRはずっと使っていた。(PowerShot G7X Mark IIを買った経緯については、別に書くかもしれない)

GRはAPS-Cサイズのイメージセンサーならではの高画質であり、操作性やレスポンスも良く、まさに「上質なカメラ」として結構愛用していた。

ただ、ここ1年ほどは単身赴任の生活で気持ちの余裕がなく、平日は写真を撮る機会自体が減ってしまった。そのため、GRは単身赴任先に持ってきていたものの、あまりに使わないので充電池が空っぽになるほどだった。

GRの魅力

ところが、noteを始めるようになって、ネタ用の写真を撮るようになって、GRを再び使うようになった。

GRは代々28mm相当の単焦点レンズを搭載しているが、クロップ機能があって35mmと47mm相当でも使える。

初代のGRはマクロが弱い(リコーのカメラの中では例外的に「寄れない」)のが欠点だが、47mm相当にクロップすれば小さい物もそれなりに大きく撮れる。

X-T4は使わないときは防湿のために保存ケースに入れているし、単身赴任先には基本的に持ってきていないので、手軽に持ち出せるGRは重宝している。

それと、何よりもスマホのカメラの「カシャ」というシャッター音が気になる場所でも遠慮なく撮れるのが助かる。

最近は誰も問題にしていないが、このスマホやガラケーのシャッター音が消せない問題ってなんとかならないのかと思う。盗撮防止だろうが、世界でもこんな制限は日本とマレーシアだけって聞いたことがあるが。

そして、GRを使っていると、手ぶれ補正機能を内蔵しマクロ撮影にも強くなったGR IIIが欲しくなるが、今年の冬ボーナスはXF90mmF2に充てられたので、当面は見送りになった。

しばらくは、X-T4とGRとPowershot G7X Mark IIの3台で頑張ろう。

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