手縫いでランチョンマットとコースターば作ってみた- 福岡犬民がおすすめ本を紹介「なん読みよーと?」(16)
【福岡犬民がおすすめ本を紹介】
ワニブックスの電子書籍Twitterの公式キャラ『デジテリア』のいとこが、おすすめの本を紹介するコーナーです。
(ちなみに『デジテリア』は(想像の)犬種なので、名前ではありません。)
第16回目は、「家庭科3だった私がバッグも帽子も小物も100%自分サイズで手作りしました。(著:津田蘭子)」です。
なんだかんだ、料理ば作ってみたシリーズを続けてきたとですけど、今回は裁縫に挑戦した福岡犬民、ぼくです。
一人暮らしの家にミシンって常備されとうもんかいな。どうとかいな。
ぼくはミシンは持っとらんです。学生の頃に授業でした以外、触っとらんです。ダカダカッとぼくの動揺を置いてきぼりにして進んでいく姿についていけんのよね。そして指ば縫い付けられそうで怖か。(縫われたことはなかけど)
そーんな初心者で、ミシン避けたい症候群のぼくが今回作ってみたのは、ランチョンマットとコースター!
『家庭科3だった私がバッグも帽子も小物も100%自分サイズで手作りしました。』を見て作ったんやけど、タイトルがよかろうが。初心者でもやる気が出るばい。
そしてなんと、ワニブックスの電子書籍Twitterの公式キャラ『デジテリア』がね、なんと裁縫が得意やったったい。やけん、布買うところから付き合ってもらったと。
最初はね、布買うとかめんどくさか〜って思っとったっちゃけど、布売り場に行ったらくさ、いろんな柄の布が所狭しとひしめいとうと。ぼくの乙女心(?)が躍動したね。
「えっ、楽しい」
呟いたね。
必要最低限しか買うつもりがなかった布を、三種類も買ったもん。ときめきは財布の紐を緩ませるね。
自分の指ばたまに針で攻撃しつつ、やり遂げたぼくの軌跡ば見ちゃって。
コースター
12cm×12cmの布を二枚用意する。
裏同士を合わせて、1cm内側を縫う。返し口は残しておく。
返し口ぃ? なんじゃそれ。
って思ってデジテリアに聞いたら、縫い付けたあとにひっくり返すために必要らしい。説明されると納得。ちなみに印をつけた赤い線は仕事で使う消えるペン。
ここでぼくは本返し縫いを採用することにして、ちくちくと縫う。糸ばアイボリーにしたけん、よう見えんね。。
当然、デジテリアに見本を見せてもらってからやったけど、一歩戻って二歩進むって感じで、角で曲がるときは混乱したばい。
四隅をカット(三角がとれる)して、表にひっくりかえす。
ひっくり返したあとに角を引っ張り出す目打ち?(これも初めて聞いたワード)がないけん、クリップで代用。
リバーシブルば二つも縫った! これで完成でもいい気がしたんやけど、返し口がまだ開きっぱなしやった。道半ば。。
アイロンをかけて、2mm内側をぐるりと縫う。
縫い目はミシン風にしたいなーと思ったぼくは、ママンにも相談した結果、波縫いで往復する方法をとったばい。
これで出来上がり!
ランチョンマット
42cm×32cmの布を二枚用意する。
裏同士を合わせて、1cm内側を縫う。返し口は残しておく。
コースターと一緒たいね。違うのはサイズ。
比べると道のりが長か~。
うんざりした気持ちで始めたんやけど、やりだすと集中するね。同じ幅でまっすぐ縫うことだけを考えて、もくもくと手を動かす。
精神修行? やりきった後の達成感は爽快やったなぁ。
四隅をカット(三角がとれる)して、表にひっくりかえす。
アイロンをかけて、2mm内側をぐるりと縫う。
クリップの目打ち代用を使って、隅を引き出した。もう慣れたもんよ。
返し縫いの往復も、今まで縫ってきた轍を見れば頑張れた!
積み重ねたもので人は成るんやね。。
どばーん! ぼくのランチョンマットとコースターが出来たばい!
りんごもにっこりしとる。
手縫いで作ると余計に愛着が湧くね。ぼくとしたことが、ていねいな暮らしを始めちゃうかもしれん。
いきおいに乗ったぼくは、バッグも手縫いで作るばい! 楽しみやなあ。
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小物だけじゃない、バッグも帽子も載っとるよ!
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シリーズの始まりとなった第一弾『家庭科3だった私がワードローブ100%手作り服になりました。』!
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