岸田文雄の答弁から学ぶ現代文。

混迷を極める国会の中で、岸田文雄の国語能力の低さが浮き彫りになっている。いや、徹底的に本質から逃げて明言を避け、相手を苛立たせて議論を破壊するあたり、国語能力は非常に高いのかもしれない。
何がダメなのかをまとめてみよう。

1.質問された事に答えない
2.間違った時に謝らない
3.問題が起こった時に改善案を出さない
4.外ヅラは良い

1.質問された事に答えない
岸田文雄の最も醜いポイントはここだ。
例えば、
「岸田事務所にパーティー収益数百万円あったが、今後もやるか?」
という簡単な質問に対し、
「ご指摘のあったパーティーは地元の知事をはじめ政財界の皆様が発起人となって行なったものであって岸田事務所が行ったものではありません。口座の開設やアドバイスは行ったがパーティーは地元の方々の任意団体のものであり、今後も開くかどうかは岸田事務所は判断しないがアドバイスをした事に対して議員より指摘があったことは重く受け止め、今後の方針に慎重を期さなければならないと考えます」

「やるのかやらないのか」問われて、
「慎重を期さなければならないと考えます」と答える。
文字数は多いが現代文のテストなら0点だ。

今回の論点は主催者が誰かではない。
パーティーによって岸田事務所に金が入った事で脱法の疑義がかけられているが、そんな危うい催しを今後もやりたいのか、である。
「疑われてはいるが現行法では罪に問われないのでやります」
「法的には無罪だが確かに危うい部分もあるのでやめます」
のどちらでも答え方としては正解だが、どちらも選ばずに濁すのが岸田文雄。

・重く受け止める
・慎重を期さなければならないと考える
・議論をする事は大切であると考える


これらは岸田文雄が好きなフレーズだが、全て「何もしない」と同義である。
何もしないのに何か熟慮している雰囲気を出せる定型文として、国語の参考書に載せても良いかもしれない。

例文:
母「フミオ、なぜ遅刻したの、遅刻はダメよ」
フミオ「遅刻したことを重く受け止める」

母「フミオ、テストの点数悪いけど勉強しないの?」
フミオ「勉強することは大切であると考える」


岸田文雄は絶対に具体的な行動を明言しない。
それだけは徹底している。彼の中では成り上がるための処世術なのだろう。


2.間違った時に謝らない
人は間違う事があるから、間違ったこと自体はさほど問題ではない。
間違った後にミスを認めて方針転換する決断と行動が伴えば良いのだ。

岸田文雄という男は、何か指摘されたら「◯◯議員ご指摘の内容についてですが」から始まり、1〜2分くらいの長い文字列朗読の後に、
「いずれにしましても、ご指摘を受けた事は重く受け止め、この事について考える事は重要であると、そのように考えます」で締める。
もしくは「この点につきまして、お詫びを申し上げる事は重要であると考えます」のパターンもある。

現代文的に読み解くと、
「重く受け止め、この事について考える事は重要であると、そのように考えます」のパターンは、
重く受け止めたものの、考えるのは岸田文雄以外の誰かであり本人はこの件については考えてすらいないのが秀逸な節回しである。
入試問題にできるレベルだ。

「お詫びを申し上げる事は重要だと考えます」のパターンでも、「一般的にこの場合はお詫びするものだろう」とわかった上で、岸田文雄としてはお詫びはしていないのが痺れる。
死んでも謝りたくない、間違いを認めたくない。
さすがチャイナ大好き北朝鮮大好きの岸田文雄、彼の国の独裁者の思考回路そのもののようだ。


3.問題が起こった時に改善案を出さない
ここからは現代文講座からは離れる事になる。
1の内容と重複するが、言葉遊びをするだけで具体的に何をするのかという案は絶対に出さないのである。
重く受け止めて考えた先の「じゃあ何をするの?」が無い。
例えば裏金問題が話題になったら、過去の真相究明するのも大切だが、
まずは今後起こらないために何をするのかが一般社会では問われる。
水漏れしたらまずは出口を塞いでから原因を特定し解消するものだ。

裏金、脱税が起こらないための方法としては
・現金支払いは認めない(クレカや電子マネーや銀行振込)
・パーティー券購入者の氏名所属を公開
・パーティー券購入、献金も全て電子決済
・裏の取れない収益は例外なく20%の一律課税
これだけの具体案がバカな私でも思い付く。
法整備が必要になるだろうが、立法府なんだからできるだろう。

でも岸田文雄はやらない。
重く受け止めるが決断したくないし行動したくない、責任は取りたくない。


4.外ヅラは良い
国内ではこのようなムーブを繰り返す岸田文雄だが、外国の要人には気前よく振る舞う。
金をよこせと言われれば財布を開いて数兆円渡し、ちょっと話をしに来ないかと誘われればヒョコヒョコどこにでも馳せ参じる。
国の代表の尊厳は微塵もない。
本人は「外国のエライ人にたくさん呼ばれるボクは外交が上手いんだ!」と思い込むが、外国人は日本国内の評価も含めて人物を見定めているので、「岸田文雄はもうすぐ終わるから今のうちに日本の金と権力を絞れるだけ絞っておこう」と考えているだけだ。
世界史を少しでも学んだ人なら、イギリスやフランス、チャイナといった国がどのように他国を支配したかわかるはずだが、無学で教養のない岸田文雄はそんなことも知らない。

強欲で無学で卑怯。
それが岸田文雄という悪人である。

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