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【管理栄養士が解説】間食するタイミングはいつが適切?
管理栄養士のあやです。おやつを食べる習慣はありますか?わたしはカロリーオーバーを懸念して出来るだけ我慢するようにしています。でも、食べたいなと思うときはいつ食べるのが適切と言えるのでしょうか。また、どんなおやつが好ましいかお伝えしていきます。
間食の効果
間食を摂ると1日の総摂取カロリーが増えます。この摂取カロリーが消費カロリーを上回ると、余分なカロリーは体脂肪として蓄積されてしまい太るもととなります。しかし、良い効果もあります。気分転換になり、ストレスが軽減される効果や食事と食事の間に時間が空きすぎてしまう場合は間食することで次の食事の食べ過ぎを防ぐことができます。そのため、自分の体調やスケジュールに応じて間食をとることがおすすめです。
間食の目安
1日に摂ってもよい間食のカロリーは約200kcal、糖質量は約10gまでです。おやつの内容は、食事で不足しがちなビタミン・ミネラルを中心に選ぶのがおすすめです。例えばヨーグルトやナッツ類であればビタミンやミネラルが豊富で、血糖値を急激に上げる糖質量が少なくなります。どうしてもカロリーや糖質が高い食品が食べたいときには量を調整しながらとることをおすすめします。パッケージに記載されている栄養成分を参考に、少しずつ小分けにします。
間食のタイミング
間食は、食事と食事の間隔が大きくあくと予想されるときにとることがおすすめです。例えば、昼食が12時、夕食が19時以降となると、空腹状態が続いている身体は飢餓状態と勘違いしてしまいます。そのため、次の食事でエネルギー源となる糖質や脂質を必要以上に吸収してしまうのです。食後2時間を経過した頃には、消化吸収が終わるため上昇した血糖値が下がり、同時に小腹が空いてきます。そこで、間食を摂ると下がった血糖値を安定させ、同時に小腹も満たせます。
一見ダイエットの敵と思われがちな間食ですが、とるタイミングや食べる量、また食品を上手に選ぶことで安心して摂取できます。血糖値を上げにくいおやつの選び方を身に付けて、心身ともに満たされた生活を送りましょう。
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