見出し画像

"ヴォルフスブルク"という存在


皆様こんにちは。

前回のnote冒頭でも書いたように、僕は3/12に、ブンデスリーガ第24節 ヴォルフスブルク vs ウニオン・ベルリンの試合を観戦しました。

このnoteでは、ずっと夢見ていたヴォルフスブルクでの現地観戦の話をしたいと思います。


拙い文章ではございますが、宜しければお読み下さい🙇‍♂️

(※かなり長くなっていますのでご注意下さい。)





・僕とヴォルフスブルクの話

現地観戦の話をする前に、僕とヴォルフスブルクの思い出を話させてください。
(現地での話だけ見たい方は飛ばして頂いて結構です!)


僕がヴォルフスブルクに惹かれたのは遡ること約8年、小学6年生の頃でした。
弟の影響で2014年のブラジルW杯からサッカーを見始めた僕は、その大会でドイツが優勝したことから、W杯後はブンデスを中心に見ていましたが、特定のチームのファンというわけではありませんでした。強いて言えば、バイエルンを多めに見ていたくらいですかね。

転機となったのは2015年1月、ウィンターブレイク明け初戦に、フォルクスワーゲン・アレーナで行われた ヴォルフスブルク vs バイエルン の試合でした。

試合前、同年1月10日に交通事故で亡くなった元ヴォルフスブルクMF ジュニオール・マランダに向けた黙祷やコレオが行われました。感傷的になった僕は、バイエルンを4-1で破った試合内容も重なり、初めて特定のクラブを応援しようと思いました。

躍進の立役者となったデブライネ(右)とドスト(左)


当時のヴォルフスブルクには、現在世界最高峰のMFとしても挙げられるベルギー代表 ケビン・デブライネや、ブラジル代表のルイス・グスタボ、クロアチア代表のイヴァン・ペリシッチらが所属しており、2014/2015シーズンはバイエルンに次ぐ2位でリーグ戦を終えたり、DFBポカールでドルトムントを破って優勝を果たしたりしました。

が、この頃はまだ他のクラブになびく可能性はありました。
僕に"ダメ押し"をしたのは、2015/16 のCLグループステージ最終節のマンチェスター・ユナイテッド戦です。

CBナウドの2ゴールで3-2の勝利


早朝に起きてリアタイしたこの試合、強豪相手に劇的な勝利を収めてグループステージ首位通過を決めたことで、僕は正式にヴォルフスブルクの"ファン"になることを決めました。
その証拠として、その年のクリスマスに親からヴォルフスブルクのアウェイユニフォームを貰いました。それが人生で初めての、クラブチームのユニフォームでした。(なぜアウェイかというと、ホームが売り切れていたから。)

そのシーズンはCL準々決勝の1stレグでレアル・マドリードを撃破するもリーグでは8位。

さらにここから2シーズン連続で16位と、残留争いに巻き込まれました。もちろんファンを辞めようかと迷ったことは何度もありました。

それでも試合を見続けた僕は、そんなヴォルフスブルクにも愛着が湧いてきて、結局ファンを辞めることはありませんでした。
およそ2年間にわたる苦行(自ら進んで見てたけど)を耐え抜いた頃には、これからもずっとこのクラブを応援していこうという覚悟は決まっていたと思います。

17/18シーズンの入れ替え戦でのクノッヘの決勝点
このシーズンは初めてほとんどの試合をリアタイしてたこともあり、特に思い入れが強い。

 

大学受験生になってからも、もちろん勉強は頑張っていましたが、唯一勉強をせずに楽しめていたのは、深夜や早朝にヴォルフスブルクの試合を見ていた時間でした。


5年振りのCL出場権を獲得した20/21シーズン


しかも、ちょうど僕が受験生だったときは、最終的にCL出場権を獲得したシーズンだったこともあり、気持ちよく試合を見ることができていました。もし残留争いなんかしてたら、ストレスで受験に失敗していたかもしれませんね(笑)



大学に合格してから約2年、僕はコツコツとお金を貯め、お年玉と成人祝いも使わせていただいて、2023年1月、遂にドイツに行くことを決心しました。ずっと夢見てきたヴォルフスブルクの試合を生で見るためなら、貯金がほとんど無くなるくらいのお金を払ってでも行こう、と思いました。


こうして昔から抱き続けていた夢を叶えるべく、2023年3月、僕は一人でドイツに飛びました。





・現地に行った話

さて、長々と自分語りをしましたが、ここからは実際に現地に行ってみたことについて話させて頂きます。

町に到着!

3/12の午後、ハンブルクからICEとREを乗り継いで、遂に僕はヴォルフスブルクに降り立ちました。(ちなみに結構雨が降っていました。)

ヴォルフスブルクは、皆さんご存知の通りフォルクスワーゲンの本社を構える町です。逆に、フォルクスワーゲンの工場以外は特に見所が無く、観光で訪れる人はかなり少ないのでは…と思います。

強いて言えばアウトシュタットとフェーノぐらい。他に行った街にあった市庁舎も有名な教会も城もありません。

ですが目的はサッカーなので全然気にしません!とりあえずホテルに向かいました。ホテルに向かっている途中で、標識の裏や柱に貼られているステッカーにさえも興奮して写真を撮っていました(笑)

ホテルからフォルクスワーゲン・アレーナに向かう前に、かつてヴォルフスブルクが使っていたVfLシュタディオンというスタジアムに寄り道しました。トラックがあるかなり古いスタジアムでしたが、壁に書かれていた絵が結構好きです。


VfLシュタディオンを一通り見て、写真も撮ってからいよいよフォルクスワーゲン・アレーナに向かいます。道中で馬に乗った警察がいたのですが、16/17のHSVとの最終節のイメージがあって少し苦い思い出が蘇ってきました(笑)

歩くこと30分以上、フォルクスワーゲン・アレーナが姿を現しました。この時の感動は何にも形容し難く、感極まって涙が出てきました。

ここからさらに10分程歩いてスタジアムの前に辿り着きました。この道中で、路上でマッチデイマフラーなどのグッズを売っているおじさんにニット帽を勧められて思わず購入。€10でした。


スタジアムに到着!

フォルクスワーゲン・アレーナは、2002年にオープンした3万人収容のスタジアムです。この写真は正面入口で、クラブ関係者とVIPのファンのみ入ることができます。左に進むとファンショップやホームゴール裏(北スタンド)があり、右に進むとアウェイチームの大勢のファンがたむろしていました。

スタジアムに着いてから向かったのはファンショップ。試合前だったのでそんなに荷物を増やしたくなかったこともあり、グッズは翌日買うことにしましたが、本当に夢のような空間でした。日本ではヴォルフスブルクのグッズばかり売っている場所などあるはずも無いので、空間そのものを十分満喫できましたね。
(多分ドイツにもここ以外無い😂)

この建物の1階がファンショップ

ファンショップを出ると、キッチンカーで購入したハンバーガーを食べながらビールを飲みました。この頃は少し雨が弱まっていた記憶があります。開門はキックオフ1時間半前の18時だったのですが、北スタンドの外でクラブマスコットのWölfi とスタジアムDJがイベントをしていたので、それを見ながら18時を待ちました。

 そして18時を回ると、一刻も早く中に入りたいとすぐに僕はスタジアムに入りました。
ボディチェックと手荷物検査がかなり長く感じました。そしてスマホのQRチケットを機械に翳し、階段を駆け上がりました。


スタジアムに入場!

階段を登りきった先には、降り頻る雨により輝きを増す照明と、眩いほどに真緑の芝生が眼下に広がっていました。夢とテレビの中でしか見たことがなかった場所に、ついに来たんだな と実感しました。
ピッチ中央付近には、ピッチ状態を確認するウニオンの選手数名がいたのを覚えています。


特にすることはありませんが、取り敢えず自分の席に行きました。まだキックオフまで1時間以上あったので、席に着いている人はほとんどいません。僕の座席はバックスタンドの最前列で、学生割引で€45(6608円)の座席でした。

バックスタンド最前列からの眺め。近さに感動


スタジアムの外でハンバーガーを食べていたのでお腹はすいていませんでしたが、喉が渇いたのでコンコースの売店に飲み物を買いに行きました。

コンコースには、トイレ、ゴミ箱、売店と小さいグッズ売り場がありました。スタンド間には鉄の柵があり、バックスタンドから北スタンドや南スタンドへの移動はできません。あと基本的にどのスタジアムも、再入場はできないみたいですね。

多くのファンはここでキックオフまで時間を潰していた


売店でコカ・コーラを購入。(一応ヴォルフスブルクのスポンサーでもあります)売店では現金が使えず、クレジットカードか、プリペイドカード機能のあるファンクラブ会員証しか使えないようです。
ソフトドリンクだからなのか、子ども向けのWölfiのイラストが書かれたプラスチックカップでコーラが渡されます。カップはデポジットせず、記念に持って帰りました。


選手が登場!

そしてキックオフの45分ほど前、先にピッチに出てきたのはアウェイチームのGK陣。遅れること約5分、ヴォルフスブルクのGK陣がアップのために姿を現しました。この時間にはすでにウニオンのサポーターはかなり席を埋めており、大声が響き渡ります。(スタジアムのスピーカーでウニオンのアンセムが流れるという謎のおもてなしもありました笑)

スタメン出場のカステールスはゴール前にいましたが、ベンチスタートのペアバンが目の前に!!
ポカールのウニオン戦で低調な出来を見せ、(僕からの)批判の的になった彼も、生で見ると興奮しましたね。

ペアバンの背中


GKのアップ開始からそれぞれ10分ほど後に、フィールドプレイヤーがピッチに出てきました。

僕がいるバックスタンドからは、ベンチメンバーたちのアップをかなり至近距離で見ることが出来ましたね。幸か不幸か、この日はコバチ監督がメンバーを少しいじったことで、バクやルーカス・ヌメチャ、ヴィマー 、(ヴァルトシュミット) らのアップが目の前で行われていました。

もうすぐアップが終わろうという19:15分頃、前節に累積5枚目のイエローカードを貰い、出場停止となったキャプテンのアーノルドと、冬にヴォルフスブルクから対戦相手のウニオン・ベルリンに移籍したルシヨンがメインスタンド前に登場。

ルシヨンはクラブスタッフやアップを引き上げる元チームメイトらと談笑し、花束とパネルを受け取ってロッカールームへ戻っていきました。


そしてキックオフの10分前、照明が落とされて いつも聴いている "Himmer nur du" が流れた後、いよいよ選手紹介が始まります。この間、ホームゴール裏のサポーターは、「土曜日15:30キックオフの試合にしろ」という旨のバナーを掲げていました(笑)

土曜15:30からの試合を求めるウルトラス

ちなみにこの試合のスタメンはこんな感じ。ゲアハルトがヴォルフスブルクでの200試合出場を達成し、キャプテンはアーノルドの代わりにカステールスが務めました。

一方アウェイチームは、クノッヘがスタメン、ベンチにはルシヨンやジーグインといった元ヴォルフスブルクの選手が数名メンバー入りしました。

スタジアムDJによる選手紹介が終わると、ユニフォームに着替えた選手たちがいよいよ入場してきました。僕はバックスタンドだったので、反対側で見ずらかったですが、いよいよ試合が始まるといった高揚感は、絶対に忘れることはできないと思います。

反対側だがボルナウのルーティンも確認できた

もうこの時間には客席はもう結構埋まっていて、両クラブのサポーターたちも気合いの入った応援で選手を後押ししていました。(とは言え他のクラブに比べると空席は多い)


キックオフ!

19:30分、主審の笛を合図に試合が始まりました。キックオフをするスヴァンベリがボールを蹴る前に、ウニオンのベッカーがセンターサークルに入ってしまったのでやり直しになってましたが…笑

前半はヴォルフスブルクが、ウルトラスのいる北スタンドに向かって攻めます。右SBのフィッシャーが何度も目の前を駆け上がる姿には釘付けになりました。

ドイツU21代表のキリアン・フィッシャー

意外にもチャンスはウニオンよりも多く、かなり惜しいシーンがいくつかありました。最初のビッグチャンスは14分、ゴール右斜め前からのFKをスヴァンベリがバーに直撃させます。 アーノルドがいれば高確率で決まっていたゾーンでした。


さらに前半終了間際の44分、マルムシュが抜け出してGKのレノウと1対1を迎えますが、、、ファーサイドを狙ったシュートは大きく枠を逸れます。スタジアムは大きな溜息に包まれていました。このチャンスを決めきれていたら…

(これ以外にも、この試合のマルムシュはプレーの選択ミスが多く低調でした。)

逆にウニオンの攻撃陣は影を潜め、ほとんどゴールを脅かされることなく0-0で前半を折り返しました。

それにしてもウニオンのサポーターには驚かされましたね。試合前からとんでもない声量で、特に、1階席が「Eisern!!」と叫ぶと2階席が「Union!!」と呼応する応援は周りにいたホームチームのファンも思わず動画を撮っていたほどでした。

試合後に選手を鼓舞するウニオンサポーター


ハーフタイムはトイレに行っただけで、それ以降はベンチの選手たちがピッチで行うアップを見ていました。トイレはそんなに混雑することなく、スムーズに済ませられましたよ。


後半が開始すると、ウニオンも徐々にチャンスを作り始めます。特に今季4ゴールのドゥーキがいるので、CKはヒヤヒヤしました。

ミッキー・ファンデフェン
ヤニック・ゲアハルト


後半開始から10分経った頃、クラブマスコットの Wölfi がなんと近くに来ました!
これも1列目の特権なのでしょうか。ツーショットを撮ってもらい、隣が空いていたので数秒の間一緒に試合を見ていました笑

隣に座るWölfi


試合は互いに決めきれない展開でしたが、72分、ようやく試合を動かしたのはアウェイチーム、、、
ギラヴォギがライドゥニをペナルティエリアで倒してしまい、PKを献上すると、ユラノビッチにブンデスリーガ初ゴールを決められてしまいます。僕はこの瞬間、ノーゴールで敗戦という最悪の現地初観戦も覚悟しました。

先制点を決められたユラノビッチ


冬に加入した2人に試合を動かされてしまうあたり、ある意味ヴォルフスブルクっぽいです(泣)


圧倒的にチャンスを作りながらも先制されたヴォルフスブルクは、コバチのブチ切れ采配(←遅すぎ)で81分、カミンスキ、バク、ヴィマー、パレデスの4人を一気に投入。その効果は3分後、すぐに現れました。

84分、中盤でボールを受けたヴィマーが相手をかわしてカミンスキ、パレデスと繋ぐと、折り返しを受けたヴィマーが右足アウトサイドで放ったシュートは、ウニオンのディフェンダーに当たりゴールに吸い込まれます!ゴールの動画は撮れてませんが、それ所ではなく大興奮。この瞬間僕は、翌日ヴィマーのユニを買うことを決めました。

同点弾を決めたヴィマー(中央)

その後はヴォルフスブルクが猛攻を仕掛けますが、あと一歩の精度を欠きこのまま試合終了。

正直勝てていた試合でしたが、現地にいた僕は上位相手に終盤に追いつけたことによる嬉しさの方が勝っていた気がします。そもそも、試合前は負け覚悟でゴールさえ見れればいいかな、なんて思っていたくらいなので(笑)



試合後は選手が引き上げるまでスタジアム内にとどまり、その後ホテルへと戻りました。ライトアップされたフォルクスワーゲン・アレーナはなんとも幻想的。帰り道、警察に誘導されて帰路に着くウニオンサポーターが列をなして歌っており、道を塞がれるといったこともまた一興でした。

歌いながら歩くアウェイサポーター


こちらにブンデスリーガ公式の試合ハイライトも載せておきますね。


公開練習見学!

試合翌日、公開練習を見にスタジアムへ。10時から開始予定でしたが、中々選手が出てきません。(選手が出てきたのは10時半頃でした。)
そのため、先にファンショップへ行きいくつかのグッズとユニフォームを購入。今回購入したのは、前日にゴールを決めたヴィマーのアウェイユニです。目の前でガチャンとネームを圧着して貰うのはたまりませんよね。

ユニはセール中で、€20ほど安く購入できた

そしてファンショップから出ると、急いで練習をしているグラウンドへ。公開練習は、東スタンド(バックスタンド)裏にある、クラブハウス前のグラウンドで行われるようです。この日は試合翌日ということもあり、スタメン組は20分ほどで練習を引き上げ、控えメンバーらがクロスやシュート練習などを行っていました。
他に練習を見ているファンは10名にも満たず、練習が終わる頃には僕とおじいさんの2人だけでした…😇

ヴォルフスブルクの練習場は、高い柵に囲まれていて、ファンサービスエリアなどはなく、柵越しに選手たちの練習風景をまじまじと見ていました。

練習終わり、ランニングでグラウンドを数周する際、僕は買いたてのヴィマーのユニフォームを掲げていると、他の選手が引き上げる中ヴィマーが来てくれました!!写真も撮ってもらいましたが、柵越し…(笑)


スタジアムツアー!

この日の午後、事前にオンラインで購入していたスタジアムツアーに参加しました! が、Twitterでも投稿したように、他の参加者はおらず、ガイドさんとマンツーマンでのツアーとなりました。これまた貴重な経験です…(笑)

スタジアムツアーは写真をメインに載せていきますね。ツイートで紹介したことも再度紹介させて頂くかもしれません。

アウェイチームのロッカー。台はちゃっちいが、ブンデスのクラブで最も広いアウェイ用ロッカールームだそう。
アウェイチームがロッカーを出るとグラフィッチが威嚇
ホーム側の通路のみ鮮やかな緑に塗られている
アウェイ側は白黒だった
ヴォルフスブルクの選手がトレーニングで使えるジム
ホーム側のロッカールーム
入場通路。緑の照明とオオカミの絵が映える
ベンチには椅子カバーがかけられていた
メイン1階は全てVIP席。大半はスポンサー企業に割り当てられており、一般購入は豪華なホスピタリティー付きでなんと€300!!
独占インタビューエリア。別料金を支払ったメディアが独占インタビューをおこなえる。インタビュー中は部屋のシャッターが閉まるらしい。
メディア用ラウンジは正面2階にある
実況解説席からの眺め。見やすい
子供用の遊具。スタジアムには幼稚園・子供預かり所があり、親が試合を見ている間子供は遊ぶことも出来る。有料会員の親は子を預ける際の料金が割り引かれるらしい
アウェイサポーターの愚行を見逃さないための監視カメラ
女子チームのホームスタジアム AOKシュタディオン。
アンダー世代のチームや、トップチームのプレシーズンマッチでも使用される



こんな感じで、1時間たっぷりとガイドの話を聞きながらスタジアムツアーを満喫。写真もいっぱい撮ってもらいました(^^)

スタジアムツアーは、一般のツアーと、試合日に催される特別なツアーもあるみたいなので、次訪れる際は試合日ツアーに参加してみたいと思います!


アウトシュタット!

ヴォルフスブルクの唯一と言える観光名所(?)といえば、アウトシュタットでしょう。

アウトシュタットとは、フォルクスワーゲン本社の敷地内にある自動車のテーマパークともいえる施設です。フォルクスワーゲンだけでなく、他社の車のパビリオンもあり、昔の車も展示されている、車好きにはたまらない場所だと思います。

僕は特別車に興味はありませんが、せっかくヴォルフスブルクに来たので是非行こうと思い、スタジアムツアーの後で訪れました。

チケットは学割が効いて€15程度だったような…。当日のチケットがあれば、何度でも再入場が可能。

車の種類はよく分からないので、適当に写真を載せますね。

新車が格納されている納車タワー
敷地内には小川や緑が多く、自然豊か

車が好きな方はぜひ行ってみてくださいね!!


出待ち!

3/15の夜、最終日何をしようか迷っていた僕は、ヴォルフスブルクの公開練習があることを知ってすぐに電車の往復チケットを購入。


こうしてドイツ旅行最後の日も、ヴォルフスブルクにやって来ました。この日の練習見学には、月曜日よりも多くのファンが来ていました。(とはいえ20人程度。)

練習は11時から始まり、1時間程度で終了。前回訪れた際は誰もいなくてしなかった出待ちを、電車の時間に間に合う13時半までしてみようと思いました。クラブハウスの出口には、僕以外に2人組の青年と、幼稚園~小学生くらいのお子さん2人を連れた父親が、選手たちの車を待っていました。

この2組、週末にシュツットガルトで行われるアウェイゲームにも行くと言っていました。羨ましい…✨

12時半頃から、選手が少しずつ出てきました!出てきた選手は1時間で9人。全員とツーショットを撮れて、夢のような時間でしたね。

クーン・カステールス
リドレ・バク
ヤクブ・カミンスキ
ミッキー・ファンデフェン
オマル・マルムシュ
マティアス・スヴァンベリ
ヨズア・ギラヴォギ
パトリック・ヴィマー


ボルナウだけは他撮りを忘れてしまいました…💦

どの選手もとても親切に写真に応じてくれて、サインをお願いした時も快く書いてくれました!

選手たちはどうやら車に自分のオートグラフカードとペンを積んでいて、お願いしたらそのカードにサインを書いて渡してくれるという…
もちろん僕はそのことを知らなかったのですが、6人目に出てきたマルムシュが「オートグラフカードいる?」と聞いてくれたので知ることができました!!ありがとうマルムシュ!!
(他にも、持参したトレーディングカードにギラヴォギとバクがサインを書いてくれました!)



そしてですね。今季ユニを購入しているスヴァンベリとヴィマーが来てくれたお陰で、ユニにサインも入れて貰いました!!しかもヴィマーからはオートグラフまで貰って。一生宝物にします。

スヴァンベリのサイン
ヴィマーのサイン


最終日、本当に来て良かったです。最高の形でドイツ旅行を締めくくることができ、二度と忘れられない思い出になりましたね。
やっぱりサインやツーショットなど、形に残るものは尚嬉しいです!試合観戦とはまた違った幸せがあるので、現地に行かれる方はぜひ出待ちしてみて下さい👐

ヴィマーからサインを貰ったところでタイムアップ。駅に向かい、ヴォルフスブルクを後にしました。必ずまた来ることを誓って。




・さいごに

ここまで長々と読んで頂いてありがとうございました。

ずっと夢見続けていたヴォルフスブルクの試合を現地で観戦し、選手からファンサービスを貰えて本当に幸せな時間でした。
この旅行を通じて僕は前よりも一層ヴォルフスブルクのことが好きになりましたし、これからもずっとヴォルフスブルクを応援し続けよう、と改めて心に決めました。
そして必ずまた行こうと思わせてくれました。次行くときはアーノルドのプレーと、勝ち点3を見たいです(笑)


ヴォルフスブルクを応援してることに関して、これまで実生活でもSNS上でも、疑問や嘲笑の声を何度か聞いていましたが、誰がなんと言おうが僕の心のクラブはヴォルフスブルクであり、それ以上の存在はありません。これからも、ヴォルフスブルクは僕の人生そのものであり続けます。


最後に、ヴォルフスブルクのチャントにも使われている大好きなフレーズで締めさせて頂きます。お読み頂き、本当にありがとうございました。


Einmal Wolfsburg, Immer Wolfsburg







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?